夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami の古いブラウン管モニターを補修

2023-11-07 16:53:11 | Weblog

このところ何やかんやで柱時計のゼンマイが切れて止まっていました。

時計のゼンマイを巻いているのか自分のゼンマイを巻いているのか、変な感覚です。

今日はこのところ使っていないブラウン管のカラーモニター Ikegami TM1550 を補修。

何はともあれ外に出して内部の清掃から。

実はこれ、フロントの操作部のカバーが取れちゃってるんです。使用に支障はありませんが。

これが取れたカバーです。作りが華奢なのでヒンジ部が破損しています。

そっと押し込むと見た目はこんな具合ですが。これじゃあ面白くありません。

右側のパネルは側面カバー部に穴を開けてビスとナットで補修しました。

パネルの合わせ目はピンの受け側が欠けているのでどうするかしばらく考えました。

有り合わせの材料でこんなステーを作りました。鉄板ビスがミソです。

グルーガンの出番です。鉄板ビスの側にたっぷり樹脂を盛り付けて

ステーを埋め込みました。鉄板ビスはしっかり固定するためです。荒っぽいけどいいか。

太さ3mmの釘から切り出したピンでパネルを連結。

ピッタリとはいきませんが組みあがりました。

入力切り替えスイッチ。カバーの固定ラッチもちゃんと効いいてます。

画質調整はこちら。プロ用として必要な機能は全部揃っています。

裏の各種入力端子。Y/Cは業務用の7pinです。これのケーブルは自作しました。

R/G/Bはありますがコンポーネントが無いのは残念。

補修完了。「出番はあるのかな」と寂しそう。

現在編集システムにセットしてあるのは三菱の液晶テレビです。

というのはD端子があってベーカムのコンポーネントが入れられるからです。

またTM1550に戻すか迷うところですねえ。

ワークステーションにベーカム素材を取り込むのはcanopus ADVC-500経由でアナログコンポーネントをDVに変換します。

素材の確認ならコンポジットでも構わないのですが、どうするか、明るい悩みです。

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数年前かと思ったら12年前

2023-11-06 14:36:31 | Weblog

飯山市の北部、「みゆきのライン」にいくつかの橋があります。

ここを11月に通りかかったとき、里山なのに素晴らしい紅葉が。思わず「あっ」

当時持っていたOLYMPUSのコンデジでその素晴らしい風景を何枚か捉えました。

日付け順に整理してある写真を探したら2011年11月8日。12年前!

今にして思えばあのカメラで撮ったのは正解。いわゆるオリンパスカラーの、記憶色そのもの。

Jr.はEOS20Dで撮りましたが、Adobe RGB に設定していたので見た目は地味であのときはなんと地味なんだろうと感じました。

以下、その OLYMPUS C720UZ で撮った写真です。(あのカメラは長く使いましたが壊れて処分しました。)

東から来て羽広大橋の東に差し掛かったとき、最初に目に入ったのがこの黄色。

順光線の紅葉はあまりパッとしないものですが背後の山、ブナはすっかり枯れ色で対比が面白かったので。

雲が切れて黄色の葉が輝いていました。

あの山には越後への峠道が何本かありますが間もなく冬季通行止めになります。

橋の上から見下ろすと

これも羽広大橋の中央から。川下側です。私見ですが紅葉は逆光で透かして見るのが最高。

このまま絵になりそう。

あれから12年、今年も含めて毎年紅葉狩りに訪れていますがあの日に匹敵する情景には巡り合いません。

実際、今年はパッとしませんでした。

志賀高原へ行けばタイミングさえ合えば素晴らしい紅葉はいくらでもありますがこの里山はあの頃誰も見向きもしませんでした。

ここで思ったのですが、コンデジも捨てたものじゃないどころか味のある写真が撮れます。

ちょうど古い世代の放送用カメラの、撮像管とCCDの違いみたいなものでしょうか。

デジイチでも修理待ちのFUJICA FinePix S2Proならこれと似た写真が撮れるかも。

あれで撮るとリバーサルフィルムで撮った感じの写真なんです。

困難ですがなんとか復活させたいものです。

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神無月のコオロギ

2023-11-04 15:39:21 | Weblog

「コロコロコロ...」「コロコロコロ」

10月も過ぎ11月というのに気温が上がるとコオロギが鳴いています。

 ー 神無月は11月だと思っていましたが10月でした。新暦では11月末という説もありますが。

10月にミンミン蝉が鳴いた年はありましたが、今年はやはり異常気象です。

毎年見に行っている山の紅葉は10日から2週間遅れで様子が変。

でも幸い里の紅葉はほぼ例年通りです。昔の北国街道、一里塚のケヤキが黄色く紅葉しました。

ケヤキの老木とモミジがお見事!

