一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

風の森峠からの寒風は カレーなる麺食いで完封だ 「入船」 【奈良・御所】 

2013年01月08日 23時18分35秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 入船の「カレーうどん」  御所市 )

 

葛城山麓の裾野に位置する私の住むお隣り御所市の冬も寒い。

五條市と境をなす「風の森峠」

金剛・葛城颪(こんごう・かつらぎおろし)は、

まるで冷凍怪獣ペギラが吐く冷凍光線のように一帯を一瞬で凍てつく世界に変える。

( ちなみに もし上記ペギラを知っていれば相当な怪獣通だ )

 

そういった場所だから 水がきれいで、できるお米は美味しい

奈良の中でも評価が高い酒蔵が市内に3つもあるんだろうな

「百楽門」の葛城酒造  「篠峯」「櫛羅」の千代酒造  「風の森」「鷹長」の油長酒造

 

今の季節、風の森峠を越えて~ 吹く~風は冷たい~♫

夜明けの停車場どころではない寒さだ

そんな寒さを吹き飛ばしてくれる地元御所の名物が、

「入船」のカレーうどん

 

昼どき 東川酒店さんに寄った際 私は、たいていここで麺食いしてる

商店街に人はまばらでも 昼時のこの店にはたくさんの人

そのほとんどの注文メニューが、カレーうどん

 

さすがに地元の人は知ってるな・・・

風の森の寒風にはカレーなる麺食いが一番だと言うことを

(寅)

 


韓国では日本酒ブームなのだそうだ・・・ 嬉しいような歯がゆいような 1/8

2013年01月08日 22時01分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

先日の産経新聞 そして年末見つけた「コリアンビジネスネットワーク」の記事を読んで・・・ 

(私の所感)

韓国では、今空前の日本酒ブームが起きているのだそうだ。 韓国で、前年比70%近い伸びを示している酒類は日本酒だけとのこと。 私は、マッコリを飲んだ時、 すぐに思ったのが、(透明な醸造酒)清酒が、お隣の韓国に評価される日は必ずそう遠くないうちに来ると思った。 意外にもその火付け役は、日本で居酒屋の良さを実感した韓国の人たちが、母国に日本の居酒屋スタイルを持ち帰ったことだと聞いた。  日本の居酒屋スタイルなのだから、客は当然日本の美味しい酒を要求するのは自然な流れで、そこに従来より税率が下がって火が付いたと思われる。  嬉しい話しだが、肝心の日本では、日本酒ブームからかなり遠ざかっている。 レベルの高い居酒屋をはしごすれば、さすがに通の日本酒ファンもいるにはいるが、今の韓国ほどの大きなうねりになっていない。 先日、京都府が議会で、日本酒の条例が可決されたともラジオのニュースから流れてきた。 様々な行事には必ず日本酒を用いること というものらしい・・・  うがった見方をすれば、条例にしなければ使用される酒が、日本酒にならないというのも、何とも複雑な気持ちで、諸手を上げて喜べない。  これほど人を魅了する祖国の飲み物が、どうして広く世間に伝わらないのだろう? ともかくも今は地道に行くしかないのかも・・・ そのうちに新しい若い世代が、日本酒ウェーブを興してくれることを期待しながら。 早く私のブログに書きたいタイトルがあるんだ。 「さぁ、日本酒の逆襲が始まったぞ!」と その日が早く来るといいけど、 これよりも先にたぶん日本のバルイベントが、韓国で流行ると私は見ている。 (一文字 寅)

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以下「コリアンビジネスネットワーク」より抜粋


 12月31日朝鮮日報によれば、韓国で日本酒がブームになっている。日本の財務省貿易統計によると、今年1-10月の韓国向け清酒輸出額は3億3182万円で、前年同期比64%の高い伸びを見せた。輸出先別では米国(27億9946万円)には及ばないものの、香港、台湾に次いで4位に付けた。

 韓国では1994年に日本酒の輸入が解禁されたが、当時は酒税が高く、高級ホテルで細々と販売されているだけだった。しかし、酒税が現在の30%に引き下げられて以降、日本食の浸透も手伝って、最近は日本酒に対する需要が急速に高まっている。

 韓国での日本酒輸入の草分け、韓国月桂冠の徐正勲(ソ・ジョンフン)社長(60)は「韓国で『日流』ブームが起きていることが人気の理由だ。日本文化開放で抵抗がなくなり、3年前から日本酒を扱う業者が急増した」と指摘する。韓国の日本酒市場は、同社が長年独占してきたが、現在では輸入業者が16社を数えるという。

 最初はなかなか日本酒が売れず赤字続きだったという徐社長だが、最近のブームには喜びを隠せない。「韓国の食文化は過渡期に入っている。日本旅行から帰った人が韓国で居酒屋の赤提灯を見ればつい入りたくなる。それに伴い日本酒も売れるようになった。居酒屋を開きたいという起業家も多く、将来は明るい」と話す。日本食を好む人が増えれば、日本酒の消費量も増える形だ。

 日本酒人気の広がりに伴い、高級地酒の味に魅了される韓国人も増えている。しかし、地酒の代表格として知られる「越乃寒梅」は日本での小売価格に比べ3-4倍も高い。小売段階では1本10万ウォン(約1万2000円)を超える銘柄もざらだという。それでも同社には地酒の注文が頻繁に寄せられるという。

 地酒が高いのは仕入れ面に問題があるためだ。徐社長は「地酒メーカーの生産能力が限られるため、海外には卸してもらえず、韓国の業者は日本の小売店で購入して、持ち込んでいる状態で、どうしても割高になる」と話す。

 一方、日本酒と違って伸び悩んでいるのが焼酎。韓国が世界貿易機関(WTO)に加盟するに当たり、ウイスキーに比べ焼酎の税率が低いことが問題となり、ウイスキーと焼酎に同一税率を適用した結果、焼酎に72%という高率の酒税がかかっていることが原因だ。

 徐社長は「日本の焼酎は韓国の焼酎と違う。一度飲んだ人はうまいというが、値段が高すぎる。酒税が下がればいくらでも市場開拓の余地があるのに」と残念がる。

 韓国月桂冠を含む日本酒輸入業者の間では、市場拡大に向け、ソウル市内に日本酒や焼酎の専門販売店を出店する構想もあるという。

 日本の地方自治体の中で日本酒の売り込みに特に力を入れている新潟県ソウル事務所の坂井敦所長(43)は「最近は地酒の需要が増えている。日本料理店が増えていることが背景にある。ステータスブランドとして新潟の地酒が定着しつつある」と述べ、今後も日本酒の売り込みをバックアップしていく考えを示した。