S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

口切のお床 ・・・ 本日お疲れ様で台所にこもってブログ入力

2020-11-23 19:53:21 | 床・軸
 

昨日一日 座る間もなく

8時にジャンボサイズの食洗器を回して  それからお風呂

まだ食洗器に入りきらずに 流しが 惨憺たる状況

みたくないわあ ・・・ というぐらいで 

風呂上がりに ちょこっと横になったら 夜中3時まで寝てしまい

3時から 二回目の食洗器 1時間ほど片付けて また 爆睡

 

7時過ぎまで お寝坊で

透析に行く家族を 送らなきゃいけないのに

お休みだから 勘違い

あわてて ご飯食べさせて ・・・ 祭日で道路はすいていました

 

今日は 台所でエアコン付けて ・・・ 寒くなりましたね

メモ代わりに入力しています

 

こんなことしながら でも お茶事は楽しい

来てくださる方があるのも 幸せ

 

待合の床

 

一見 笑 ?

 

 

関 なんですよ 字が上下に分かれています

門構えが上

不昧公さんの松の字も左右が上下しますから

こんな書き方もあるんでしょうね

 

この時期 皆様よくご存じの関です

 

南北東西活路通

 

極楽寺の西垣宗典さん

鳥取の三朝のお寺で 大徳寺で修行されたとか

 

花は黒文字と家菊

花入れは 九谷金陶

 

本席

門開落葉多

 

東大寺の佐川長老

 

後座

軸を上げて 花入れに

茶壺の紐も間に合いました

心配で もう一つ壺を買おうかとも思いましたけれど

・・・ 先に結んでおくとか ・・・

拝見した壺と違えば おかしいですよね 

 

花入れは 旦那様の作

 

 

花は 加賀の白嶺のつぼみ 先が白くなっていましたけれど

席中で開いてくれませんでした

枝は こばのずいな

 

こうして入れてみると 竹の花入れもいいですね

いつもは お軸をかけるので

お花は横の柱になりますけれど

 

たまには 花だけも ・・・


口切の献立 蘭茶が上手にできました

2020-11-23 17:47:24 | 点心・懐石・料理

いつ何を作ったか 書いておかないと わすれそう

 

待合の香煎は

 

 

蘭茶

今年の春蘭を1~2か月 塩つけして

後は 2~3個づつ ラップにふんわり包んで冷凍しました

 

塩につけすぎると 周りの塩も固くなり

花びらが パラパラになってしまいます

 

 

お向こうは バトウのこぶ締め きゅうりと水前寺海苔

お味噌汁は 白みそと合わせみそ 7対3 ぐらいでした

白蕪と蕪の茎 練りからし

 

煮物碗は

真薯 中に 海老 銀杏 むかご

添えは小松菜と蕪 中が赤い蕪です 柚子

蕪は薄くスライスして 少し湯通ししましたので色が薄くなりました

 

地産地消のお店で見つけました

 

後は 写真無し 

お料理だしながら 茶壺の紐もしなければいけないし

 

焼き物は 鯛の幽庵漬け

炊き合わせは 飛龍頭 銀杏 大豆 人参 ひじき 入れました

          サツマイモ 小松菜の煮びたし

小吸い物は   梅味で松の実

八寸は      柿の大根巻き と ムツを丸くなるとにして塩焼き

           ムツはのどぐろの仲間の魚です

お漬物は     大根漬けとゴボウの漬物と 千枚漬け

後は   頂いた 鞆の浦の鯛みそ と 松阪牛のそぼろ煮を出しました

 

まあ こんなところです

毎日のお買い物の途中で 食材探ししております

お野菜は豊富ですので 心配はお魚だけ

うまく白身があればいいですが


茶壺の口切・初炭で三部達成

2020-11-23 15:47:38 | 道具
 

初座のあいさつの後 お茶壺の拝見で 口切が始まります

 

床の茶壺を 炉の横 道具畳に

ココまでは ほとんどの教科書が同じです

ただ 家は四畳半の小間ですので

自分が茶壺の前に座ると 葉茶漏斗を置く場所がない

 

 

思いついた場所が ここ

踏み込み畳の先

 

ココなら仕事がしやすいです

 

