夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今の先の読めない時代に一筋の光

2023-10-29 18:42:50 | Weblog

世界も日本も状況は悪くなる一方です。

裏で問題があったとしてもあの明るかった70年代に青春を過ごした世代には真逆の時代。

世界各地で紛争は絶えず国内も腐りきった政治体制が続いてお先真っ暗。

そんな中で、昨日はプロレスリング ノアの福岡大会がありました。

中嶋勝彦選手が他団体へ移籍する前の最後の試合は潮崎豪と組んで相手は杉浦貴と丸藤正道のタッグ戦。

普通に考えればご祝儀で中嶋選手に華を持たせて勝利、でしょうがそこは一味違うノア、中嶋は負けました。

メインイベントは GHC ヘビーのベルトをかけてチャンピオンジェイク リー対挑戦者拳王の白熱した試合。

体格、実力共ジェイクが絶対有利と思われましたが、結果はジェイクがタップして拳王が勝利。

終わるまで結果が読めない凄い試合でした。ほとんどアスリートの世界です。

この先の見えない閉塞した状況に、一筋の光を見た思いがしました。

私が頻繁に見ている YouTube チャンネルに「一月万冊」と「伊達一詔」その他があります。

その中で、一月万冊と伊達さんのチャンネルの政治談議で「プロレスやってる」「プロレスだ」という表現があって引っ掛かりました。

プロレスには様々な団体があって、プロレスごっこと公言している団体からお笑いプロレス、アスリートに近い試合を見せてくれる団体まであります。

私が支持するノアはアメリカのメジャー団体や国内の他団体とは異質で、ベビーフェイスとヒールの役割は色物は別として基本的に存在しません。

ジャイアント馬場亡き後全日本プロレスを引き継ぎ、後に有力選手を引き連れて離脱、プロレスリングノアを立ち上げた三沢光晴は試合中に受身を失敗して亡くなりました。

「プロレスやってる」とか「プロレスだ」なんて軽々しく言えるものじゃありません。

団体を問わずプロレスは究極の肉体労働で、額に汗してなんていうレベルじゃない、命懸けの職業です。

激戦を終えた選手に「プロレスなんて」と言えますか?

「お前は知らないだろうがプロレスはショー、ブックがあって勝負は決まってるんだぞ」。そんな話は耳にタコができる程聞いてきました。

「プロレス」を「国会の質疑」「ゼネコンの談合」と言い換えた方が的を得ていると思うのですが。「事前の根回し」ってのもありますね。

マスメディアも含めて世の中八百長だらけじゃないですか。

この際ですからひとつ、プロ野球について。

私は野球には全く関心が無い、というより大嫌いです。

バッターがヒットのつもりで打ったらピッチャーゴロ。バッターはゆっくり一塁へ、ボールを拾ったピッチャーは一塁へのんびり投げる。

実に間抜けな「ゲーム」。

一度だけオープン戦でバッターがこの状況で一塁へヘッドスライディングしてセーフ!ってのがありましたがあれは例外でしょう。

プロ野球ファンに言っちゃいますがあれはショーですよ。大リーグの乱闘騒ぎは極めつけ。

プロスポーツって、観客があって成立する広い意味での見世物、観客と選手で作り上げるもの。

プロ野球担当記者は内幕を知っているから本気で見ないという暴露話もありました。

今日は日頃思っている本音を書きましたが気分を害されたら成功です。

コメント
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