S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

稽古茶事の失敗と反省 そして お茶事の楽しさ

2020-11-19 22:12:38 | つぶやき

先日の口切の茶事で

いつもなら 最初のあいさつの後 初炭なんですが

壺の口切があるからと 逆算して炊飯器のスイッチを入れたはずが

 

亭主のお点前が あまりにもスムーズに進み

粗飯を差し上げます の 挨拶のあと

炊飯器の中はまだお米状態 あちゃ ~~~~

懐石が始まらない

仕方ないから 🙇 朝炊いたご飯で一文字

 

本来 炊きあがらない途中のごはんを付けるのが

一文字 ですけれど それでもまだ しっかり水分が残って お米状態

とても ご飯にはなっていませんでした

 

2回目の飯器で ようやく 炊きあがったご飯を

人数よりも多い目に というはずなんですけれど

やはり ご飯は余分に炊いておくべきですね

ご飯があって よかった

 

最初に ドキッとしましたけれど

お台所のほうは 後はスムーズに進みました

 

中立のあと お釜を上げると

火が消えかけ 何故 ?

種火のおこしかたが少ない

真っ赤に起こすように話はしてあったけれど

いつものお稽古は 私が火をおこすので

あまり気にしていないんでしょうね

 

今日のお稽古は 炉の掃除から始めました

炉中を掃除して 灰をなだらかにして 湿し灰を撒いて

埋め香 3個 これは 練らずにまるいまま

種火のぎっちょ3本をせめて 三分の二まで 火をつけて炉中に

手前の1本を動かしたときに 丁度 五徳の真ん中になるように

種火を入れます

釜をかける前に 霧吹きで 湿し灰を 再度しめらせておきます

それで お客3人が席入りをして 初炭を始めると

丁度良い感じの湿りでした

釜を上げたときに 灰が乾いていると お茶事失敗です

濡れ釜のことも 先生にはしつこいほど言われました

お正客が にじりを開けたときに

お釜が 濡れていないといけないと

 

あなたのために 今お釜をかけましたと言う 無言のパフォーマンス

濡れ釜 一つで お客は 亭主の心意気を感じるわけなんですよね

 

まあ お茶事は 亭主と正客の真剣勝負で

阿吽の呼吸で うまくいったときは

達成感は半端ないでしょうけれど

なかなか そんなお茶事には出会えませんね

 

それでも お茶事は楽しい

今月は あと2回

来月は クリスマス茶会に干支送り

31日は誰も来てくれない 一人除夜釜 

一人でお茶点てて年越しです

 

今年もあと1か月半 コロナで中抜きになりましたけれど

お茶で遊ばせてもらってます

 

 

 

 

 

 

 

 


今週は 栗の上用 久しぶりの上用です

2020-11-19 22:11:55 | 菓子・スイーツ
 
 

久しぶりの上用です

上用は 皮が難しい 膨らみすぎると 蒸しパンみたいになるし

 

 

お饅頭蒸し器で

 

これからは 暖かい上用がおいしい季節です

 

中は こしあんで 栗がはいっています

 

上用は 一度にたくさん作れて楽です

 

求肥は1回に 6個ぐらい

たくさんだと お砂糖と白玉団子を練りこむのが大変