22年前の柳沢駅での何事もない日常の時間帯。
そこに昨日撮影した駅跡地をカットバックしてまとめました。
残暑の厳しい柳沢駅での、あの夏の隙間のような情景が今も目に焼き付いています。
待合室からホームに出て上り電車を待っていたあの老人は・・・。
私自身が登場していますが違和感も含めて納得できる短編になりました。
今回は BGM の選定でずいぶん迷いました。
映像に音楽を加えることに対しては否定的なんですが映像の方向性を引き出すならそれもあり。
なんでもかんでも BGM とジングルを入れるテレビとは違うぞ。
昔の柳沢駅の映像を見ていて思ったことがあります。
今更ですが、あの駅の敷地をそのままの姿で保存していたら、そこに電車を置いたら。
それは素晴らしい公園になったし待合室はそのまま小さな喫茶店ができたでしょう。
あの時代にそんなことを思いつく人は居なかったんですね。
これで夏の部は完了です。次は9月の「吾亦紅」。