世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

どこにでも潜む危険

2022年04月26日 | 日常の生活

本当に最悪な海難事故となりました。

楽しいはずの旅行がこんな形で終わるなんて、何ということでしょう。

ずさんな安全管理で多くの大切な命があっという間に奪われてしまい、許せません。

午後1時にはウトロの港に帰港する予定であったにも関わらず、その時間にはまだ知床岬の先端近く。

連絡が入ったときには、もうすでにかなり危険な状況ではなかったのかしら。

もっと早い段階でSOSを出していれば、救える命があったかもしれない。

その場の乗客の不安と恐怖を思うと胸が張り裂けそうになります。

事故が起こって早三日。どんな形であれ、一日も早く冷たい海から家族のもとへ返してあげたいです。

 

私も10数年前の北海道旅行で知床遊覧船に乗りました。

ただ写真を観るとオーロラ号というもっと大きな船で、乗船時間も1時間半。それも夏。

カシュニの滝までは行っていないようです。揺れも少なく快適な遊覧だったと記憶しています。

海に囲まれた日本!どこへ行っても遊覧船は観光の花形です。

皆さんもきっと長い人生、旅行中に何度も遊覧船に乗った楽しい思い出がおありでしょう。

私はもともと金づちなので船はあまり好きではありませんが、そんな私でもです。

今思えばアメリカナイアガラの滝の遊覧船などは、ゾッとします。

レインウエアーを渡されただけで、ライフジャケットなどなかったですよね。さすがアメリカ、アバウトです。

日本では山口県長門海岸国定公園の青海島観光汽船。

日本海の波も荒く、小さな船でよく揺れ、波しぶきを被ったのをよく覚えています。

数十年前、子供たちがまだ小さかったころのお話です。

 

危険はどこにでも潜んでいます。

楽しみや喜びを享受するにはある程度のリスクは覚悟しなければならないかもしれません。

船に乗っても車に乗っても電車に乗っても思いもやらぬ事故に遭遇することはあります。

飛行機は墜落する危険性があり、山では滑落、遭難あり。

車を運転しての事故や、山での滑落遭難はある程度自分にも責任がありますが、

公共の交通機関では会社、運転手を信頼し、命を預ける形になります。

これからの行楽シーズン、どうか安全管理を徹底していただき、

このような事故が二度と起こりませんように。

突然幸せな人生を断ち切られた26人の乗船者、残された家族のためにも!

コメント (2)
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