一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

18年前のあの朝を思い出した今朝、夜には「愛山」という文字が、なぜか心に染みた。 1/17

2013年01月18日 00時00分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

  

■2013/1/17(木) 鎮魂夜

今日は、あの日の朝とは違って 曇り空に不思議と安心感を覚えた

阪神大震災から18年目となる朝だった。

 

もしあの日、生まれた子であれば既に高校3年生にもなっているのか・・・

そう考えるととても長い時間が流れたとも言えるが

あの日の朝の金色の朝焼けと頭上の澄んだ青空のコントラストを私は今も忘れていない。

何も知らずいつもと違ってる雰囲気を感じながら 待てども待てどもバスが来ない

いつもなら渋滞する道に車もほとんど走ってない

時間が止まっている中を一人動いていたような不思議なシーンを今も思い出す。 

 

 

 阪神大震災では、関西の多くの酒蔵が被災した。

私のように日本酒を愛する者にとって とても悲しい出来事だった。

皮肉にも阪神大震災で世に広まった高級酒米が、 「愛山」 (ラブマウンテン)

1年半前 自分はこんなこと書いていたのか・・・

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/1c0e8d51eb12a58b8dd0a279b90c3c32

 

今では、「愛山」を使って日本酒を作る蔵も一時期に比べそう珍しく無くなった。

 今夜立ち寄った「エポックかつらぎ店」

目に飛び込んできた「愛山」という文字は、さすがにいつもより心に染みた。

 

いつまでも 慈しみの 沢でありたい。

(寅)


思い出すのは「明石のたこぶつ」に「信州の「新聞の酒」」 旬の酒場『さむらい』【大阪・西田辺】

2013年01月17日 00時57分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(「明石のたこぶつ」と「信州・瀧澤「新聞の酒」」 )

 

■2013/1/17(木)

今年になってまだ店に寄れていないが、昨年印象に残った店のひとつが

大阪・西田辺 「旬の酒場『さむらい』」だ。

もちろんこのブログにも数度登場

 

私がブログに取り上げる回数が多いほど おすすめ度が高い

ということの表れでもある。

 

昨年この「さむらい」には、 私が西田辺バルへの参加を強く促した。

バル初参加でもあったので、私にできるアドバイスは、させて頂いたが

バルの直後に行った際、 日本酒は「ぱくれん」と新鮮な刺身盛り で 

300チケット獲得を目論んではりきっていただけに200数十の結果に

マスターはアテが外れ、心なしか元気がなかったのを覚えている。

 

私は、「前回578のPiEDRAさんですら、300数十の実績に終わったのだから

きっと前売りチケットがトータルで思うように売れてなかったのでは?!」

とマスターに伝えた。 この店なら300行って何ら不思議ないと

私も思っていたから。 「とりあえず参加店中何番の

集客だったか 事務局に確かめてください」

とだけ言って店を出たのだった。

 

それから暫くして 年末に寄った際 マスターから

「バルの順位ですけど・・うちは、4番でしたわ」

「初参加で4位 よかったじゃないですか~」

(300チケットは行かなかったが、初出場で4番とは大健闘)

「次回のバルでは3番以内になるよう頑張ります」

マスターの前向きな言葉に救われた。

 

私かバル参加にあたってアドバイスさせて頂いたのは初参加となった「月うさぎ」と「さむらい」

「月うさぎ」は長居バルで3番  「さむらい」は西田辺バルで4番という集客実績だった。

他の店に行って聞こえてきたバルで回った中で「よかった店」の中に必ず

この二店の名が入っていて、その評判から 当人たち以上に

周りに高く評価されていて嬉しく思った。

初参加で共に5番以内

上出来だと思う。

 

 

「 「さむらい」ほど 新鮮な魚を美味しい日本酒でリーズナブルに満喫できる店は

そうそう見当たらない」とキタやミナミで飲む時にいつも魚と日本酒が

好きそうな人を見つけてはこの店をすすめている。

 

その「さむらい」 マスターは日本酒に関しては酒屋さん任せとのことだから

たぶんバックについている酒屋が、相当凄い(できる)と思っている。

 

中でも 信州・上田の酒「瀧澤」は、私のお気に入り

写真は、その瀧澤の新酒鑑評会出品酒(大吟醸)のあらばしりと責めの部分を

瓶詰めして 信濃日日新聞で巻いただけのノーラベル大吟醸。

 