お口覆い お茶壺の拝見のあいさつの後は

歩く場所がないので

先に葉茶漏斗を片付けて

それから 茶壺正面に座り

印を確認して 壺を回してから

お正客様の正面に持ち出しました

 

広間の口切が多いですけれど

そこのところは場所におおじて 変則でいいと思います

 

お茶入れ日記は 自作で

いつものお茶やさんの名前お借りしました

もう40年以上のお付き合いですから ご容赦を ・・・

毎年 干支だけ書き換えてます

 

お茶の葉は 新茶の時期に普通のお煎茶を大量に購入して

壺いっぱい詰めています 

濃い茶の袋は 紙を張って 自分で制作 名前を張り付けています

お稽古ですから 所作だけ 

われながら お茶に関しては まめです

口切は さんべ 伊部 ふくべ 織部 を使うということで

 

初炭で

 

ふくべの炭斗

 

織部の香合

 

横から見るとよくわかりますけれど

下げ髪という形の 作助さんの香合です

 

灰器が伊部 備前焼です

 

これで 三つそろいました

 

灰さじは浄益さんの小判型 でした

お釜は唐犬釜で

 

 

環が変わっています 折釘環というそうです

このお釜専用の環です

 

落ちそうで落ちない ちゃんとお釜が上がります

この環でなければこのお釜での炭手前はできないということですね

 

 


一人茶事の来客までの時間配分は

2020-11-23 11:52:30 | 茶事 茶会

11時のご案内で お客様お二人

10時半を目安に

 

 

9時半に火をおこして

煙草盆用 2個

種火3個 割れるといけないので 1個余分を入れておいて

 

電熱だから 時間がかかります

オール電化の家は お茶をするには不便ですよ

 

 

掃除をした炉に 湿し灰を撒いて

 

埋め香 3個

 

迎えつけの前に 種火を入れておき

 

迎えつけが終わり 茶室に戻ると

霧吹きで 再度 湿らせ お釜を掛けます

もちろん お釜にもたっぷり水をかけて 濡らしておきます

 

躙り口のところに 自分用の路地草履を置いておきます

是すぐ忘れて にじりを開けたら あら 草履がない と ・・・

 

打ち水をするので 濡れるので 最後に出します

 

 

煙草盆に火を入れ 待合に

 

 玄関は 姫リンゴ

 

打ち水をして 少し開けておきます

 

汲みだしを出すまでは 余裕でしたけれど

 

お客様は 路地へ ・・・

 

これから後は 運動会ですので 写真はあまり写しておりません


お茶事に間に合わなかった 腰掛の屋根の修理

2020-11-23 10:38:20 | 茶室・露地
 
 

前日は ゆっくり用意をするはずが ・・・

造園さんが 腰掛待合の屋根の修理に

杉板が 腐葉土状態 苔や シダのようなものも生えてきて 

 

 

明日お茶事なのに 庭が この状態

 

屋根の上が 造園さんで

下で杉板切っているのが 旦那さん

 

この杉板を押さえる青竹がいるからと

 

青竹切りに 山へ

何年振りかで 出かけたら 様子がずいぶん変わって

竹ばかり 竹藪になってました

いぜんは ほんのり日が当たり リュウノウギクなども生えていましたけれど

コクランだけが すごい繁殖していました

 

直径18㎝ ということで

いるときに いつでも切りに行ける竹藪があるのもいいものです

 

この竹を半分に切って 屋根に載せられるそうですが

今日は 間に合いませんでした

 

ついでに 蓋置 灰吹きも作って

箒用の 細い竹もきってきたので 畑で棕櫚の葉5枚

 

 

棕櫚帚も作ってみました

 

 

裏千家は 棕櫚の葉5枚 外に出すのは3本

中に葉が2枚隠してあります

 

 

箒の先は切りそろえないそうです

流派さんによっては きれいに切りそろえるところもあるようですね

 

いろんな細かいところで

それぞれ 流派の違いがあるのも面白いです

 

箒1本見て ? どちらの流派さんかな ? と

 

お茶事前日 外仕事 今夜は 夜なべです

 

おまけのお話 この道具何かわかりますか ?

 

竹を割る道具です

私はまだ太い竹が上手に割れませんけれど

使い慣れると 便利な道具みたいです

 

練習あるのみ