一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

無人島に持っていきたい日本酒は?と聞かれたら 私は「義侠」 1/23

2013年01月23日 23時51分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「義侠」 ) 

 

■2013/1/23(水) 曇

一ケ月ほど前の12月中旬のことだった。 大学病院で検査を受け、会計(支払い)まで200番以上も順番があるので、2Fの売店に行って約20分ほど 読めそうな週刊誌を手当たり次第、ざーっと斜め読みしていると思わず 「あっ 義侠じゃないか えっ漫画に出てる?!」めくりすぎたページをもう一度戻って読み直すとナカナカ筋のいい漫画。 でもなんでこんな週刊誌にこんなi真面目なストーリーの漫画が、連載されているのか、そのアンバランスさを何とも不思議に思ったが、「義侠」の特徴は漫画の中にしっかり紹介されていた。 

明治時代、米価が高騰する中、他の酒蔵が次々と酒販店に値上げを申し入れる中、ただこの蔵だけは、最初の約束通り赤字になっても当初の契約価格のままで酒を供給したことから酒販店から義侠心に厚いということで「義侠」という名を贈られた話しも当然書かれていた。 

「いくら金を積まれたって気に添わない店には卸さないことで知られる蔵」 「一本筋の通った酒」 こんなセリフが、その漫画の中にも次々と出ていた。 その一部分だが持っていたカメラに収めていた。

わかるわかる 「あとはこいつかな~」

 

▼「義侠」についての説明 (新潟県長岡の「地酒サンマート」の文を引用)

 その特上米の「山田錦」を用いて、究極の酒を求めた酒造りから生まれる濃醇でダイナミックな力強い味わいを醸し出す義侠の純米酒は、やはり人気が高く、全国の地酒ファンの間で熱狂的な支持を受け、マニア的なファンの多い銘柄です。

米の良さ、造りの良さが、そのまま反映される義侠の酒は、酒が本来持っている色を残し、香りを求めず、凝縮された米の旨味と、しっかりした酸が見事に調和した、厚みのある奥深い味わいが特徴。義侠の個性ともいえる圧倒的な風格さえ漂わせています。また、義侠の酒は熟成によりその本領を発揮するところがあります。あの奥行きのある深い味わいへと熟成したお酒に、素晴らしさを憶えた方は多いと思います。香味の変化を楽しみながら飲むために、何本かはストックして、常にそばに置きたい銘酒です。

 

▼私の説明はコレ。2年前(2011年2月20日ブログより) 「義侠」山忠本家酒蔵訪問記1~12話

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/ed824021016974ba422a8b4ce5a84ecc

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/a7ea1842e3f94126becdbc5c4a4aca8b

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/9b4d26800b254216670be783dc6372d8

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/8c8181e2b3edae7721610b107836d704

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/81f449e390d81e3bba9acb5af3e37eb7

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/3001acfc414ba29745ad997eb11340ad

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/e5c848ed80535f0ef3b4f1c48ad58eb8 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/cbe84ed701927ab4d1a41df16ccb7368

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/df4638a87b5c276e8d78e41aab113050 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/9e8a3c77644bc3ac68a520f49cdd45a3

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/8231306697faf0e49ebbd16dc3d69a0d

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/4a13d31e94612fe1dfbd2a138f1f91e5 

 

昔までやっていた金賞狙いの酒に背を向けて、 淡麗辛口との決別。 万人受けする酒は作らない。 そこにあるのは、最高峰レベルの山田錦の味を存分に引き出した酒づくりというコンセプト

先日の「山田錦のエメマンを使って作る酒」とは、私が勝手に作ったフレーズだが、エメマンとは、レベルの高いコロンビアコーヒーの中でも最上級の1%ゾーンに贈られる称号エメラルドマウンテンの略

山田錦は数々あれど無除草剤、無除虫剤、無化学肥料で作りつづける東条A地区の山田社長の契約する山田錦は、遠くから見るとすぐわかるのだそうだ。 どういうことかと言えば、 周りは綺麗な稲の姿をしているのに山田社長の栽培地区だけは虫に結構食われ、雑草も多いからだと。 周りの稲は薬で虫食いや雑草は見られないのだと。(これはとても印象的で衝撃的な話しだった。)

 

無人島に持っていきたい酒は?と聞かれたら 香りを求めず、輪郭しっかり 今年の年末も私の答えは同じだろうな・・・  きっと

(寅)