【2024年】ツイッターつぶやき
日銀がマイナス金利から抜け出すようです。
0.0001から0.002へ?
20倍ですが、本格的なマイナス金利からの脱却とはいかないようです。もちろん徐々に利上げするようですが、まだ出口とまではいかないようです。
企業も中小企業は厳しくなるでしょうし、住宅ローンなどもきつくなるでしょう。
ですから出口に向かうというよりも、日銀のイールドカーブの緩和ぐらいなのでしょう。
経済が今年の春闘で好転するかといえば、今まで賃上げがなかった分を取り戻すことはできない。
経済の好転がない中でマイナス金利をやめるといっても2%目標は達成されないで、円安貧乏が続く。
≪過去の記事≫
【2004年】
東京も桜の開花宣言です。
今年は早いなぁ・・・・花見の準備を急がなくては!
開花宣言が出た割には寒くなりました。昨夜はだいぶ冷え込みました。
明日からは曇りだそうです。咲き急いだ桜も公開するのでは(笑)
車で出かけました。細い道を走っていたら、急に車が上下に揺れはじめました。たぶん事故が多い道なのでスピードを出さないように道路に凹凸をつけたようです。しかし何の予告もなくこのようにされてはたまりません。我が家のおんぼろ車が壊れたかとびっくりしてしまった。ハハハ。。。。
明日は春分。この日記も明日からは春のページになります。
エンジェル エンジェル エンジェル
新潮社文庫
梨木 香歩 著
コウコがコンセントを入れると、熱帯魚の水槽のモーター音が「ブーン、ブーン」と鳴りはじめた。さわこは、講堂の天井扇の「ブーンー」という音を聞いた。
この「ブーン」という音は、ボケはじめていたさわこの記憶を呼び覚ます。コウコにとってもこの音のする水槽はある意味を持つ。音は重なり合っていく。
コウコは、学校の先生の偽善を偽善だと訴えられずにそんな自分をやはり偽善だと苦しむ。佐和子は、自分の邪な願いが現実になってしまったことに苦しんでいた。孫と祖母は苦しんでいる。
この作品は、「ブーン」という音に誘発されたさわこの記憶と、その記憶など知るよしもなくさわこの言葉に答えるコウコを相互に織り交ぜながら進む。さわこもコウコの苦しみは知るよしもない。
そんな二人の会話は不思議なものである。
梨木さんらしく絶妙な構成として進んでいく。内容に触れるとこの絶妙さおも伝えることになるので、後から読む方のためには触れない方がいいと思う。
感想としては、なぜこの作品のタイトルがただの「エンジェル」ではなく、「エンジェル エンジェル エンジェル」なのかということである。
コウコとさわこの自己嫌悪は、二人が直接手をくだした悪ではない。誰もが心の中に沸き起こるような邪なものだったり弱さだったりするものである。人は完全な善や強さを求める。しかし心にはどうしようもない邪なものや弱さがある。この葛藤がコウコとさわこの苦しみであり、自己嫌悪である。
エンジェルすなわち天使は完全な善であるはずである。しかし悪魔と戦う。この中に完全な善はなくなる。ある意味では自己矛盾である。
神は万物を創造した。しかし出来上がったものは矛盾したものあるということ。
水槽の中のある1匹のエンジェルフィッシュは、他の魚をすべて殺して食べてしまう。この悪魔のように見えたエンジェルフィッシュも死ぬ。コウコとさわこは庭に埋めようとする。さわこは怒りのままにそのエンジェルフィッシュを石でたたく。しかしその後「私が悪かったねえ」とつぶやく。そして続けて言う。「神様もそうつぶやくことが終わりだろうか」
完全な善である天使も完璧ではない。ましてや人は善と悪の葛藤の中にいる。こんな人間を作ってしまった神は「私が悪かったねえ」とつぶやくのか・・・・・
ここに自己嫌悪を持つ二人は救われる。
しかし、これだけなら作品名は「エンジェル エンジェル」である。
完全な善を求める人間と、邪な心を持たざるを得ない人間。完全な善である天子と、悪魔と戦うある意味では完全な善から逸脱した天使。これは「エンジェル エンジェル」である。
ではどのように「エンジェル エンジェル エンジェル」というタイトルが仕上げられるか?
それは自己嫌悪である。葛藤する心である。矛盾を矛盾としながらもその矛盾からいかに新たな自分を作るのかということである。これが最後のエンジェルであり、「エンジェル エンジェル エンジェル」は仕上げられる。
フセインを悪魔と規定をし、われわれは平和(善)を求めると天子のような心を示す。しかし悪魔とは戦わなければならない。悪魔というフセインを天上から投げ捨てる。これが神の御意思だ。しかし懺悔はしなくてはならない。神よ救いを・・・・
これでは永遠に人間の矛盾からは脱しきれない。ヘーゲルの言う矛盾を通した発展による神の意思への近づきはありえない。なぜテロという悪魔が根付くのか?この解決がなければ、地球上の富と貧富の矛盾が解決しなければならない。人間が一段高まるにはここに重きを置かなければならないはずだ。
人の心の中にある自己嫌悪や矛盾、これに気付くこと自体が神の御心に近づくことである。ここに人の発展はあり、完全なるエンジェルに近づくことである。
祖母さわこは亡くなる。水槽の台からさわこの家のお手伝いさんであった人が作った天使像が出てくる。その天子の羽はまるで鷲が羽を広げたようなものであった。しかし痕跡として天子の柔らかい羽を作ろうとしていた。
【2005年】
春ですなぁ。。。。
昨夜は強い風が吹いてなかなか寝付けませんでした。北側からの風でしたので、今日は寒くなるのかと思ったら、風もやんで穏やかな一日になりそうです。でも春の天気はわかりませんからね。
道路地図をながめていたら、有名な観光地ではないけど興味をそそる所があります。
那須の国造(みやっこ)碑などは面白そうだし(もちろん見学はできないのでしょうが資料館も近くにありそうですし)、これから桜の時期になると穴場もあるかもしれません。
もう関東内の有名な観光地には飽きましたし、ぶらっと気分転換できるようなところを探したいと思います。
春が近くなると、毎年こんなことを考えます。。。流れる雲に乗りたい。
【2006年】
すごい風でした。
まるで台風のよう。。。。
台風が来るとテレビ局も大騒ぎで報道しますが、春の嵐で同じくらいの風速があってもそうは騒ぎませんなぁ。たしかに大雨はないですが。
買い物に行くとき、近くのマンションで外壁工事の足場があるのですが、下を通るのが怖かったです。道路には風で飛ばされてきたいろいろなものが転がっていきました。東京は上から何が落ちてくるかわかりません。。。。春の精のいたずらにしては激しすぎます。それともヒステリーでも?(笑)
夜になり風はだいぶ落ち着きました。
桃の切花の枝をこの前挿し木にしました。ここのところ温かいせいか枝のそばの土から芽が出てきました。枝から芽が出ただけなのか?土の中に音が出てきたのか?大きくなるのを楽しみにして毎日たくさん水をあげています。
そういえば、銭のなる木に花の莟が出てきました。記憶違いでなければ。。。。この銭のなる木の花は、10年とか老木になると咲くらしいです。もうだいぶ前から毎年咲いていますが、我が家の木は、結婚した頃に社宅の隣の奥さんから小さな挿し木としてもらったものだと記憶してます。もう20年の老木ということになります。
でかい植木鉢に入れておいたのですが、その植木鉢もそろそろ窮屈なようです。もっと大きな植木鉢ってあるのかな?探してみよう。
それにしても土というものの偉大さと、植物の不思議を感じます。
植物は毎年葉をしげらし花を咲かせ、実をつける。土の栄養分というものは相当なものだと実感させられます。その栄養分だけで育つ植物の効率のよさ!!
