春に届いた許状が コロナでなかなかお渡しできず
密を避けて
少し 終息したらと思っておりましたら
最近 どんどん 増えてきて ・・・
とりあえず お稽古にいらっしゃった方から お渡しすることにいたしました
本当は 表の本床でお渡しする予定でしたけれど
お盆前からの 長雨で 昨年かえた畳にアオカビが発生
エアコンで除湿して 何度も拭くけれど なんとなく 畳が ・・・
茶室なら 5枚ほど 拭けばよいので 小間でいたしました
広盆が床に乗らないので 小さな 長盆で
勝軍木庵 (ぬるであん) 読めませんねえ
地元の塗り師さんで 江戸時代のかた
不昧公のお孫さん松平斎貴から 勝軍木庵の号をいただかれたようです
お茶は 碾茶です
碾茶は抹茶の材料で
湯の中に茶の粉を落として そのままいただくものです
泡は立てておりません
花は白がよいので
芙蓉を切りましたけれど 花が落ちてしまいました
丁度 白の秋海棠が咲き始めましたので
何とか 白の花がありました
お軸は 鵬雲斎大宗匠の賛
画像は今日庵所蔵の土佐光孚の写しです
読みは
今日親しく獅子吼をきく
他時を定めて鳳凰の児となる
作 を なると読むようです
この 利休さんのお顔も お軸によって色々ですね