これと 新鮮な明石のたこぶつがとても美味しかった。

昨年「さむらい」で撮った中で一番印象に残るカットが実はコレ

年は越してしまったが、今年もこの店で出てくる境港や明石の新鮮な魚と

私も何度も唸った たぶん凄い地酒屋がバックについている日本酒は実に楽しみだ。

 

美味しい日本酒と新鮮な魚をリーズナブルに味わいたい人に

大阪・西田辺交差点から南へ徒歩3分

  旬の酒場「さむらい」

は、一文字 寅 おすすめの店だ。

(寅)

 


「柚子胡椒」と来れば次は「醤油」だよね。本当にしょうゆ~ものさ【奈良・橿原】 1/16

2013年01月16日 00時35分18秒 | Weblog

( イヅツマン「夢ら咲(ムラサキ)」 恒岡醤油 )

 

■2013/1/16(水)  夜話

 

昨日に引き続き、丁度2ケ月ほど前 11月のことになるが、

昨晩の夜話が「柚子胡椒」だったので、

それの関連という意味合いで

今夜は「醤油のお話し

 

「どこの醤油や味噌を使ってますか? 」という質問は、実に興味深くて、

その答えでだいたいそこの家庭の料理の

イメージが湧いたりするものだ。

 

▼ 我が家で使っている醤油は主に3つ。

・普通に一番多く使っているかけ醤油が、大分・臼杵の「フンドーキン杉樽仕込み醤油」

・お吸い物等おすましを作る際に使うのは 兵庫・龍野「ヒガシマルの薄口醤油」

・そして冷奴・卵かけご飯・刺身に使っているのが、今から紹介する 奈良・橿原の「イヅツマン醤油」

 

(奈良県橿原市今井町 ;堺と並ぶ自治都市だった。)

 

こうしてブログを書いていると嬉しいもので

江戸時代の街並みがそのまま残る

今井町(イマイチョウ)の

イヅツマンの

醤油蔵に立ち寄っても

歓迎してもらえたりなんかする。

 

( 空瓶を手に蔵に訪れた恒岡醤油)

 

ここでも私だとわかると 奥さんから

「あ~ ブログでうちのこと紹介していただいたみたいで・・・」

挨拶がわりに まずそんな切り出し方をされる。

 

あれは、夏の熱い日6月のことだったが、「時間ができたので寄りました」と言うと

「じゃあ、そこのおえんに座って涼んでいってください。 お茶でもどうぞ」

TVCM撮影の裏話を聞かせていただいた。 奥のあそこら辺りにカメラを置いて・・・

 

( イヅツマンの手作り本醸造醤油が並ぶ)

「うちのお店がTVCMだなんて・・・ 一度はお断りしたんですけどね~  どうしてもと言われて」

「でもあのCM私は大好きでしたよ。 このCM見たさにサンデーモーニングつけていたくらいですから」と私

 

次の筋にある有名な豆腐店の豆腐をここの醤油「夢ら咲」で頂く 冷奴が最高!!

と私がこのブログで紹介したことをどうもご存知のようだった。

 

醤油やソース・調味料の使い方ひとつで、食べる楽しみが広がるもの と私はよく人に言うが、

醤油というのは、日本酒とも相性が抜群に良く、まさに しょうゆ~ もの の代表なんだ。

 

最後に 半分ここイヅツマン恒岡醤油さんが登場するそのTVCMを紹介して

今夜は終わりたい。 見覚えのある人も多いのではなかろうか。

http://www.youtube.com/watch?v=IQ2Sh5bhReQ

 

(寅)


「柚子胡椒」を見ると 「あうん」の呼吸を感じてしまうんだよな 1/15

2013年01月15日 00時03分06秒 | 向こう見ずな「食べ物」?

( 五島列島柚子こしょう 赤・青  「月うさぎ」 )

 

■2013/1/15(火)夜話

昨年、PCが壊れてこのブログに書ききれず、昨年中に紹介できてない話しが、実はまだ30近くあるが、タイミングを逃して今更、書くに書けないものもあればまだ賞味期限内みたいな話しもある。 寒さ続く中たぶんこれから書く話しは、まだ賞味期限内でいけるだろう。

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先日の今里「酒屋へちかん」しかり遡(さかのぼ)れば北九州小倉・旦過市場の「おでん幸」しかりそして今回写真を掲載している大阪・長居「月うさぎ」しかり、私が、4年ほど前から飲食店にすすめている(普及している)のが、「柚子こしょう」でおでんを頂くというもの。