その土の栄養分は、川の氾濫や洪水、植物が落とした枯葉などによって蓄えられる。。。。自然は偉大ですなぁ。。。。
【2007年】
なんだか2月のほうが暖かだったような気きがする。。。
春の気まぐれの風は強く吹くが、今朝の強い風は北風。
金魚が1匹死んでしまいました。
なぜかな。。。。うううう
この前水を取り替えたときは元気だったのだけど。水の取替えは、3分の1ほどだったので、急激な水の性質の変化はなかったし、金魚はそのぐらいでは死なないはず。
明日公園にいって葬ってやります。
【2008年】
なんだか2月のほうが暖かだったような気きがする。。。
春の気まぐれの風は強く吹くが、今朝の強い風は北風。
金魚が1匹死んでしまいました。
なぜかな。。。。うううう
この前水を取り替えたときは元気だったのだけど。水の取替えは、3分の1ほどだったので、急激な水の性質の変化はなかったし、金魚はそのぐらいでは死なないはず。
明日公園にいって葬ってやります。
「どこから行っても遠い町」 川上 弘美 著
「どうして女は、というか、おれの知っている女たちは、事を決めたがるのだろう。
いつも、おれは不思議に思っていた。」
主人公の高之がつぶやくような言葉にこの作品ははじまる。
高之は、千秋と結婚をし、千夏という一人娘を持つ。純子という不倫相手がいる。「おれの知っている女たち」の登場人物である。そしてもう一人、高之が中学生のころに近くに住んでいた魚屋の奥さんである「春田のおばさん」の事が織り込まれていく。
男が茶の湯の釜ならば、女は瞬間湯沸かし器に見えるかもしれない。
煮えきれないのが男なら、女はすぐに「事を決めたがる」ように見えるかもしれない。
男は懐手をして悩みながらも時の流れに身を任せるのなら、女はもどかしさに裸足でも駆けて行くような瞬発性があるのかもしれない。
高之は、生活の安定がない中に家を買うという千秋に「決めたがる」女を見る。娘千夏の中に、高之は千秋を愛しているのかと「決めたがる」女を見る。順子は夫をだまし続ける事が出来ないからと離婚をすると言い出し「決めたがる」女をそこに見る。
春田のおばさんを思い出す。いつもは長靴姿のオバサンが着飾って男の元に逃げていく姿を、もどかしそうに駆けるのに邪魔な突っ掛けを脱いで裸足で駆けていく姿に「決めたがる」女を思い出す。相手の男の煮え切らない顔。。。
高之は茶の湯の釜のように煮え切らないままに懐手をしながら「決めたがる」女の中に時を過ごす。
しかし、こんな高之に対して、千秋も別れようとは言わないし、千夏は高之が継いだ実家の今では流行らない活版印刷を教えてという。順子は離婚をしても高之に結婚は求めずに恨みもしない。春田のおばさんは、逃げてたぶん幸せなうちに心臓病で死んだのかもしれない。
高之は煮え切らないままに生きているが「おれの知っている女たち」にうらまれもせずにここにいる。
これもまた不思議な事なのである。
茶の湯のかのように煮えきらずに懐手をして生きているようで、実はそんな自分のために千秋は家を持てなく、順子は自分が引き金になって離婚をした。時間の流れは止められないもので、何かしらの結果がでてしまうのである。そしてこんな自分を誰も罰せはしない。。。
高之は駄目な男なのだろうか?
どこから行っても遠い町。。。。
ある意味、男女間の普遍的な違いなのかもしれない。互いが遠い町なのだが、時の流れの中に自然に形作られる関係。
高之はたしかに駄目な男なのかもしれないが、そんな駄目な男に恨みを言ったり罰しようなどとしない女たち。
この男女間の関係は、「ニシノユキヒコの恋と冒険」に見るニシノユキヒコとその周りの女たちとの関係にも見られると思う。
もしかしたら、千秋にも順子にも高之への恨みや罰しようとする意思はないのかもしれない。どうしようもない男。。。。。あまりにも自然体の?
この男女間は、男にしても女にしても互いに互いが遠い町なのだが、同じ時間の流れに生きていく。
高之は思う。
誰もおれを罰してくれないなら「おれが、おれを罰する事しかない」と。
これがどのような顛末を高之のもとに起こるのかはわからない。
ニシノユキヒコのように墓も入れずに。。。。?