昨日は週一のウォーキングで長野市郊外へ。駐車場の様子がいつもと違うと思ったら

キッチンカーフェスティバルの初日でした。

県下最大のフェスティバルです。これはほんの一部、映像なら全体をパンしてお見せできるんですが。

Jr. がハンバーグを買いましたが高い(¥1,100)けど大きくて味も最高だったそうです。いい日でした。

今日は気温が低めですがこれから飯山の山手、羽広大橋の紅葉を見に行って来ようかな。

10月30日にも行ったんですが夕暮れの雲があってイマイチだったので今シーズン最後の紅葉狩りです。

その前に昨日クリーニングした Tokina レンズをもう一度。

後玉を更に分解する必要があります。

神経を集中していたので経過を写真に撮るのを忘れちゃいました。これはクリーニング成功後。

最後のレンズは2枚あるとわかっていたので分解後並べてメモ。

予想通り奥のレンズは表のレンズで押さえてあるだけでボディを横から軽くコンコンとたたいたら抜けました。

実際はここに外したレンズを置いて順序と裏表がわからなくならないようにして。

結果は良さそうですが、紅葉狩りで試し撮りして来ませう。

 

行ってきました。日差しと方向が良くありませんが試し撮りですから。

これは Tokina レンズです。ありゃ、霞が掛かって空が飛んじゃってます。


私の Canon レンズ装着 EOS20D 。このレンズは超広角から望遠までカバーして実に使い勝手良好です。

空の調子も遠い高社山もしっかり写ってます。良くも悪くも無難な写真です。

Tokina レンズ。ほぼ順光線では紅葉の色がちゃんと出ています。空の調子は、ウーン。

Canon レンズ。空の微妙な雲が写っていますしまあこんなものでしょう。

Tokina は「このレンズの味」で済ませる状態ではないようです。

改めて入念にクリーニングする必要があります。

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Jr. の EOS20D 用 Tokina レンズをクリーニング

2023-11-03 16:12:36 | Weblog

Jr. が EOS20D 用に買った Tokina AF 20-35mm レンズです。

このレンズ、曇りがあって逆光が苦手なんです。

前にも分解して後玉を軽くクリーニングしたんですがその第二弾。

このレンズは分解が簡単で助かります。後玉ユニットは簡単に外せます。

ほら、簡単でしょ。前回はここまででした。

更に後玉を分解しますがカニ目レンチは持っていないので荒っぽいけどノギスで。

薄いシムを失くさないように紙テープで貼っておきました。

竹串も動員。金属でうっかり傷を付けたら大変ですから。

後でこの自作レンチが出てきました。こっちの方が良かったけど組むときは使えます。

後玉を更に分解しました。

後から光を当てると汚れているみたいです。

もっと分解したいところですが自分の物じゃないので出来るところだけクリーニング。

これも外してクリーニングしたいけどサッカーがないので止めておきました。

本当ならこれをクリーニングしないと意味がないんですが。

EOS に装着して試し撮りに行ってきました。

初めに太陽をモロに入れ込んで。前よりかなり良くなった感じですが、

私の EOS 20D (Canon 18-85mmレンズ)で似た状況を撮ってみると

まだ完全とはいえないようです。

こんな状況だと良さそうですが。

空がかなり明るいけどこれなら実用になります。

こちらは私の EOS です。全く問題ないけど素直過ぎてなんだか味気ない写真ですね。

ひどい曇りは改善されましたがもう一息です。小さな吸盤が手に入ったら再挑戦します。

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多忙の合間にあれを微調整

2023-11-02 17:00:05 | Weblog

横浜の従兄弟(私の妹分)が帰った後、先日から気になっていたあれの位置を微調整。

ベクトルスコープの撮影アダプタです。波形モニターの方は済んでいます。

画面が微妙に傾いているのでフードとカメラベースの位置関係をフード側の穴を長穴にヤスリで加工。

カメラのモニターで大体合わせて

外部モニター(液晶TV)で確認しながら合わせました。

外光を防ぐフェルトを被せてフォトショットでSDカードに記録。

良さそうです。実際は動画で撮影して調整の様子に子画面で重ねるんです。

こうしてHL-79E の調整過程を記録する準備は着々と進んでいます。

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これを絵で表現しよう

2023-11-01 21:27:35 | Weblog

私の地元、昔の北国街道の某所です。今日通りがかりに撮りました。

ここは季節を変えて何度も写真に撮ったポイントです。

晩秋の西に傾いた夕日、古い火の見櫓のある街道。

これは安直なデジカメの写真ではなく絵画の世界です。

この風景は晩秋が一番似合うと思います。

ホワイトワトソンの水彩紙は小さく切って練習で使いきったのでまた買ってきて本気で描きましょう。

今日は他にも紅葉の写真を撮りましたがどれも使い物になりませんでした。

秋の紅葉をデジカメで撮るって、どうなんですかねえ。

撮ってきた写真を見て考えちゃいました。「だからそれがどうだってんだ」。

毎日欠かさずセリアのスケッチブックに描いている絵は昨日から来客があってお休みです。

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