夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年 8月29日(火)「女性の生き方 良いか悪いかではなく」

2017年08月29日 20時28分56秒 | 「政治・経済」
はじめに書かせていただきますが、これから書くことは、表題にも書きたように良いか悪いかという視点でまとめるわけではありませんのでご承知ください。
ハフィントンポストに専業主婦は、立派なキャリアという記事がありました。以下、太字は記事からの引用です。
筆者のお若いころの時代は今とは違う面で男社会で寿退社あるいは出産退社が当たり前になっていましたし、夫の仕事優先でした。筆者も専業主婦は嫌だと思っていたようですが、この男社会の中で結果としては専業主婦の道を選びました。
その中で心の整理をしたようです。
娘の安らかな寝顔を見ていたら、「この子を育てることが私の最大の仕事になるんだ」という直感のような、啓示のような感情が、すごくクリアに自分のなかに湧き上がってきたんです。
最後の最後に自問自答したんです。「万が一、この子の人生が何かよくない方向へいってしまったら、私は絶対に自分のことを責めるだろう」って。それは耐えられそうにない。

この心の整理としてはどこかに落とし穴があるように思われます。同じ心の整理で現在も専業主婦をされている方は多いと思いますから、一般的な女性の中にある気持ちではないでしょうか。
どうでしょうか?働き続けている女性も「この子を育てることが私の最大の仕事になるんだ」「「万が一、この子の人生が何かよくない方向へいってしまったら」と思い考えながら働いているのではないでしょうか?
働いているから子供なんてどうでもいいとは思っていないはずです。働いているからこそ上記の思いや心配はひとしおでしょう。昔から「幼稚園の子、保育園の子」という偏見がありましたからこの思いや心配は当たり前のようにもなっていました。
落とし穴というのは、専業主婦でも子供が自立したら50歳から自分を生かして働けるはず。それでもいいじゃないかという気持ちになってしまうことです。これも社会的な男社会の常識ですね。
なぜ日本の女性の生涯賃金が低いのかという原因にもなっています。
経済的にゆとりがあれば専業主婦でもいい。経済的に余裕がなければ働けばいいといった現実からの格差を容認もされます。
社会を見つめて女性も働き続けられ、子供を育てられるにはどうすればいいのかを専業主婦も働いている女性も同じように考えなくてはなりませんね。
間違っても、子供を保育園に入れて働くなんて子供がかわいそう。まともに成長させることができるのか。などという偏見を社会の改善からなくしていかねばなりません。
筆者がこの偏見を持っているというわけではないようですが、「万が一、この子の人生が何かよくない方向へいってしまったら」という心のおき方はどこから出ているのでしょうか・ここに興味があります。
続編があるようなので楽しみにしたいと思います。

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