あるいは、「真鶴」の主人公の「京」の夫の「礼」のように失踪をするのか、「光って見えるもの、あれは。」の「大鳥さん」のように馬を見て逃げたくなったからと逃げてドロップアウトをするのか。
高之という男の描き方に川上さんらしい視点がありますし、それは、この間の一連の作品の中で男の姿を常に見つめる川上さんがいるということでしょう。駄目な男かもしれないが、どこか味のある男たち。。。。。そしてその周りの女たちもある意味煮えきれないのかもしれない。
【2008年】
(記事なし)
【2009年】
(記事なし)
【2010年】
過去があり、現在という一瞬がリ、未来がある。
現在が一瞬にして過去になり、それは未来においての現在となる。
人の歴史の長い時間の流れはこうして積み重ねられてきた。一瞬の時間の流れは未来のどこに向かって進んでいるか見えにくいが、長い歴史の流れを見れば右往左往しながら間違いの中で逆流したりしながらも一つの方向に向かって進んできたことが見える。科学の発達や哲学や文学などの芸術のの発達などなど。その集約としての土台の上に立った政治。少しづつ発展をしてきたことに間違いがなく、この発展が未来の一つの方向として向かってきた。そしてこの時点から遠い時間の流れの先の未来があるわけである。
現在という今を落胆する必要はない。
ただ逆流を許さなければいいだけである。
そのためには近視眼的に今からの未来を瞬間湯沸し機的に、感情的に見てはならない。もちろん今を見つめなければならないが、見つめてからの一歩先という遠い未来を見つめていなければならない。そうしないとその目先の行動が単なる個人攻撃になり、批判のための批判となり、時には誹謗中傷という形も正当化されたり、正義のための暴力も固定肯定される。そうではなくて今現在を批判するのは、一歩前に進むものでなければならない。
今は理想的な現在という時間の一瞬にあるわけではない。社会もそのシステムも人間集団もそして個人という人間も発展してきた財産を持ちながらまだ足りない弱さを抱えているだけである。その弱さを単なる批判のための批判や個人に向けた感情的批判にしてはならない。一人の人間が生きている。そしてその一人の人間に他の一人の人間が接触している。ここに最小単位の人の弱さのぶつかりが出るだろう。しかしのその最小単位の人同士の中にもこれまでの歴史の発展した意識はある。発展してきた意識と現段階の弱さとの葛藤が未来を方向付けるだろう。
今という時代は大切ですなぁ。。。。
ムフフフ。。。
新車エコ減税 〇〇万円でテレビ購入
↓
液晶テレビ(大)1
同 (小)2
家電エコポイント 〇万円でうまいもの注文
↓
高級牛肉ほか
全国のうまいもの 〇万円 分
有効に税金を返してもらいました。。。。
うん。。。たしかに新車を買うという出費があったわけですが、帰ってくる税金は有効に使わないとね。。。。
【2011年】ツイッターつぶやき
銀色夏生著「今、この瞬間だけに生きよう。銀色夏生×まっきー×ミラ」(PHP文芸文庫)が昨日発売になりました。
まっきーさんは、アカシックリーダー、ミラさんはフォーチューンナビゲーター。。。。。
なんだかよくわかりません(笑)
ミラ三は、以前占い師として夏生さんとトークをしてその本が出ています。どちらの方も早い話が占い師なのでしょう。でも占い師といっても占いだけではなくて占いの中に相手の心の中を明らかにしていくといったような心理学的な心のケアに近いものがあるのかもしれません。リーディングというのもわかりませんが、このリーディングの中にミラさんもまっきーさんもいるのでしょう。
女性三人のトークライブを1冊にまとめた本です。
さてどのようなトークなのでしょうか。。。。
夏生さんご自身もリーディングの講座などを受けていらっしゃいますが、もともと相手の心を見透してしまうような眼光鋭いものを持ちなので心を見透すお三方のトークというものかなとも思います。心をいつも見つめる夏生さん。。。。
【2012年】ツイッターつぶやき
18日朝日新聞6面に「ホンダ集団訴訟 米で和解が成立」という記事があった。
2003年から09年モデルのシビックのハイブリッド車が対象だという。
アメリカの関係法律やシビックの実燃費がどのくらいなのかわからないが、昔から広告の燃費と実際の燃費の違いは言われていたし、買う方も燃費は参考程度で8掛けぐらいにあるいは都市部ではそれ以下に思いつつ見ていたと思う。ましてやエアコンでも使ったり渋滞を考慮したりすれば。。。それども広告の燃費は車を選ぶときの他車との比較には十分なところがあった。
インサイトも23区内の信号機の多いところでタッチ&ゴーを繰り返してエアコンでも使えば相当広告上の燃費より下がる。それでも信号で止まっても流れの良い場合で今の季節のようにエアコンを使わなければだいたい広告上に近い燃費が出る。ハイブリッドの場合は、山道に行けば登りで落ちた燃費を下りでほとんどガソリンを食わないので燃費は上がる。地方の道を走ればリッター30キロ以上いく時もある。このように見ると「燃費が広告よりも悪く、予想外の出費を強いられた」というのはどうなんでしょ?シビックハイブリッドは通常車と同じぐらいの燃費しか出なかった?
我が家のように遠出をしたり実家の行き帰りなど距離を乗ると、以前乗っていたガソリンだけの車に比較してリッター8キロから9キロぐらいは燃費が良いような気がします。燃費は平均20キロぐらいです。これでもガソリンがリッター150円とすれば相当な額が節約になっています。満タンにして仙台往復ぐらい。。。。こう見れば燃費の良さは確かでしょう。
もちろん広告上の燃費と実燃費の開きは小さくすべきだと思いますが。。。。
【2013年】ツイッターつぶやき
日本のバブル崩壊そしてアメリカのバブル崩壊と、どうも資本主義はどこかおかしくなってきている。日本を見ればバブルの崩壊の度に国が銀行や巨大企業を救済する経済対策がとられ。今のデフレと言われる経済の低迷もアベノミクスという形での銀行や企業(巨大輸出産業)の救済です。そのたびに企業が競争力をつければ国民生活もよくなると言われて夢を持たされ、同時に企業がつぶれたらどうするんだといったような恫喝がなされる。
国民は「米百俵」などと我慢を強いられていまだに生活は苦しくなっていくばかりである。
アベノミクスでは、TPPも含めて農業の切り捨て、労働条件の切り捨て、社会保障の切り捨てといった面が強く更なる国民生活の窮状は増していくでしょう。
常に企業を救済するために国民は我慢をするというものが常態化しています。それが資本主義がどこかおかしくなっていると感じさせるものとなっているのではないでしょうか?