( その柚子胡椒おでんをアテに飲んだ「写楽」純米酒   長居「月うさぎ」にて)

実は、大阪・西田辺に伝説のおでんカウンター「あうん」という店が4年ほど前まであった。 今現在しげちゃんがやっている「まるしげ」の場所で、前の前がその店だった。 いつも着物姿でカウンターに楚々と立つ女将さんがいて、4年以上経った今でも「このあたりに確か 有名なおでんやさんがあったよね」と言う人がいるほど。

ハッキリではないが、いちげん客お断りに近い感じの店だった。 気に入らない客は、「ごめんなさい。 本日は予約が入ってますので・・・」と言ってやんわり客を選別していたことを後に常連さんから聞いた。私は知らずに入ったと隣で飲んでいる常連さんに言うと「初めてなのによーく紹介なしで入れたな」と言われたが、「なぜか昔から食べることに関しては運がいいんです」と私の答えはいつも同じ。

初めての私が、その女将さんといきなり会話が弾んだものだから まわりの常連客たちは、驚いた様子だった。そのきっかけが実は「柚子こしょう」だったのだ。

「日本酒の燗とおでん  大根・厚揚げ・こんにゃく~」と頼むとその女将さんが、「よろしかったら柚子こしょうがありますけど それでおで゛ん頂いてみます?」と私に聞いてきた。 私はすかさず「へー 柚子胡椒があるんですか。珍しいですね  ということは女将さん、九州のご出身?」と尋ねると 「いえ私は京都の方なんですけどね この秋友人と宮崎の山に登りましてね。 その時の宮崎みやげなんです 」とそれからしばらく柚子胡椒話しになった。

私もそれ以降、逆に柚子胡椒の本場・九州の居酒屋に柚子胡椒でおでんを広めている。 今回これを読んで「私はおでんを辛子でしか食べたことないけど どんな味なんだろう?」興味を持たれた方は是非試してみて欲しい。 このブログが元で柚子胡椒を使う店が増えてくれれば嬉しいというものだ。

案外、大阪西田辺・長居でおでんを頼むと辛子じゃなくて柚子こしょうをすすめる店が多いな~と聞く日が来るかもしれない。

今みたいな寒い日には、特に温まること請け合いだ。 今でも柚子こしょうとおでんの取り合わせを目にすると伝説の店「あうん」の女将さんと会話とた日を思い出す。

「柚子胡椒」を見ると・・・ 思い出す。  「あうん」の呼吸とはこんなことを言うのだろう。

(寅)

追記・・・

( 長崎「五島うどん」地獄炊き こだわり卵と柚子胡椒  「月うさぎ」)

ちなみに「月うさぎ」で出たこの長崎・五島列島の柚子胡椒は、ピリリと効き味鋭く、銀座でも使っている店があるのだとか・・・   五島名物 「五島うどん」地獄炊き、もちろんこの柚子胡椒が、名脇役となっていたのは言うまでもない。

 


雪の朝 二十歳(はたち)は、遠くになりにけり 【奈良・葛城】1/14

2013年01月14日 10時50分20秒 | 「所感」もろっもろ~

( 「二十歳の元気」  伊集院 静 )

 

■2013/1/14(月) 雪

 

明け方は雪混じりで大粒の白い雨 やがてそれは牡丹のような雪に変わった。

▲ ( 昨夜からの雨は今朝から雪になって、山麓に降り続いている )

 

扉を開けると不断の雪に奈良・葛城山麓は真っ白

今年は、今日14日が成人の日なのか・・・

昔は、成人の日といえば

1月15日だったが

 

連休をもらっていながらこう言うのもバチあたりだが

10.10「体育の日」と1.15「成人の日」の指定席は変えて欲しくなかったな

それって 馴染みの店で座る席が変わると落ち着かない気持ちになるのと似てる。

 

( 庭先の柿の古木に不断の雪 )

 

 寒~い雪の朝に広げた「日経新聞」 伊集院 静氏のメッセージ 今朝も見つけた。

 

昨年は、1/9だったんだ・・・ ttp://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/a74a71de54b847305128c4e34b5913b8

 

 ▲ ( 降る雪に山の稜線と空の区別ができないほど)

 

それにしても 雪にかすむこの景色のように 二十歳は遠くになりにけり

(寅)

 


今夜スタートの「dinner」 えぐっちゃんには、コアンドル以上を期待したいね 1/13

2013年01月13日 08時09分50秒 | Weblog

( ドラマチックサンデー「dinner」の告知画面 )

 

