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長次郎七碗 現存するのは三碗だけ 何処にあるのかな ?

2022-08-13 10:14:29 | 道具


長次郎七碗
黒三碗 赤四碗
 
  1.  大黒(おおぐろ)      黒楽茶碗   現存
  2.  鉢開(はちびらき)     黒楽茶碗     消失
  3.  東陽坊(とうようぼう)  黒楽茶碗     現存
  4.  臨済(りんざい)      赤楽茶碗   消失
  5.  木守(きまもり)      赤楽茶碗   破片のみ
  6.  早船(はやふね)     赤楽茶碗     現存
  7.  検校(けんぎょう)     赤楽茶碗   消失
現存する三碗 黒は個人所蔵 出てくることがない5年前に 千宗屋さんの講演を聞きに行ったときに今年 金沢美術倶楽部の100周年記念で大黒が出ますと教えていただきましたけれど金沢まではいけませんでしたお茶会は葉書申し込みで 抽選でしたし
 
 
もう一つの黒 東陽坊 何故か鴻池の所蔵から
鳥取県の三朝町の個人蔵になっています
その流れが いまいちわかりません
 
旦那さんが ガイドでよく三徳山へ行くので
三朝の役場の方も知っているというので
本当に 三朝にあるのか聞いてもらいます
 
見ることはないでしょうけれど ・・・
 
唯一 現存する赤 早船は
昨年 京都博物館の畠山記念館の名品展で見ました
かなりの金継でした
やはり 赤は焼成温度の違いでしょうか
もろいという事ですね
 

 
重いけれど 京都から買って帰った図録の写真です
 
これが早船か と 感動したけれど
もっと感動して 何度も眺めたのが

 




本阿弥光悦の雪峰
この金継の景色が凄い わざと割ったみたいで
すごい迫力でした
 

 
畠山記念館のお茶道具は どれもすごい
 
東博の特別展 茶の湯で見た 伊賀の花入れ
三井記念館の業平 いいなと思いましたけれど
畠山記念館のからたち あれはすごかった
多分 窯傷 高温で焼くので 口が割れたというか裂けたんでしょう
 
今年も京博 いいものが出ますよ
10月8日 ~ 12月4日 まで
特別展 京(みやこ)に生きる文化 茶の湯
 
何が出るかは この続きで


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