国民生活を切り下げ続けなけなければならないとすれば社会に何かしらの矛盾がありそれが社会の効率性を下げているという事です。効率性を上げるといわば、賃金をコストだとして切り下げたり解雇をやりやすくするなどという生産性の向上が言われるわけですが、これが真の生産性の恒常なのかといえばデフレを招いてきたわけでその中で企業の生産性は落ちていく一方でした。真の効率性あるいは生産性の向上にはならずに効率性の低下になっている。結局巨大企業はピラミッド化しているわけです。人々が苦しむばかりの巨大建造物。
企業はその利益を生産拡大に結び付けることができずに金融資産ばかりを膨らませてそれを企業収益にするという架空の企業実績の中に置かれる。そのために労働者は低賃金化が進む。民間活力という言葉は過去のものとなり、民間こそが最も効率の悪いシステムになりつつあるという事でしょう。
ですから今求められているのはアベノミクスではなくて国民生活に直結した経済政策なのです。
「所得を再配分し、個人消費を促進、投資主導で輸出依存型の成長からの転換を図るとともに、内需主導型経済に向けて都市化の次のステップ」(ロイター・「中国は大胆な経済政策へ」)という中国。日本はアベノミクス。政策だから成功するしないはあるが基本的考え方が重要です。
【2014年】ツイッターつぶやき
今朝のツイートのまとめです。
男児母「容疑者に託児、以前も」 偽名使われ気づかず - 」(朝日新聞デジタル)母親が悪いわけではない。。。昔から認可保育園には預けられずに無認可とかあった。その当時はネットなどなかったけど
もちろん無認可やネットでの保育というものが悪いわけではないのですが、認可保育園の不足がずっと続いている中での子供を預ける緊急避難という状態もある。女性の社会進出と育児の保障というものの貧困化でしょう。
安倍政権は女性の労働力の活用を成長戦略の一つとしていますが、その女性の労働力の活用をただ単に安い労働力として活用し、働く女性の育児など働ける条件作りは個人責任(自助)とするのでしょうか?
同時に女性の社会進出は管理職を増やすといったものだけではないはずです。働く権利や平等と同時にそれは経済問題であり、特に生活のために働かざるを得ない実態に置かれているわけです。シングルマザー(ファザー)の実態はこれまでも多く報道されています。
今の日本は昔から比べても共働きの経済的な必要さが増しています。その中での女性労働は家計の足しにするといったものでしかとらえ切れていない社会です。女性が社会に進出することそしてその条件を阻止しているのが政治です。
その上今度は移民を促進するという。移民を受け入れる基本的な考え方はどうなっているのでしょうか?日本の労働力不足を低賃金で補うというだけの考えならば、移民の方々の経済状態や平等はどうなるのか。今の女性労働力に対する対応と同じになるでしょう。
特に今の日本は排外的になっている。その中で移民の方も日本で生活をしなくてはならない。下手をすれば日本人労働者の下に外国の肩の労働を置くことにもなりかねない。それは女性労働を男の労働の補完としてきた日本に染み付いた体質がそうさせるでしょう。女性労働も疎外されていた。
このような労働問題や労働の差別や格差そして社会そのものが人の労働を賃金面や雇用・労働条件において軽視していることが浮き彫りになっています。人の労働の大切さ、それは人の労働なくして富やサービスは生まれないことを忘れた社会なのです。
人の労働を大切にすることが社会の中に根付いていかなければ本気で女性労働力がどうあるべきかそしてそのための条件整備に何が必要化は見えてこないでしょう。社会の中における女性の状態がその社会の民主主義の状態を映し出しているのです。
スパーに買い物に行ったらタバコ売り場のア前で店員さんがしゃがんで何かをしている。。。
なんだろと思ったら4月からのタバコの値札をつけていた。買いだめしなくてはなぁとおもいました。でも、掛国身需要が景気の判断になるのも癪ですからやめました。買いだめするほど金もなかったし。タバコも10円から20円上がるようです。
さまざまな日用品が駆け込みで買いだめされているのでしょうね。
生活の隅々に値上げがおきます。値上げしないものは中身が変わるとも言われています。
すでに円安での値上げがじわじわと生活の中に入ってきているわけですしその上その値上げされた価格にさらに消費増税での値上げが加わりますから生活は相当きつくなっていくでしょう。
アベノミクスでの景気回復は実感のない景気回復になるだろうと今まで書いてきましたが、実感のない景気回復どころかその景気回復は生活を押し下げる中でのものでしかないということですね。そしてこれが成長戦略の中身だとすれば、結局は国や企業のための景気回復でそれは国民生活の犠牲において行われるに等しいものだということでしょう。
【2015年】ツイッターつぶやき
(記事なし)
【2016年】ツイッターつぶやき
(記事なし)
【2017年】ツイッターつぶやき
フリージアがたくさん開花しました。
風呂上がりにベランダに出たのですが、春の柔らかな風に良い香がしました。
しばらく香りを楽しみながら月でも見ようかと思ったのです月期はありませんでした。
残念。。。。。
赤と黄色が咲いているのですが、微妙に香りの違いがあります。
秋に球根を植えなおしたのですが、葉っぱは伸びると同時に風などで横たわってしまいました。プランタですから球根を深く植えることができなかったのも原因かな。。。。
横たわってしまった葉っぱはあまりきれいには感じないのですが、花の茎がピーンと伸びて花の芽が出てくるとあの甘い香りを思い出してずっと楽しみにしていました。
花の命は短くて・・・・
何も桜だけではなくて多くの花の命は短い。
一気に咲きだして一気に終わる。でも土の中では球根が大きくなって球根が分かれて数を増やす命の営みが続いています。そして来年はまた大きな花と数を増やしてくれます。
ちょっとかわいそうですが切り花にして部屋の中に飾りました。時々香りをかいでいます。
そういえば公園に散歩に行ったらこぶしの白い花がたくさん咲いていました。
木々の若葉もちらほら。。。。
雑草も含めて花がたくさん。
春ですなぁ。。。。。
夜半からの雨風がやんだら
空からさっと日の光が降りそそいだ
