夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

色々考えながら久しぶりにウォーキング

2020-04-03 14:18:59 | Weblog
天候不順でしばらく週一のウォーキングをしてなかったので再開しました。空は霞んでいますが快晴です。定例の新幹線車両センターは災害復旧のダンプカーが走っているだろうと今日はもうひとつのコース、隣の信濃町です。空気は明らかにこっちの方が澄んでいます。


足元に点々とフキノトウが出ていました。


帰りに少しだけいただいてきました。


久しぶりなので一周4㌔をのんびり写真を撮りながら散歩ペースです。
途中、小川の縁に見えたのはもしかするとリュウキンカかな?


黒姫を借景にした小川です。


ネコヤナギは小川と名コンビ。


こんな真っ直ぐな道があります。遠くに見えるのは志賀高原の山並み。きれいな空気を吸って肺の中が綺麗になっていくのを実感します。


さっきはまだ鳴き方が下手なウグイスの声が聞こえましたがここで上空からヒバリの賑やかな声。


そろそろ田んぼの準備が始まります。


歩き終わっていつもの場所で黒姫の湧き水を飲んでタンクに給水。23リットルは重い!


帰り道は経路を変えて前から気になっている場所へ。


最近放棄した田んぼです。


一段下の田は雑木が生えています。


その下の田は雑木林と化しています。


更に下の田は一面のススキです。


道を挟んだ反対側の田んぼです。

上の田はまだ使われていますが下は放棄されて枯れ草に覆われています。

田んぼは自然と共存して食料を生産してきた場所ですが、一旦放棄するとたちまち開墾前の姿に戻っていく過程が鮮明に見えます。
大自然の力って実に強大です。

どうですか、放棄した田んぼが自然に還る姿も含めて渋谷のライブカメラに映し出されている風景と全く違うでしょう。

今回の新型コロナウイルスですが、前から気になっていたことがあります。テレビの旅番組で頻繁に紹介されてきたヨーロッパの伝統的都市って、何か違和感がありませんか?。草が一本も無いんです。道路は舗装か石畳で、土がありません。欧米人(嫌な表現)は牧草と芝生以外の草が大嫌いなんでしょうか。川も濁っていて何が沈んでいるか、得体が知れません。
ニューヨーク市はその典型で、真上を向かないと空が見えないという異常な空間です。

的外れかも知れませんが、今回ウイルスが一気に広がり多くの人が感染した地域に共通しているのは、土と草がほとんど無い点だと思うのです。
その点私の地元は標高2千メートルを越える山と透き通った川と田園、むき出しの大地には様々な草。盆地は別としてちょっと郊外に出ると澄んだ空気。私も含めて喫煙者は空気が澄んだ場所ではタバコがうまいと感じます。都市部はウイルスやタバコ以前にありとあらゆる得体の知れない物質が漂っているのは間違いありません。

今回の騒動は人類が自然界の摂理に逆らって経済最優先で暴走してきたツケが一気に回ったのではないでしょうか。
言いたいことが山ほどあってうまくまとまりませんが、田舎の爺のひとりごとです。

わが町で最も景色がいい場所です。

コメント
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