2017年年間ベストセラーとなった佐藤愛子さんのエッセイ。
当時かなりの評判だったので、お読みになった方も多いと思います。
図書館でも順番待ち。ところが突然友が「読む?」といって渡してくれた。
彼女は「当たり前のことが書いてあってつまらない、半分まで読んだけどもういいわ~。読んだら好きにして」と。
そういわれるとあまり読む気がせず、しばらく放っておいたのだが、先日から読み始め。
「面白いじゃないの~」というのが私の正直な感想。
字も大きくとても読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。
現在95歳、このエッセイを書いているときは91歳だったかもしれない。
なかなか言えないことを堂々と発信、実に痛快でクスクスと笑いがこみ上げてくる。。
流石大作家!読者をぐいぐい惹き付ける書き方で、ブロガーとしてもとても参考になる。
なんて言うとおこがましいと言われそう。
しかし佐藤愛子さんだからこそ認められる毒舌、愛子節。
これを一市井人である私がブログ上でやったら炎上間違いなしだろう。
そうそうと膝を叩きたくなるほど納得する部分が多いこのエッセイ。
なかなか言い出しづらいモヤモヤとした思いを一気に代弁してくれる愛子女史にアッパレ!
読み終えて、してやったりというスカッとした気分。予報に反する今日の突然の晴れ間のように。
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最近 本を読むスピ-ドが落ちて今読んでいます本もなかなか読み上げられません。
原田マハさんの「翼をください」。
とても弾きこまれますがすぐ寝る前に読んでいますから睡魔に襲われます。
この御本 一時よくブログにも書かれている方が多かったですね。
いちど読んでみたいなぁ~って思っています。
読んでいてすぅっ!!っとしましたか?(笑)
でもこの本は読書というほど固くはなく、さらりと読めます、くすくす笑いながら。
よくぞ言ってくれました、愛子さん!
そう思う個所がたくさんありました。
でも佐藤愛子女史と私は二回り近く違うんですよね。
彼女の心境に至るのはまだ少し早いかなと思ったりしています(苦笑)。