きらきらと七色の光は
桜の木にも降りそそいだ
あまりにもきれいなので出窓から眺めた
すると七色の光が集まって
3センチほどの桜の精があられた
蜂のような羽をパタパタと
枝の周りをゆらゆら飛んでいた
おやと思いながら外に出てながめることにした
桜の精は桜のつぼみに近づくと
「えいっ!」と、スティックを振り下ろした
つぼみは開かない。。。。
「開きませんなぁ。。。」思わず声をかけてしまった
桜の精はびっくりしたように振り向き
頭をポリポリと掻いて「あハハハ。。。。。」と
そして大きく息を吸い込んで「えいっ!」
「だめですなぁ。。。。」という言葉が終わらないうち
桜の花がスローモーションのように
1輪咲いた
「ほう、たいしたものですなぁ。。。」
桜の精はにこっと笑い鼻の横をかいた
それから新前桜の精はそそくさと
10輪ほどのつぼみを開かせ
また七色の光に消えていった
「ほう。。。。」しばらく桜の木下で
心の中でパチパチ手をたたいた
(旧ホームページより)
【2018年】ツイッターつぶやき
東京は桜の花がちらほら。
明日からだいぶ寒くなるようですから今週の週末あたりはきれいかもしれません。
上野や浅草の下町の情緒が好きなのですが、桜の季節になると、東京都が運航する夜桜船を思い出します。
浅草の桟橋から隅田川下ってまた浅草に戻るコースです。都営の観光船ですからそうも高くないと思います。ちょっと飲みたいときは。。。。ほろ酔いセットも。
浅草や上野で食料を買い出しして持ち込むのも楽しいと思います。
子供たちが小さいころはよく行ったのですが、最近は行っていません。桜の花を見ると時々子の夜桜船を思い出すのですが、ついおっくにもなってしまいます。。。
お彼岸中の寒さも終われば暖かくなるかな・・・・・
東京にお出かけの際は検討してみてください。
【2019年】ツイッターつぶやき
天気が良く風もないので松葉ボタンの種をまきました。
最近は花屋さんでもあまり見なくなりました。たまにあっても数が少ないですし3本ほどひょろっと伸びたような物しかありません。わが家は去年たくさん種を採りましたので密集するように咲きます。今年で4年目かな?
ビニールのポット(花屋さんの花の苗を売っているときのもの)で19鉢まきました。
発芽率がどのくらいかわかりませんが多めに種をまいて、発芽したものの中でも途中でダメになりますから最終的には10本から15本ぐらいになります。これが成長すると枝目もたくさん出ますからボリュームがあります。
色は5色混合です。赤、白、クリーム色、黄色、オレンジ。。。。。
4年目ですから色も混ざるのか?変わった色も出ると思います。
でも、赤がどうしても強いので増えていきます。意識的に黄色や白そしてクリーム色の種を採ったのですがどうなるかなぁ。
この色の組み合わせがどう出るかも楽しみの一つです。
ポットの数が多いので花の好きな人に配ります。
阿保がどの蜂アボカドの鉢がだいぶ小さくなって窮屈そうでしたので大き目の鉢に植え替えました。もう新しい葉っぱの新芽が出はじめています。
フリージアがだいぶ咲き出しました。よい香りです。
金のなる木の花はほぼ満開できれいです。
ビオラはたくさん花をつけています。1本ダメになったところにはバージニアストックを植えましたがだいぶ大きくなりました。
朝日新聞によると、認可保育園に入所できなかった待機児童が65000人いたそうです。
今後無償化が行われた場合、さらにこの待機児童数は増加をしていくでしょう。
すでに無償化に賛成する自治多はゼロだという。待機児童の増加と保育の質の低下が言われている。
さらに待機児童の増加により認可保育園に入所できる家庭と入所できない家庭での不平等さが生じる懸念も出ている。行政のサービスを平等に受けられることができないのは差別化にもなります。
外国人労働者の受け入れを行うことを決めたが、受け入れるにしても何の具体的な物が決まっていないといわれているが、無償化についても何の具体策がない状態。
選挙目的の小手先の政策と勘繰りたくもなる。
【2020年】ツイッターつぶやき
PCR検査もしてもらえず風邪の症状でも外出を控えてじっと自宅待機の人々。そして陽性の判定を受けた人々と家族。
この実態が隠されています
生活や雇用はどうなっているんでしょ
2011年の原発事故での避難者の皆さんの苦しみと同じように見えてきます。
自己責任社会(政治)を許してはいけません
(ツイッターより)
【2021年】ツイッターつぶやき
尾身さんが記者会見をして「マンボウ」という言葉を多用したようです。ネット上では「マンボウって何?」というツイートも多くなっていたようです。
ブログでは緊急事態宣言を解除して政府は何を行うのかとして5項目の政府の提言について書きこれまでと変わり映えのない個人責任を問うものでしかないと書きました。しかし今後政府が宣言解除後に何をするのかという点ではこの「マンボウ」が最重要になってきそうです。
小池都知事が飲食店の営業時間については、唐突に罰則を設け命令を守れない場合は30万円の罰金を言い出しびっくりしました。この命令こそが「マンボウ」の正体なのかもしれません。
「マンボウ」とは「まん防」で「まん延防止等重点措置」の略です。
「まん防」は緊急事態宣言発令にまでは至らないが新規感染者数の増加傾向や医療機器を見ながら緊急事態宣言に至らないようにする措置を行うといったものです。ですから21日で緊急事態宣言が解除された場合、それに代わるものとして発令されるようになります。
しかしyahooニュースによると、その問題点を弁護士が次のように指摘しています。
「発令後の罰則の条件も政令でポコポコ追加していくことができる。政令なので、国会の審議に関係なく政府が出してしまえるので、いつ、どういう行動で罰則を受けるのかがわからなくなってしまうかもしれない。そして解除の基準、出口についても“総合的に考慮”のような形になっているし、延長の回数制限もない。これでは“まん防無限ループ”みたいな状態になってしまう。」
としています。
「罰則の条件も政令でポコポコ追加していくことができる。政令なので、国会の審議に関係なく政府が出してしまえる」これが一番危険ですし、緊急事態宣言には罰則がありませんから「マンボウ」の方が緊急事態宣言よりも国民を縛るための命令がきつくなされることになるでしょう。
