今週のお軸は
中国明代の人、洪自誠(1573~1619)が明末に書いた人生訓の随筆集、「菜根譚」の前集7項の一節 (さいこんたんと読みます)
真味只是淡
真味はただこれ淡(たん)なり
原文は、「醲肥辛甘非真味 真味只是淡」
意味は
「濃厚な酒、脂っこいもの、辛いもの、甘いものは本当の味ではない
本物の味は淡い味の中にある。
非常に優れて卓越して、他と大きく異なるように見える人は本当に道をきわめた人ではない。
道をきわめた人はごく平々凡々に生きているように見える人である。
本物の味は淡い味の中にある。
非常に優れて卓越して、他と大きく異なるように見える人は本当に道をきわめた人ではない。
道をきわめた人はごく平々凡々に生きているように見える人である。
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夏野菜です