( 篠峯「朝搾り直汲み」吟風 エポックかつらぎ店)
■2013/1/9(水) 晴
快晴の下、昼過ぎに 年明け後、初めて「エポックかつらぎ店」に立ち寄った。
つらーっと並んでいる酒を一通りチェックして
家にもストックがまだ5本ばかりあるし
特に買う必要は無いかな・・
と
板チョコと麺だけをカゴに放り込んで、レジに向かうと 女性店員の
安川さんに「今年も篠峯の朝搾りの予約受け付け始まってますよ ご予約は?」と声をかけられた。
「そうか・・・ 白うさぎの・・・ そんな季節だよね じゃあ、4合瓶1本予約入れといてください。」
2月に私の好きな「雄山錦」の初しぼりが出る前のタイミングで、この
篠峯「初搾り直汲み」雪うさぎ
(麹)五百万石 ✖ (掛)吟風
が出るんだった。
確か配布は、1月後半
昨年並んでいた予約受付瓶のシーンを思い出していた。
(昨年の予約受付 「雄山錦」櫻ラベルと「吟風」)
その「吟風」の酒、昨年受けた印象は、
酸味が利いてほんのり甘さを感じさせる爽やかな味わいだった。
「きれいで上品」 と書いて貼ってあったが
これは、今の「篠峯」のほとんどに言えることだ。
今年は、全国新酒鑑評会で10年連続金賞に王手をかけている年
御所市 千代酒造には、いつも以上に全国から熱い視線が注がれることだと思う。
堺社長杜氏のご出身が北海道
その北海道の酒造好適米「吟風」栽培を主に手がけたのが
奈良の秘境地「十津川村」の移住者子孫にあたる北海道新十津川村の人たち
そういう予備知識を持って味わってみると この酒の印象が一段と深まるのではなかろうか。
私にとっては、篠峯(=葛城山)から「吟風」が吹いて来ると 節分近し
そしてそれは日本酒生酒・シーズン到来の合図なのだ。
(寅)