■2013/1/13(日)

江口洋介は、私にとってそう多くはない昔から好きな男優の一人

だから結婚相手に彼を選んだ森高千里

なかなかしっかり男を見てるやん

と改めて見直したことがある。

 

えぐっちゃんが、印象的で良かった役柄と聞かれたら

私は、ドラマ「白い巨塔」での里見教授役

 

そして最近では、丁度1年ほど前の映画

甘くない人生に ときどきスイーツ

「洋菓子店コアンドル」

 

伝説のパティシエ(救世主役)を演じていた。

その際 これも凄いと思わせたのが、蒼井優の演技

ケーキづくりと鹿児島弁を猛特訓して挑んだそうだが、そのまま

女優をやめてパティシエールになっておかしくないほどの熱演だと思った。

 

その映画を見てからケーキ屋で、フランボワーズの購入回数が増えたのは、

きっと私だけではないだろう。

 

今回のドラマ「dinner」も 伝説のイタリアンシェフ役のようだ。 私としては

蒼井優とのコンビ再びも期待していたが、倉科カナには、

そんなイメージを払拭する熱い演技を期待したい。

 

「伝説の料理人役といえば 江口洋介」

そんなイメージが定着するかどうかの鍵を

今夜からの新番組「dinner」は握っている気がする。

(寅)


千円札一枚で男の買い物って えてして こんなもんさ 【奈良・葛城】  1/12

2013年01月12日 22時15分20秒 | Weblog

( 私の買い物 )

 

■2013/1/12(土)

よ~く 妻君から呆れられるのが、私の買い物について

今日もそうだった。

 

店に入った時まだ明るかったが、

出てくるとほらこんなにすっかり暗くなっていた。

 

(金剛・葛城の稜線くっきり)

 

私の買い物は、自分本位で実(ジツ)が伴ってないらしい。

自分では、全てに納得して買い物をしてるんだけど肝心で必要なものを外して、

見るからに酒飲みのアテ狙いのような食材ばかりで、「ただの無駄遣い」なんだとか・・・

 

宇和島のじゃこ天、松江のあじ天は、共に昨年

日本酒を飲みに立ち寄った愛媛県と島根県の産。

宇和島のじゃこ天は、包丁で切ってレンジでチン。

これをウスターソースでいただく。

バターは、得意のバターレモンライスを作るため

昼に作ろうと思ったら切らしていたので買った。

柚子胡椒は、おでん、そば、うどんはじめ

あじ天をレンジでチンして食べる時に醤油と共に使うもの。

そして麺好き私の大好物・熊本の太平燕がようやく

全国メーカー(エースコック)から発売。

これはうれしい!

飲んだ後のシメに最適なんだ太平燕。

 

と こうやって書いてみると 確かに自分本位と言われて仕方ないか・・・

しめて850円也 150円のおつり 私としては納得の買い物だったんだけど。

くまモンだったら たぶん 言うよね・・・

「こんなもん」って

(寅)

 


今年の節分も願いを込めて「恵方呑み」、南南東に盃をかざせ【大阪・今里】1/11

2013年01月12日 02時15分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「恵方呑み」メッセージ  酒屋へちかん )

 

■2013/1/11(金) 晴

 

昨年の11/1以来のトリプル1の日は、私の守護数が1であるせいか

昔から不思議なパワーを感じる日でもある。

そんな今夜、再び「今里」に出現した。

 

 「大阪・今里」といえば「酒屋へちかん」

関西の日本酒通からいずれそう言われる日を目指して頑張りましょうよ。」

午後8時丁度に扉を開けた私は、風邪をひいたという金原店主の代わりに

金曜夜に初めて一人で店に立ったという奥さんにそんな話をした。

日本酒には、「千載一遇」且つ「起死回生」の策が残っていると

私が口頭では6年前から このブログでは4年前から

節分に推奨している「節分は恵方呑み」の話を

紹介すること30分。それは日本酒にとって

いいことだと理解を示してくれ、店から

「恵方呑み」メッセージを発信してくれる

ことになったトリブル1の記念夜でもあった。

 

 

ちなみに6年前コンビニで売れた巻き寿司は3000万本

もし日本酒が節分にこれほど飲まれたら言うことなしだよな・・・

さて、「恵方巻」の説明と共に私の推奨する「恵方呑み」 昨年の記載を読み返した。

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/65a14ce83e9c283476d2029678ff9700

 

今回サブフレーズも決まった。

節分は、豆まき、巻き寿司、恵方呑み

「すごくリズムがいいフレーズですね」と言ってもらった。

 

