夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

16ミリ映写機改造とArriflex用フィルター

2020-06-26 15:57:50 | Weblog
ELMO 16CL XENON のテレシネ改造は続きます。
ランプユニットの窓が光軸に対してずれているのに気が付きました。


思い切って大きな角穴にしちゃいました。


プリンターのインクを買いに文具店に寄ったらこんなのがありました。ランプの光を拡散させるスクリーンに使えそう。

店の蛍光灯に透かして見たら良さそうな感じ。

切り抜いて前にファイルの表紙で作った物と比べるとこの方(右)が演色性が良好です。


ランプユニットの窓にアルミテープで貼りました。


さっそくテスト。


映写レンズを外してアパーチャーを覗くといい感じです。


ファンでランプが冷えすぎないように対策しないと。得意のアルミ板を使います。


これでいいとしましょう。


我がArriflex16Sですが、使いたいフィルムは"KODAK トライ-X 白黒リバーサル フィルム 7266" ですが、このフィルムは露光指数200という高感度。先日SEKONICの入射光露出計で直射日光の下、順光で露出を測定したらF32ととんでもない値です。Arriflexのシャッター速度は24コマで1/48S、通常シネカメラはシャッター速度は変えられません。
1/8NDフィルターが必要です。
ここで思い出したことがあります。Arriマウントのレンズは後球部にゼラチンフィルターを入れる構造のはずです。


リングでフィルターを挟む仕掛けです。


確かB&H70DRの付属品にゼラチンフィルターがあったぞ。


色々あります。


ND 0.3ってのがありました。でも残念なことに小さくて使えません!


これはタングステンフィルムを野外で使う場合の色温度変換フィルターです。NDのこんなのがあれば使えるんですがねえ。


私のArriflexはレンズが9.5-95mm、前玉のフィルター径は86mmです。この径のND8を探します。
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