先日は 水屋当番 お台所当番の方が
お道具出しに来られました
お客様は 黒の四つ碗で お水屋の方は赤
色分けしたほうが わかりやすいです
倉庫から出して 湯通し 自分たちの使いやすいようにセットされました
使う人たちが並べないと
本番でわからなくなります お水屋は二人
出す順番も 張り紙で確認
亭主・半東・台所二人で
半東さんは 今日は炉の灰を上げて 掃除をして
お釜の高さを合わせられました
お釜をかけるのは うちの社中は半東さんの仕事
亭主が路地に迎えつけに出たぐらいで
たっぷり濡らしたお釜を 半東さんがかけておきます
にじりを開けた時点で お釜が濡れていないといけません
早くお釜をかけると 乾いてしまいます
口切で難しいのは 炉の中の灰
お釜を上げたときに まだ 周りが湿っているのがベスト
茶壺の口切があって それから初炭です
時間がありますので 灰が乾いてしまいます
霧吹きで 灰を湿らしておかないといけませんね
お水屋当番さんは 今日は庭掃除
蹲は必ずタオルで けっして たわしを使ってはいけません
前に注意したことを よく覚えていらっしゃいました
たわしでこすると せっかくついた苔が取れてしまいます
半東さんは チリ箸を出して 覗き石に
青竹なので 濡れ新聞で包んであります
緑の葉も 入れて・円座や煙草盆の準備
草履も躙り口の 亭主の分を忘れそうなので
外回りは 半東さんのお仕事
簾を上げたり 関守石を動かしたり
打ち水 蹲の水を出したり止めたり
亭主役さんは お点前と問答に集中
亭主はお勤めの方なので ほかの人たちがフォロー
半東さんが 頑張られました
炭手前の炭だけは 先のお稽古の時に
自分で組んで 炭をざるに入れて 水路につけてありました
水が流れて きれいになったころに 私が上げました
明日は 皆さん どんなお料理ができますか 楽しみです
持ち寄りで お菓子は今日届きました
試食させていただきましたけれど
おいしく きれいに作ってこられました