バレンタインデーも ホワイトデーも 恵方巻きも

始まりは本当に些細な発想から始まった人が手作りした記念日

 「人生の運気の元旦」と言われる節分に日本酒で厄払いという組み合わせは

かなり筋が良くて、「恵方呑み」は「恵方巻き」を凌ぐ一大日本酒Dayに成長するかも・・・

なんて 話をしていたところに 店主・金原さんがマスク姿で登場。

 

 

▲金原奥さんおすすめの北上の酒「鬼剣舞」亀の尾

 

実は何年も前に ある奈良県の酒蔵に 清酒発祥の地奈良のPRになるし、

三輪神社で「恵方呑み」一大イベントをしてはどうか

とアイデアを伝えたことがあるが、反応ないまま今に至っている。

機を見て敏に反応する体質であれば、今の日本酒の市場低迷はなかったか・・・

 

 

▲「鯨波」ひやおろしも最後の瓶

トリブル1の今夜、大阪・今里のちいさな酒屋に貼られた1枚のメッセージが

いずれ日本じゅうに日本酒LOVEの鯨のような大きなうねりを巻き起こすかも・・・

と夢物語をひとしきり語った夜は、 

これから、毎年節分前には愚直に「恵方呑み」を発信・提案して

日本酒ファンづくりのきっかけにしたいと私に約束してくれた嬉しい夜。

トリプル1の夜 私は、一足早く「鬼剣舞」で鬼退治

(寅)


他県の蔵元の酒粕も徐々に目につくようになってきた 1/10    

2013年01月11日 00時21分42秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 秋田「雪の茅舎」の酒粕 )

 

今年は出足が遅いと思っていたが、ようやく奈良県以外の蔵元の「酒粕」も徐々に目につくようになってきた。

 

▼山形「楯野川」の大吟醸酒粕

▼山形「上喜元」純米吟醸酒粕

▼鳥取「日置櫻」酒粕

 

「 酒がいいから 酒粕もいい 」 ・・・ごもっとも 

(寅)

 


noshは、麺だけでなく 葛城KUMAFARMの野菜、そしてコーヒーが売りなんだ 【奈良・橿原】1/9 

2013年01月10日 22時55分50秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( nosh パスタセット  近鉄・八木西口駅前)

 

■2013/1/9(水) 晴

昼は、八木西口駅前「nosh」で、麺食いした。

noshという店名は、イギリス英語で「食べること 飲むこと」から名づけたのだとか

 

私が頼んだのは pasta set  トマトソースの方で

この店の売りは、葛城のKUMAFARMの無農薬野菜を使っていること。

KUMAFARMは農家じゃなくて 熊崎さんというスノボのインストラクターさんが

無農薬菜園をやっていてそこから旬の野菜を購入し料理を提供してるのだとか

 

私も 数年前、猫の額(畳10枚)ほどの「風菜園」で作った無農薬の冬瓜や水菜を

西田辺・韓国家庭料理店「ユンガ」で使ってもらったことがある。

(私の場合はもちろん無償提供だったが) とても嬉しかったことを思い出した。

 

私は家庭菜園2級の資格こそ持ってはいるが、

私の作った野菜は、どれもジャイアントで、美しくはなかった

やっぱり本職(農家の作る)野菜の足元にも及ばないなと思ったが

でも ユンガのママ(ユンママ)が一番評価したのが、化学肥料を使わず

害虫駆除に関しても唐辛子希釈液を使うなど無農薬栽培野菜という点だった。

今となっては、なつかしい と食べながら昔のことを思い出していた。

 

 

そして ランチのあとのコーヒーが美味しいので聞いてみた。

「もしかして コーヒーにこだわってるでしょ?

これ南米系の豆ですよね とても飲みやすい私の好みの味だから」

と聞けば

「実は、このエスプレッソマシーンはこの辺では珍しいもので・・・

コーヒーは大阪黒門市場の花田コーヒーという専門店の(南米)ブレンドなんですよ」

とのことだった。

KUMAさんの野菜も トマトソースパスタも 花田コーヒーも味は言うことなし、

パスタ麺の量が少な目なのが、麺好きな私には足りなくてちょっと残念。

でもカウンターだけの店って好きだな

 次に機会あれば、夜にワインでも飲みに寄ってバルしてみたい。

もちろん コーヒーだけでもOKとのこと 一飲の価値あり!

