昨日試し撮りで放送用カメラ Ikegami HL-59 の "VTR" スイッチが不調。
何度か押して録画はできましたが停止したつもりがまだ録画していたりでこのままという訳には参りません。
朝から原因究明作業です。
フロントのスイッチパネルはビス3本で固定されていただけで簡単に外れました。
なるほど。真ん中にあるのがタクトスイッチ。これが怪しい。
基板のパターン側で導通チェック。
テスターの "♪" だとタクトスイッチを押すとピー。でもこれは信用しちゃいけません。
抵抗レンジで確認すると抵抗値が大きくて不安定。押すたびに値が変動します。
ほら、さっきと違う。タクトスイッチの接触不良、かな?
作業テーブルのジャンク HL-79E が目に留まりました。これ、VTR START/STOP スイッチが装備されています。
こいつが使えればと開いてみましたが押しボタンスイッチで大きいし動作がモーメンタリー(押すたびに ON/OFF)なので使えません。
ガラクタをかき回したら何の基板か不明ですが小さなタクトスイッチが載っています。
寸法は小さいけど最悪これを工夫して交換しようかな。
念のため何度もお世話になっている秋月のサイトを調べたらほとんど同じタクトスイッチがありました。
寸法と脚は同じ。ボタンは外せます。でも単価¥30を1個じゃ送料の方が高くなっちゃいます。
ジャンク 79E には W.BAL の押しボタンスイッチもあります。これはどうかなと開いてみましたが。
これも普通の押しボタンスイッチでした。
スイッチユニットを更に分解。
タクトスイッチの半田付けが変です!これ、絶対怪しい。テスター棒の当て方で抵抗値が変動するし。
プロなら古い半田を吸い取ってから新しい半田で付けるんでしょうが手抜きで上から盛りました。
タクトスイッチ系の導通が正常になったので組み立てて試運転。
テープを入れて VTR ボタンを軽く押したら正常に録画開始! もう一度押すと停止。繰り返しても正常。
不調の原因は半田付け不良、又は半田クラックだと思います。
これで貴重な放送用カメラがいつでも使えるようになりました。気分もスッキリ。
おっと、ショルダーパッドを戻してなかった!。これ、外す必要は無かったんです。
ついでに VF の鏡筒の繰り出しを引っ込めて肩に載せたときに顔の位置が合うように調整して作業終了。
アイカップのホコリは後でお掃除。