<高山不動>
漸く春らしい日和が続くようになりました、と言ってもまた明日は雨だそうですが・・・。
4月18日、待望の孫息子とのハイキングが久し振りに実現しました。
8歳にして、どんどん高い難しい山にチャレンジしている孫息子ですが、偶には婆のエスコートも喜んでしてくれるようです。
Yくん、お付き合い有難うね。婆はとっても楽しかった!おじいちゃんと二人きりよりずっとずっと!
行き先は奥秩父高山不動尊、関八州見晴台(771.1m)。
高山不動は武蔵の高幡不動、下総の成田不動とともに関東三大不動として有名な名刹です。
その裏山にあたる関八州見晴台は低山をわすれさせるほどの大パノラマが開け、感動的です。
西武秩父線西吾野駅に9時集合。飯能から息子家族と同じ電車に合流です。
最高の週末のハイキング日和、西吾野駅はリュック姿のハイカーで賑わっていました。
山道は緩やかな上りですが、道も良く整備され、思っていたよりずっと楽!ルンルン気分のハイキングです。孫も一緒ですし!
今は廃屋となっている萩の平茶屋で一服。萩の平からは道は平坦な尾根道となり、可愛い石地蔵にご挨拶です。
石地蔵から暫くして、白滝への分岐に。行くべきか行かざるべきか、迷いましたが、涼を求めて寄り道することにしました。
ここが一番山道らしい山道で、折角登ったのにドンドン下っていきます。さぞかし立派な滝かと思いきや・・・。
あれ?これでも滝?でも孫は下まで降りて楽しそうに水遊びです。私はちょっとがっかり。だって往復4、50分はかかりましたから。
元の分岐点に戻り、15分も歩けば高山不動の境内に。
境内には樹齢800年と言われる大イチョウの木があります。
露出した根に乳房状の根が垂れ下がっていて、それが祈願されたことから、「子育てイチョウ」と呼ばれています。
この立派な大イチョウの木、秋になり黄色い葉に覆いつくされると、さぞや美しく圧巻であろうと想像しました。
不動堂常楽院は急な階段を上りきったところにあり、古色蒼然、荘重な佇まいです。
ご本尊は国の重要文化財に指定されている木造軍茶利明王(ぐんだりみょうおう)。しかし姿は見えず。
後で分かったことですが、4月15日のご開帳以外は収蔵庫に安置されている秘仏だそうです。
よくよく考えてみれば、拝めると思っている方が可笑しいですよね。
山奥の雨ざらしのお堂なのですから、そんな大切な国の重要文化財を置いておけるわけがありません。
ここまで歩き始めて休息込みで約3時間。ここにはトイレもあり、しばし休息。
いよいよ奥の院のある裏山、関八州見晴台へ向かいます。
<続く>
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