第四の波をどう抑えオリンピック開催を行うか。。。。。
このためにさらに強い国民への自己責任を強いるために命令を連発していく。小池都知事の30万円の罰金のようなものも増えてくるでしょう。
21日で緊急事態宣言が解除され喜ぶ意見がテレビ画面に出てきていますが、自由が拡大するのではなく、自己責任がさらに命令という形で現れるのです。
【2022年】ツイッターつぶやき
円下落が止まらないニューヨークでは119円台になっているという。
この要因は日銀の量的緩和の継続方針によるものが大きいようです。
一方では日本では「悪い物価上昇」が起きていることを日銀は認める。
原油高や穀物相場によるものだとするが。
しかし原油も穀物も輸入をしているわけで円が下落すればその分価格は跳ね上がる。
経済成長を伴わない物価高は悪い物価高である。日銀の量的緩和が経済成長をもたらさないで、円の下落を産み、その円の下落が悪い物価高を産み、悪い物価高は経済を混乱させる。
日銀の混乱は経済をも混乱させる。
【2023年】ツイッターつぶやき
今奨学金を利用する大学生は50%ほどいるらしい。親も一人暮らしをする子の生活費から授業料まで出してあげる余裕もないでしょう。どうしても授業料ぐらいは奨学金でという人が多いでしょう。
卒業後返済がはじまりますが、月に2万円程度を15年以上返済しなければならないそうです。
大卒と言っても初任給はそうは多くありませんし、正社員ではない中小企業や不安定雇用となると賃金も少なくなるでしょう。
生活が苦しい中で奨学金の返済ですから相当生活を切り詰めねばなりません。
今の若い人は車離れが進んでいると言われていますが、車のローンを組むのは厳しいでしょう。中には結婚を躊躇する人も出ているようです。
大学進学率は50%を超えているそうですが、大学ぐらいは出ておかないと、という社会になっているようですね。その他専門学校や短大もありますから教育費は昔に比べると相当な負担になっている。昔は高校ぐらいは出ておかないとと言われていましたが、今は大学まで。昔は高卒がやっていた仕事を大卒が?
その大学に行くには子供のころから塾や習い事も。
これでは少子化にもなるのは当たり前ですね。
日銀がマイナス金利から抜け出すようです。
0.0001から0.002へ?
20倍ですが、本格的なマイナス金利からの脱却とはいかないようです。もちろん徐々に利上げするようですが、まだ出口とまではいかないようです。
企業も中小企業は厳しくなるでしょうし、住宅ローンなどもきつくなるでしょう。
ですから出口に向かうというよりも、日銀のイールドカーブの緩和ぐらいなのでしょう。
経済が今年の春闘で好転するかといえば、今まで賃上げがなかった分を取り戻すことはできない。
経済の好転がない中でマイナス金利をやめるといっても2%目標は達成されないで、円安貧乏が続く。
≪過去の記事≫
【2004年】
東京も桜の開花宣言です。
今年は早いなぁ・・・・花見の準備を急がなくては!
開花宣言が出た割には寒くなりました。昨夜はだいぶ冷え込みました。
明日からは曇りだそうです。咲き急いだ桜も公開するのでは(笑)
車で出かけました。細い道を走っていたら、急に車が上下に揺れはじめました。たぶん事故が多い道なのでスピードを出さないように道路に凹凸をつけたようです。しかし何の予告もなくこのようにされてはたまりません。我が家のおんぼろ車が壊れたかとびっくりしてしまった。ハハハ。。。。
明日は春分。この日記も明日からは春のページになります。
エンジェル エンジェル エンジェル
新潮社文庫
梨木 香歩 著
コウコがコンセントを入れると、熱帯魚の水槽のモーター音が「ブーン、ブーン」と鳴りはじめた。さわこは、講堂の天井扇の「ブーンー」という音を聞いた。
この「ブーン」という音は、ボケはじめていたさわこの記憶を呼び覚ます。コウコにとってもこの音のする水槽はある意味を持つ。音は重なり合っていく。
コウコは、学校の先生の偽善を偽善だと訴えられずにそんな自分をやはり偽善だと苦しむ。佐和子は、自分の邪な願いが現実になってしまったことに苦しんでいた。孫と祖母は苦しんでいる。
この作品は、「ブーン」という音に誘発されたさわこの記憶と、その記憶など知るよしもなくさわこの言葉に答えるコウコを相互に織り交ぜながら進む。さわこもコウコの苦しみは知るよしもない。
そんな二人の会話は不思議なものである。
梨木さんらしく絶妙な構成として進んでいく。内容に触れるとこの絶妙さおも伝えることになるので、後から読む方のためには触れない方がいいと思う。
感想としては、なぜこの作品のタイトルがただの「エンジェル」ではなく、「エンジェル エンジェル エンジェル」なのかということである。
コウコとさわこの自己嫌悪は、二人が直接手をくだした悪ではない。誰もが心の中に沸き起こるような邪なものだったり弱さだったりするものである。人は完全な善や強さを求める。しかし心にはどうしようもない邪なものや弱さがある。この葛藤がコウコとさわこの苦しみであり、自己嫌悪である。
エンジェルすなわち天使は完全な善であるはずである。しかし悪魔と戦う。この中に完全な善はなくなる。ある意味では自己矛盾である。
神は万物を創造した。しかし出来上がったものは矛盾したものあるということ。
水槽の中のある1匹のエンジェルフィッシュは、他の魚をすべて殺して食べてしまう。この悪魔のように見えたエンジェルフィッシュも死ぬ。コウコとさわこは庭に埋めようとする。さわこは怒りのままにそのエンジェルフィッシュを石でたたく。しかしその後「私が悪かったねえ」とつぶやく。そして続けて言う。「神様もそうつぶやくことが終わりだろうか」
完全な善である天使も完璧ではない。ましてや人は善と悪の葛藤の中にいる。こんな人間を作ってしまった神は「私が悪かったねえ」とつぶやくのか・・・・・
ここに自己嫌悪を持つ二人は救われる。
しかし、これだけなら作品名は「エンジェル エンジェル」である。
完全な善を求める人間と、邪な心を持たざるを得ない人間。完全な善である天子と、悪魔と戦うある意味では完全な善から逸脱した天使。これは「エンジェル エンジェル」である。
ではどのように「エンジェル エンジェル エンジェル」というタイトルが仕上げられるか?
