飯山市の北部、「みゆきのライン」にいくつかの橋があります。
ここを11月に通りかかったとき、里山なのに素晴らしい紅葉が。思わず「あっ」
当時持っていたOLYMPUSのコンデジでその素晴らしい風景を何枚か捉えました。
日付け順に整理してある写真を探したら2011年11月8日。12年前!
今にして思えばあのカメラで撮ったのは正解。いわゆるオリンパスカラーの、記憶色そのもの。
Jr.はEOS20Dで撮りましたが、Adobe RGB に設定していたので見た目は地味であのときはなんと地味なんだろうと感じました。
以下、その OLYMPUS C720UZ で撮った写真です。(あのカメラは長く使いましたが壊れて処分しました。)
東から来て羽広大橋の東に差し掛かったとき、最初に目に入ったのがこの黄色。
順光線の紅葉はあまりパッとしないものですが背後の山、ブナはすっかり枯れ色で対比が面白かったので。
雲が切れて黄色の葉が輝いていました。
あの山には越後への峠道が何本かありますが間もなく冬季通行止めになります。
橋の上から見下ろすと
これも羽広大橋の中央から。川下側です。私見ですが紅葉は逆光で透かして見るのが最高。
このまま絵になりそう。
あれから12年、今年も含めて毎年紅葉狩りに訪れていますがあの日に匹敵する情景には巡り合いません。
実際、今年はパッとしませんでした。
志賀高原へ行けばタイミングさえ合えば素晴らしい紅葉はいくらでもありますがこの里山はあの頃誰も見向きもしませんでした。
ここで思ったのですが、コンデジも捨てたものじゃないどころか味のある写真が撮れます。
ちょうど古い世代の放送用カメラの、撮像管とCCDの違いみたいなものでしょうか。
デジイチでも修理待ちのFUJICA FinePix S2Proならこれと似た写真が撮れるかも。
あれで撮るとリバーサルフィルムで撮った感じの写真なんです。
困難ですがなんとか復活させたいものです。