夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

池に浮かぶ月714【1月8日】

2020年01月08日 20時21分11秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は労働力の再生産について考えていました。
一人一人の労働者は、明日も来月も来年も、高齢になるまで働かねばなりません。それには毎日の暮らしにおいて明日も働けるように労働力(働くための力)を再生産しなければなりません。そして子孫を残すことにより世代という面での労働力を再生産しなければなりません。
社会のすべてのものは過去の労働の産物で、労働力の再生産の上に立って新たな発達した産物を作り出していく。この過程があらゆる商品の消費となります。
社会の進歩は、この労働力の再生産をただ寝て食っているだけでは再生産できません。精神的な文化的なものを含めて再生産には必要になっています。
社会がもし貧富の差をつけて格差を拡大していき企業や富裕層そして不労所得層に富を集中すれば労働をする人々は労働力の再生産を行えなくなります。これな社会的な矛盾で、この矛盾が日本社会に顕在化してきています。
社会は発展をしなくなり低迷していきます。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「1月 8日という日」

【2019年】ツイッターつぶやき労働力の再生産というと、なんだか人の労働を物扱いしているように聞こえてしまうかもしれませんが、人も人間動物ですし、社会は人の労働によって成り立って......


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年 1月 7日(火... | トップ | 2020年 1月 8日(水... »

コメントを投稿

「池に浮かぶ月」」カテゴリの最新記事