それは自己嫌悪である。葛藤する心である。矛盾を矛盾としながらもその矛盾からいかに新たな自分を作るのかということである。これが最後のエンジェルであり、「エンジェル エンジェル エンジェル」は仕上げられる。
フセインを悪魔と規定をし、われわれは平和(善)を求めると天子のような心を示す。しかし悪魔とは戦わなければならない。悪魔というフセインを天上から投げ捨てる。これが神の御意思だ。しかし懺悔はしなくてはならない。神よ救いを・・・・
これでは永遠に人間の矛盾からは脱しきれない。ヘーゲルの言う矛盾を通した発展による神の意思への近づきはありえない。なぜテロという悪魔が根付くのか?この解決がなければ、地球上の富と貧富の矛盾が解決しなければならない。人間が一段高まるにはここに重きを置かなければならないはずだ。
人の心の中にある自己嫌悪や矛盾、これに気付くこと自体が神の御心に近づくことである。ここに人の発展はあり、完全なるエンジェルに近づくことである。
祖母さわこは亡くなる。水槽の台からさわこの家のお手伝いさんであった人が作った天使像が出てくる。その天子の羽はまるで鷲が羽を広げたようなものであった。しかし痕跡として天子の柔らかい羽を作ろうとしていた。
【2005年】
春ですなぁ。。。。
昨夜は強い風が吹いてなかなか寝付けませんでした。北側からの風でしたので、今日は寒くなるのかと思ったら、風もやんで穏やかな一日になりそうです。でも春の天気はわかりませんからね。
道路地図をながめていたら、有名な観光地ではないけど興味をそそる所があります。
那須の国造(みやっこ)碑などは面白そうだし(もちろん見学はできないのでしょうが資料館も近くにありそうですし)、これから桜の時期になると穴場もあるかもしれません。
もう関東内の有名な観光地には飽きましたし、ぶらっと気分転換できるようなところを探したいと思います。
春が近くなると、毎年こんなことを考えます。。。流れる雲に乗りたい。
【2006年】
すごい風でした。
まるで台風のよう。。。。
台風が来るとテレビ局も大騒ぎで報道しますが、春の嵐で同じくらいの風速があってもそうは騒ぎませんなぁ。たしかに大雨はないですが。
買い物に行くとき、近くのマンションで外壁工事の足場があるのですが、下を通るのが怖かったです。道路には風で飛ばされてきたいろいろなものが転がっていきました。東京は上から何が落ちてくるかわかりません。。。。春の精のいたずらにしては激しすぎます。それともヒステリーでも?(笑)
夜になり風はだいぶ落ち着きました。
桃の切花の枝をこの前挿し木にしました。ここのところ温かいせいか枝のそばの土から芽が出てきました。枝から芽が出ただけなのか?土の中に音が出てきたのか?大きくなるのを楽しみにして毎日たくさん水をあげています。
そういえば、銭のなる木に花の莟が出てきました。記憶違いでなければ。。。。この銭のなる木の花は、10年とか老木になると咲くらしいです。もうだいぶ前から毎年咲いていますが、我が家の木は、結婚した頃に社宅の隣の奥さんから小さな挿し木としてもらったものだと記憶してます。もう20年の老木ということになります。
でかい植木鉢に入れておいたのですが、その植木鉢もそろそろ窮屈なようです。もっと大きな植木鉢ってあるのかな?探してみよう。
それにしても土というものの偉大さと、植物の不思議を感じます。
植物は毎年葉をしげらし花を咲かせ、実をつける。土の栄養分というものは相当なものだと実感させられます。その栄養分だけで育つ植物の効率のよさ!!