(寅)

 


篠峯(=葛城山)から「吟風」が吹いて来ると節分もそう遠くない合図【奈良・御所/葛城】 1/9

2013年01月09日 21時15分05秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 篠峯「朝搾り直汲み」吟風   エポックかつらぎ店)

 

■2013/1/9(水) 晴

 

快晴の下、昼過ぎに 年明け後、初めて「エポックかつらぎ店」に立ち寄った。

つらーっと並んでいる酒を一通りチェックして

家にもストックがまだ5本ばかりあるし

特に買う必要は無いかな・・

と 

板チョコと麺だけをカゴに放り込んで、レジに向かうと 女性店員の

安川さんに「今年も篠峯の朝搾りの予約受け付け始まってますよ ご予約は?」と声をかけられた。

 

「そうか・・・ 白うさぎの・・・ そんな季節だよね  じゃあ、4合瓶1本予約入れといてください。」

2月に私の好きな「雄山錦」の初しぼりが出る前のタイミングで、この

篠峯「初搾り直汲み」雪うさぎ

(麹)五百万石 ✖ (掛)吟風

が出るんだった。  

確か配布は、1月後半

昨年並んでいた予約受付瓶のシーンを思い出していた。

(昨年の予約受付 「雄山錦」櫻ラベルと「吟風」)

 

その「吟風」の酒、昨年受けた印象は、

酸味が利いてほんのり甘さを感じさせる爽やかな味わいだった。

「きれいで上品」 と書いて貼ってあったが

これは、今の「篠峯」のほとんどに言えることだ。

今年は、全国新酒鑑評会で10年連続金賞に王手をかけている年

御所市 千代酒造には、いつも以上に全国から熱い視線が注がれることだと思う。

 

堺社長杜氏のご出身が北海道

その北海道の酒造好適米「吟風」栽培を主に手がけたのが

奈良の秘境地「十津川村」の移住者子孫にあたる北海道新十津川村の人たち

そういう予備知識を持って味わってみると この酒の印象が一段と深まるのではなかろうか。

 

私にとっては、篠峯(=葛城山)から「吟風」が吹いて来ると 節分近し

そしてそれは日本酒生酒・シーズン到来の合図なのだ。

(寅)

 


ほ~ら僅差だろう、勝負は名前でするもんじゃないってことさ 【奈良・御所】

2013年01月09日 20時07分05秒 | 「スポーツ」何電感電 !

( 別名;奈良のオールブラックス 「御所実業ラグビー部」)

 

「風の森」~「カレーうどんの入船」 と昨年から今年にかけて触れている御所つながり。 日本酒~食べ物と来ているので、次は、「わだきん」ランチ「グリルヨシダ」チキン南蛮の紹介と思われた方もいたかもしれないが、今回は久々にスポーツ。

先日1/7 花園ラグビー場で行われた全国高校ラグビー大会決勝 御所実業高校は、17-14で惜しくも準優勝。 仕事が初出でなければ、花園まで休みを取って観戦に行きたい気分だった。 私の住むところからそう遠くないところにある御所実業は、前身の御所工業と御所東高が併合されて5年ほど前に御所実業となった県立高校。 地域柄製薬学科を持つ珍しい高校でもある。 たまに通りかかると 別名奈良のオールブラックスとも言われる彼らの練習風景を見かけることがある。

県内では、天理高校といつも凌ぎを削り代表を争う日本代表を数多く輩出した奈良の二強だ。

決勝戦前日の新聞各紙で、大阪・常翔学園の生徒たちのコメントを見た瞬間、私は「常翔学園に大きな油断とスキあり」と感じ、もしかすると御所実業の優勝も夢でないかも・・・ そして大差負けはないだろうと思った。

前日の國學院久我山との57-0の大差完封勝ちに気を良くしたのだろう「決勝 御所実業戦では、50点以上差をつけて決勝史上最大の差をつけて優勝しますよ」みたいなおごりのコメントだった。 しかし真剣勝負におごりは禁物だ。

たまたまTVで見ていた役所広司演じる映画「山本五十六」の言葉が重なった。 部下が会議の席で、 「○○など゜恐るに足らず」と息巻いた直後 山本は尋ね諌めた「恐るに足らずとは、何の裏付けを持って言った発言か」

私の持論は「勝負は名前でやるもんじゃない。」 大差なんてのは空気のようなもの。勝負はやってみないとわからない。これは、日本酒でも バルイベントでも通じることだと思っている。 相手や目標を何ら研究も対策もせず、レッテルだけを見て判断して息巻いただけでは、勝てないし成功するはずもしない。

