毎年のように梅雨の終わりごろになると大雨、洪水の被害が発生します。
今回の静岡熱海での土石流には3・11の津波を思い起こさせるものがあり、背筋が寒くなりました。
なんという恐ろしい光景でしょう!
重たい土石が車や建物を飲み込んで流れていく様はこの世の物とは思えません。
犠牲になられた方へ哀悼の意を表すとともに、行方不明者の方々の無事を心からお祈りいたします。
伊豆山にある伊豆山神社は昨年3月、ゴルフお泊まりの帰路、友人と立ち寄った場所です。
<本殿>
鎌倉幕府初代将軍源頼朝と北条政子の恋の舞台としても有名で、恋愛のパワースポットにもなっています。
<頼朝と政子の腰掛石>
伊豆山浜からは確か800段を越す急な階段があったと記憶しています。
熱海は急斜面に家々が建ち並び、風光明媚な温泉保養地。関東の人間には身近な場所です。
そんなところで起こった今回の災害、言葉もありません。
今回の土石流で伊豆山神社は被害には合わなかったようですが、
土石流は伊豆山神社付近の谷筋を流れ、国道135号まで達したそうです。
近隣にお住いの皆様はどんなに怖い思いをなさったことでしょう。
コロナウィルス等の疫病も恐怖ですが、まだ人間の英知で抑え込むことは可能です。
しかし自然の脅威には人間はどこまで抵抗できるでしょうか?
自然は人に喜びと癒しを与えると同時に、恐怖と甚大な悲しみをももたらします。
毎年毎年繰り返されるこの悲劇、コロナ禍ではいっそう辛いものがあります。
被害に遇われた皆様にお見舞い申し上げるとともに、一日も早く普段の生活に戻れますようお祈りいたします。
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