前回の続き後半です。
まずは山頂からの展望をご覧ください。
<左奥が八ヶ岳方面。真後ろは烏帽子岳>
手前の山が湯の丸山北峰2099mです。ここに三角点があるらしいです。
後方右が四阿山(あずまさん)、左が根子岳。四阿山も根子岳も、そしてこの湯の丸山も沢山の高山植物に出会えます。
<四阿山の右側が白根山、さらにその右側が本白根>
そして↓の画像には夫も私も驚きました。
二人とも全く気づかなかったのですが、なんと雲の上に槍ヶ岳がみえているではありませんか。(矢印)
やはり北アルプスの山々は高いです!手前は烏帽子岳。
山頂で45分のランチ兼休息タイム。いよいよ下山です。烏帽子岳に登るには一旦鞍部まで大きく下り、また登り返します。
が、鞍部まで来て烏帽子岳を見上げ、気持ちが萎えてしまいました。や~めた!
急登なので私の足では往復1時間はかかりそうです。体力の限界。
少々未練を残しながら地蔵峠目指して下っていきます。
と言っても、この鞍部からはアップダウンの少ない歩き易い平坦な樹林帯の道です。
<秋です!>
突然目の前に広い湿原が現れます。ススキがゆ~らゆ~らと秋風に揺れる臼窪湿原です。
振り返ると今登った湯の丸山の穏やかな山容が目に飛び込んできます。
<臼窪湿原と湯の丸山>
下山し、登った山頂を見上げる一瞬も、山頂に立った瞬間と同じぐらい、山登りの醍醐味と達成感を味わえる至福のひと時です。
殆どのハイカーがもと来た道を引き返しいました。こちら南山腹の山道では誰にも会いませんでした。
展望はあまり良くないので、烏帽子岳をパスするのであれば、引き返したほうが楽しいかもしれませんね。
少々回り道をしましたが、休息タイムも含めて4時間15分のハイキングでした。
そうそう、恐れた風は殆どありませんでした。天気予報も当てになりませんね。登って本当に良かったです。
湯の丸山山腹で見かけた高山植物です。夏の名残のお花でしょうか。
イワインチンというキク科の植物です。
この湯の丸山では山頂付近にに生息するイワインチン群生地の保護活動を行っているそうです。
こんな立て看板がありました。
<ヤマハハコ>
<ミネウスユキソウ>
<オヤマリンドウ>
<マツムシソウ>
<アキノキリンソウ>
3回にわたり、今回の信州旅行にお付き合い下さり有難うございます。
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