結局 その夜のスポーツニュースでしか見れなかったが、常翔学園はさぞかしヒヤリとしたことだろう。 大阪夏の陣で、圧倒的軍勢で臨んだ徳川家康が真田幸村にひやりとさせられた史話に似ている。

(高校スポーツ) 以前書いた球春に思ったことと類似した話しだなと 思い出していた。http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/e59a8a953166e42580575ae485fb5641

 

もし常翔学園の生徒たちの口から「御所実業も強豪天理を破って勝ち上がってきたシード校、全力でぶつかります」と聞かされていたら 私は御所実業の大差負けを覚悟したかもしれない。

準優勝とはいえ、宿敵天理高校打倒の為に磨き上げたモールトライ 御所実業の戦いぶりは、今一歩で勝ちを逃した真田幸村の戦いぶりに匹敵する 私から「大あっぱれ!」をあげたい。

(寅)


風の森峠からの寒風は カレーなる麺食いで完封だ 「入船」 【奈良・御所】 

2013年01月08日 23時18分35秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 入船の「カレーうどん」  御所市 )

 

葛城山麓の裾野に位置する私の住むお隣り御所市の冬も寒い。

五條市と境をなす「風の森峠」

金剛・葛城颪(こんごう・かつらぎおろし)は、

まるで冷凍怪獣ペギラが吐く冷凍光線のように一帯を一瞬で凍てつく世界に変える。

( ちなみに もし上記ペギラを知っていれば相当な怪獣通だ )

 

そういった場所だから 水がきれいで、できるお米は美味しい

奈良の中でも評価が高い酒蔵が市内に3つもあるんだろうな

「百楽門」の葛城酒造  「篠峯」「櫛羅」の千代酒造  「風の森」「鷹長」の油長酒造

 

今の季節、風の森峠を越えて~ 吹く~風は冷たい~♫

夜明けの停車場どころではない寒さだ

そんな寒さを吹き飛ばしてくれる地元御所の名物が、

「入船」のカレーうどん

 

昼どき 東川酒店さんに寄った際 私は、たいていここで麺食いしてる

商店街に人はまばらでも 昼時のこの店にはたくさんの人

そのほとんどの注文メニューが、カレーうどん

 

さすがに地元の人は知ってるな・・・

風の森の寒風にはカレーなる麺食いが一番だと言うことを

(寅)

 


韓国では日本酒ブームなのだそうだ・・・ 嬉しいような歯がゆいような 1/8

2013年01月08日 22時01分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

先日の産経新聞 そして年末見つけた「コリアンビジネスネットワーク」の記事を読んで・・・ 

(私の所感)

韓国では、今空前の日本酒ブームが起きているのだそうだ。 韓国で、前年比70%近い伸びを示している酒類は日本酒だけとのこと。 私は、マッコリを飲んだ時、 すぐに思ったのが、(透明な醸造酒)清酒が、お隣の韓国に評価される日は必ずそう遠くないうちに来ると思った。 意外にもその火付け役は、日本で居酒屋の良さを実感した韓国の人たちが、母国に日本の居酒屋スタイルを持ち帰ったことだと聞いた。  日本の居酒屋スタイルなのだから、客は当然日本の美味しい酒を要求するのは自然な流れで、そこに従来より税率が下がって火が付いたと思われる。  嬉しい話しだが、肝心の日本では、日本酒ブームからかなり遠ざかっている。 レベルの高い居酒屋をはしごすれば、さすがに通の日本酒ファンもいるにはいるが、今の韓国ほどの大きなうねりになっていない。 先日、京都府が議会で、日本酒の条例が可決されたともラジオのニュースから流れてきた。 様々な行事には必ず日本酒を用いること というものらしい・・・  うがった見方をすれば、条例にしなければ使用される酒が、日本酒にならないというのも、何とも複雑な気持ちで、諸手を上げて喜べない。  これほど人を魅了する祖国の飲み物が、どうして広く世間に伝わらないのだろう? ともかくも今は地道に行くしかないのかも・・・ そのうちに新しい若い世代が、日本酒ウェーブを興してくれることを期待しながら。 早く私のブログに書きたいタイトルがあるんだ。 「さぁ、日本酒の逆襲が始まったぞ!」と その日が早く来るといいけど、 これよりも先にたぶん日本のバルイベントが、韓国で流行ると私は見ている。 (一文字 寅)

