今人気の川崎工場夜景スポットを回る「はとバスツアー」に参加してきました。
毎週土曜日運行される人気ツアーです。
昨夜はお天気も良く風も無し、月の光に照らされ、絶好の夜景日和でした。
この川崎工場夜景の人気の火付け役は「ブラタモリ」だそうです。
その放送があった直後、このツアーには800人もの応募があったとか。
メディアの力って凄いですよね。
16時20分、東京駅丸の内南口、はとバス停から出発。
<さすがはとバス 乗務員の教育がよくできています>
まずは川崎キングフロント 東急REIホテルで夕食を頂きます。
このホテルレストランテラスからも多摩川を挟んで東京側羽田方面の夜景がとても奇麗でした。
ここから川崎工場夜景ナビゲーターのお二人が同乗し、いよいよ夜景観賞の始まりです。
最初に訪れたのは根本造船所。造船所と言っても今では修理がほとんど。
運河の向こうに見えるのは旭化成の工場群。
2019年リチウム電池の開発でノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏は、
この地で20年間、ここでお仕事をしていらしたそうです。
偉大な技術者を生み出している川崎です。
次に訪れたのは、今回の夜景ツアーのハイライトともいえる市営埠頭(日本触媒、ENEOSほか)
ここの工場夜景は最高でした。
神奈川臨海鉄道(貨物運輸専用鉄道)の線路と工場の灯のコンビが美しい!
これは決して観光のための光ではなく、実際に稼働している光なのです。
昼夜問わず多くの方々が働いて日本を支えている光です。
丁度前日が今年最後の満月。月の輝きと工場の光がマッチして言葉にはならない感動です。
夜景ナビゲーターの方がこれぞ「荒城(工場)の月」と仰り、一斉に拍手です(笑)。
フレアーと満月とはとバスとのスリーショット、いい感じです。
<私の指から炎が・・・・・>
ここを最後に工場の敷地内に入るのは終わり、後は遠望です。
次の観賞場所は川崎マリエン展望室(10階)からの360度の夜景。
マリエンの正面玄関はクリスマスイルミネーションに飾られていました。
いろいろ説明がありましたが、ガラス越しですのであまり良い写真は撮れません。
天望室中央には大きなジオラマがあり、今まで観賞してきた工場や道路の丁寧な説明。
埋め立て地にどんどん拡げられていった工場群、それゆえ運河も沢山あり壮大です。
なかなか面白い展望で、是非またお昼間に訪れてみたいと思いました。
最後に訪れたのは東扇島東公園(ENEOS 京浜運河 川崎港 東京湾)。
ここでは京浜運河と対岸の工場夜景を楽しめます。
この日は冬の夜にも関わらず、思ったよりずっと暖かく心地よい眺めでした。
夏は夜風に吹かれて工場の夜景を見ながらロマンチックな気分になれるかもしれませんね。
最後は高速を走る車窓から、右に左に大迫力と美しい工場夜景が見られます。
私には工場の灯がクリスマスイルミネーションのようにも思われました。
車窓からゆえ写真は無理ですが、こここそイチオシの素晴らしい夜景でした。
バスも高速道路でありながらゆっくり運転、静かな音楽まで流れるという心憎い演出。
高速を降りてからは銀座、丸の内の夜景を眺めながら9時20分東京駅着。
思い出深いバスツアーとなると同時に、はとバスツアーの便利さ、良さを知り、
これから積極的に利用しようかなと思っています。
かなり雑な説明になってしまい申し訳ありません。
実際はもっともっと詳しいガイドでしたが、専門用語も飛び出し、よく覚えていません。
画像は全てスマホとデジカメからです。