夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

昔、戸隠の鏡池で撮ったテープ

2023-11-24 16:43:56 | Weblog

これも30年前のビデオテープです。旧戸隠村の鏡池は何度も撮影に訪れました。

「映像による絵画のためのフリー素材」で、一本を除いて YouTube に保存してあります。

前から考えていたことですが、これをまとめてBGVを作ったらどうだろう。

YouTube にアップする前のオリジナルは保存するには並みの HDD ではとても足りないのでエンコード後削除しました。

MP4 にエンコードしたデータは残してありますが画質がオリジナルとイコールではないのと

Premiere Pro2.0 では認識しないので改めてキャプチャからです。

BGV に使えるのは4本です。

MP4 の映像を確認して使えるエリアを決定、キャプチャしました。

今回は4本の映像を季節順に並べて4項目で構成します。

最初はこれ。6月です。朝凪で水面は穏やかでした。

時間経過と共に徐々に様子が変わっていきます。風が出てきました。

風が収まって鏡のような水面。

再び風が出てきました。

2時間回しっぱなしのテープは自然界のリズムを見事に捕らえていました。

小雨です。水面に小さな波紋。写真を撮りに来ていた人々はもう引き揚げた後です。

次の項目は10月。戸隠山はもう白くなりました。池の表面を朝霧がゆっくり流れています。

このテープの頭は向こうの丘にまだ朝日が当たる前です。

最後は再び6月の新緑。時系列では冒頭の6月に撮影したテープはこれより1年後です。

鏡池を写真を撮りに来る人たちは護岸の左端から戸隠山と池を入れるのが定石のようです。

もちろん私はそんな定番のポイントは全く考えません。

水面近くまで降りて対岸の丘を正面にして池を多めに。これが私のベストポイント。

これなら池の水が濁っていても全反射で向こうの風景が水面に映ります。

別に「鏡池」でなくても構わないんです。私の心象風景ですから。

 

それにしてもまたやることが増えちゃいました。

コメント
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