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以下「コリアンビジネスネットワーク」より抜粋


 12月31日朝鮮日報によれば、韓国で日本酒がブームになっている。日本の財務省貿易統計によると、今年1-10月の韓国向け清酒輸出額は3億3182万円で、前年同期比64%の高い伸びを見せた。輸出先別では米国(27億9946万円)には及ばないものの、香港、台湾に次いで4位に付けた。

 韓国では1994年に日本酒の輸入が解禁されたが、当時は酒税が高く、高級ホテルで細々と販売されているだけだった。しかし、酒税が現在の30%に引き下げられて以降、日本食の浸透も手伝って、最近は日本酒に対する需要が急速に高まっている。

 韓国での日本酒輸入の草分け、韓国月桂冠の徐正勲(ソ・ジョンフン)社長(60)は「韓国で『日流』ブームが起きていることが人気の理由だ。日本文化開放で抵抗がなくなり、3年前から日本酒を扱う業者が急増した」と指摘する。韓国の日本酒市場は、同社が長年独占してきたが、現在では輸入業者が16社を数えるという。

 最初はなかなか日本酒が売れず赤字続きだったという徐社長だが、最近のブームには喜びを隠せない。「韓国の食文化は過渡期に入っている。日本旅行から帰った人が韓国で居酒屋の赤提灯を見ればつい入りたくなる。それに伴い日本酒も売れるようになった。居酒屋を開きたいという起業家も多く、将来は明るい」と話す。日本食を好む人が増えれば、日本酒の消費量も増える形だ。

 日本酒人気の広がりに伴い、高級地酒の味に魅了される韓国人も増えている。しかし、地酒の代表格として知られる「越乃寒梅」は日本での小売価格に比べ3-4倍も高い。小売段階では1本10万ウォン(約1万2000円)を超える銘柄もざらだという。それでも同社には地酒の注文が頻繁に寄せられるという。

 地酒が高いのは仕入れ面に問題があるためだ。徐社長は「地酒メーカーの生産能力が限られるため、海外には卸してもらえず、韓国の業者は日本の小売店で購入して、持ち込んでいる状態で、どうしても割高になる」と話す。

 一方、日本酒と違って伸び悩んでいるのが焼酎。韓国が世界貿易機関(WTO)に加盟するに当たり、ウイスキーに比べ焼酎の税率が低いことが問題となり、ウイスキーと焼酎に同一税率を適用した結果、焼酎に72%という高率の酒税がかかっていることが原因だ。

 徐社長は「日本の焼酎は韓国の焼酎と違う。一度飲んだ人はうまいというが、値段が高すぎる。酒税が下がればいくらでも市場開拓の余地があるのに」と残念がる。

 韓国月桂冠を含む日本酒輸入業者の間では、市場拡大に向け、ソウル市内に日本酒や焼酎の専門販売店を出店する構想もあるという。

 日本の地方自治体の中で日本酒の売り込みに特に力を入れている新潟県ソウル事務所の坂井敦所長(43)は「最近は地酒の需要が増えている。日本料理店が増えていることが背景にある。ステータスブランドとして新潟の地酒が定着しつつある」と述べ、今後も日本酒の売り込みをバックアップしていく考えを示した。

 
 

1月7日の我が家の朝の定番は「七草粥」  1/7

2013年01月07日 23時11分25秒 | 向こう見ずな「食べ物」?

( 2013年我が家の七草粥)

 

■2013/1/7(月) 晴

 

毎年1月7日といえば、我が家の朝食は「七草粥」が定番

理由あって 今年は「しめ縄の無い」年越しとなり

我が家でこの日の朝にやる「鬼火」

今年はできなかった。

 

「七草粥」は、雑煮と同じく家によって違うが、同じ家でも作る人(妻君)が変わらないのに

年によってその内容が、違ってきているというのが何とも面白いと思った。

 

今年は、七草のうち唯一はこべらだけが庭で調達できたもの、後は八百屋仕入れ

するめ入りで深みのある味に、鈴廣のかまぼこゆずの皮、餅入りだった。

今年のは、七草粥というより なんとなく七草雑炊に近いかなと感じた。

 

昨年 「2012年の七草粥」は、下記のものだった

↓ 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/5c1fa247be1273b9ca9584879eff151a

その中に 2011年  2010年  2009年の七草粥写真も収めていたことに気づき

改めてこの5年の「我が家の七草粥」を見比べてみると楽しかった。

 

さて来年は、どんな「七草粥」

それはちょっと早すぎか

(寅)