今年5月から約5ヶ月間の予定で、わがマンションは給排水設備改修工事が行われています。
実際に工事が始まるまでいろいろ話し合いや業者の入札、選定が行われ、3年ぐらいかかったでしょうか。
夫も修繕委員に選ばれ、少しはお役に立ったかと思います。
当マンションは今年の12月で丸36年経過する地上5階建、54戸の中堅マンションです。
マンションの給排水管も人間の血管と同じ、30年以上になると老朽化により錆や腐食が生じてきます。
大きな水漏れや管の破裂が起こる前に取り換える必要があります。
給排水管を取り換えると同時に現況の高架水槽方式から直結増圧給水方式に変更されます。
よく問題になるのが、受水槽、高架水槽(屋上に据えられた水槽)の清掃が不十分なため、
各戸に流れるお水が不衛生。私は水道口から直接生水を飲んだことはありません。
いつぞやはTVで水槽に浮かんだ鳥や虫の死骸が映し出されました。吐き気がしましたよ。
直結増圧給水方式は受水槽も高架水槽もなくなるので、そんな心配はありません。
東京都のお水が美味しいかどうかは別として、じかに飲めるようになるでしょう。
6月からは順次縦割りで各住戸内工事が始まっています。
各住戸内工事は5日間、排水管工事はタテ系統ごとの工事なので、工事日の変更はきかず、
在宅が義務付けられる上に、生活面で様々な制約が生まれてきます。日中は断水となります。
壁、床解体のため、洗濯機、洗面化粧台は取り外され、5日間お洗濯はコインランドリー使用。
日中トイレの便器も移動、用足しは敷地内に設置された簡易トイレを利用することになります。
温水器も取り外され、後半3日間は入浴不可、銭湯を利用をしなければなりません。
この酷暑の折、少々憂鬱ですね~。
そして何よりも嫌なのが騒音です。すでに毎日悩まされていますが、耳栓をして対処。
しかし耐えているのは私だけではありません。住人全て!我慢我慢!
マンションの資産価値を守るため、あげるために必要不可欠な工事なのですもの。
作業範囲内のお片付けも大変でした!
棚の物を全て出します。この洗面台を別の部屋に移動させるそうです、便器も
トイレの棚にこんなにたくさんの物が収納されていました。断捨離の良い機会です。
こんなものまで出てきました。消費期限切れの非常食!食べてみましたが、結構美味しかったです。
明日から工事開始、我が家は今しっちゃかめっちゃかです。
夫婦そろって在宅する必要はなく、どちらか一人がいればいいのです。
ストレスがたまらないよう、交代で出かけましょうと話している今日この頃です。