長板を出して ・・・
先週の紅鉢ではいささか貧弱 という事で
土風炉を出しました ・・・
この土風炉 蔵を壊してから何十年 後ろ向きに収まっていたので
火鉢だとばかり思っていました
火鉢のように大きいです
火窓があってびっくり
昔 お茶をしていた人があったんでしょうかね ?
灰を入れなくてはいけないので
外から じ~~~と 眺めています
気になるのか 周りをうろうろ
鍵しっぽです 何をひっかけてきてくれるのかな ?
飽きたのか 一応確認して 黄昏ています
土風炉の前瓦は赤です
ひびが入りやすいので 底は奉書を敷いた後 瓦を入れて
灰も多い目に ・・・
長板 土風炉なので お釜はちょっと古い いいお釜を出しました
お釜の湯の煮える音が 普段のお稽古釜とは全然違います
12代宮崎寒稚 不昧公好みの 菊割りの釜
3個作られたうちの一つです
火を入れると 周りがかなり熱くなりますので
午前の稽古が終わると 火を落として 温度を下げます
2時間ぐらいが 限界かもしれませんね
1日 ガンガン炭をたくと ひびが入りやすくなりますから
先週の風炉釜は 熱湯で洗って 完全に乾かしてから 片付けます
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