その土の栄養分は、川の氾濫や洪水、植物が落とした枯葉などによって蓄えられる。。。。自然は偉大ですなぁ。。。。
【2007年】
なんだか2月のほうが暖かだったような気きがする。。。
春の気まぐれの風は強く吹くが、今朝の強い風は北風。
金魚が1匹死んでしまいました。
なぜかな。。。。うううう
この前水を取り替えたときは元気だったのだけど。水の取替えは、3分の1ほどだったので、急激な水の性質の変化はなかったし、金魚はそのぐらいでは死なないはず。
明日公園にいって葬ってやります。
【2008年】
なんだか2月のほうが暖かだったような気きがする。。。
春の気まぐれの風は強く吹くが、今朝の強い風は北風。
金魚が1匹死んでしまいました。
なぜかな。。。。うううう
この前水を取り替えたときは元気だったのだけど。水の取替えは、3分の1ほどだったので、急激な水の性質の変化はなかったし、金魚はそのぐらいでは死なないはず。
明日公園にいって葬ってやります。
「どこから行っても遠い町」 川上 弘美 著
「どうして女は、というか、おれの知っている女たちは、事を決めたがるのだろう。
いつも、おれは不思議に思っていた。」
主人公の高之がつぶやくような言葉にこの作品ははじまる。
高之は、千秋と結婚をし、千夏という一人娘を持つ。純子という不倫相手がいる。「おれの知っている女たち」の登場人物である。そしてもう一人、高之が中学生のころに近くに住んでいた魚屋の奥さんである「春田のおばさん」の事が織り込まれていく。
男が茶の湯の釜ならば、女は瞬間湯沸かし器に見えるかもしれない。
煮えきれないのが男なら、女はすぐに「事を決めたがる」ように見えるかもしれない。
男は懐手をして悩みながらも時の流れに身を任せるのなら、女はもどかしさに裸足でも駆けて行くような瞬発性があるのかもしれない。
高之は、生活の安定がない中に家を買うという千秋に「決めたがる」女を見る。娘千夏の中に、高之は千秋を愛しているのかと「決めたがる」女を見る。順子は夫をだまし続ける事が出来ないからと離婚をすると言い出し「決めたがる」女をそこに見る。
春田のおばさんを思い出す。いつもは長靴姿のオバサンが着飾って男の元に逃げていく姿を、もどかしそうに駆けるのに邪魔な突っ掛けを脱いで裸足で駆けていく姿に「決めたがる」女を思い出す。相手の男の煮え切らない顔。。。
高之は茶の湯の釜のように煮え切らないままに懐手をしながら「決めたがる」女の中に時を過ごす。
しかし、こんな高之に対して、千秋も別れようとは言わないし、千夏は高之が継いだ実家の今では流行らない活版印刷を教えてという。順子は離婚をしても高之に結婚は求めずに恨みもしない。春田のおばさんは、逃げてたぶん幸せなうちに心臓病で死んだのかもしれない。
高之は煮え切らないままに生きているが「おれの知っている女たち」にうらまれもせずにここにいる。
これもまた不思議な事なのである。
茶の湯のかのように煮えきらずに懐手をして生きているようで、実はそんな自分のために千秋は家を持てなく、順子は自分が引き金になって離婚をした。時間の流れは止められないもので、何かしらの結果がでてしまうのである。そしてこんな自分を誰も罰せはしない。。。
高之は駄目な男なのだろうか?
どこから行っても遠い町。。。。
ある意味、男女間の普遍的な違いなのかもしれない。互いが遠い町なのだが、時の流れの中に自然に形作られる関係。
高之はたしかに駄目な男なのかもしれないが、そんな駄目な男に恨みを言ったり罰しようなどとしない女たち。
この男女間の関係は、「ニシノユキヒコの恋と冒険」に見るニシノユキヒコとその周りの女たちとの関係にも見られると思う。
もしかしたら、千秋にも順子にも高之への恨みや罰しようとする意思はないのかもしれない。どうしようもない男。。。。。あまりにも自然体の?
この男女間は、男にしても女にしても互いに互いが遠い町なのだが、同じ時間の流れに生きていく。
高之は思う。
誰もおれを罰してくれないなら「おれが、おれを罰する事しかない」と。
これがどのような顛末を高之のもとに起こるのかはわからない。
ニシノユキヒコのように墓も入れずに。。。。?
あるいは、「真鶴」の主人公の「京」の夫の「礼」のように失踪をするのか、「光って見えるもの、あれは。」の「大鳥さん」のように馬を見て逃げたくなったからと逃げてドロップアウトをするのか。
高之という男の描き方に川上さんらしい視点がありますし、それは、この間の一連の作品の中で男の姿を常に見つめる川上さんがいるということでしょう。駄目な男かもしれないが、どこか味のある男たち。。。。。そしてその周りの女たちもある意味煮えきれないのかもしれない。
【2008年】
(記事なし)
【2009年】
(記事なし)
【2010年】
過去があり、現在という一瞬がリ、未来がある。
現在が一瞬にして過去になり、それは未来においての現在となる。
人の歴史の長い時間の流れはこうして積み重ねられてきた。一瞬の時間の流れは未来のどこに向かって進んでいるか見えにくいが、長い歴史の流れを見れば右往左往しながら間違いの中で逆流したりしながらも一つの方向に向かって進んできたことが見える。科学の発達や哲学や文学などの芸術のの発達などなど。その集約としての土台の上に立った政治。少しづつ発展をしてきたことに間違いがなく、この発展が未来の一つの方向として向かってきた。そしてこの時点から遠い時間の流れの先の未来があるわけである。
現在という今を落胆する必要はない。
ただ逆流を許さなければいいだけである。
そのためには近視眼的に今からの未来を瞬間湯沸し機的に、感情的に見てはならない。もちろん今を見つめなければならないが、見つめてからの一歩先という遠い未来を見つめていなければならない。そうしないとその目先の行動が単なる個人攻撃になり、批判のための批判となり、時には誹謗中傷という形も正当化されたり、正義のための暴力も固定肯定される。そうではなくて今現在を批判するのは、一歩前に進むものでなければならない。
今は理想的な現在という時間の一瞬にあるわけではない。社会もそのシステムも人間集団もそして個人という人間も発展してきた財産を持ちながらまだ足りない弱さを抱えているだけである。その弱さを単なる批判のための批判や個人に向けた感情的批判にしてはならない。一人の人間が生きている。そしてその一人の人間に他の一人の人間が接触している。ここに最小単位の人の弱さのぶつかりが出るだろう。しかしのその最小単位の人同士の中にもこれまでの歴史の発展した意識はある。発展してきた意識と現段階の弱さとの葛藤が未来を方向付けるだろう。
今という時代は大切ですなぁ。。。。
ムフフフ。。。
新車エコ減税 〇〇万円でテレビ購入
↓
液晶テレビ(大)1
同 (小)2
家電エコポイント 〇万円でうまいもの注文
↓
高級牛肉ほか
全国のうまいもの 〇万円 分
有効に税金を返してもらいました。。。。
うん。。。たしかに新車を買うという出費があったわけですが、帰ってくる税金は有効に使わないとね。。。。
【2011年】ツイッターつぶやき
銀色夏生著「今、この瞬間だけに生きよう。銀色夏生×まっきー×ミラ」(PHP文芸文庫)が昨日発売になりました。
まっきーさんは、アカシックリーダー、ミラさんはフォーチューンナビゲーター。。。。。
なんだかよくわかりません(笑)
ミラ三は、以前占い師として夏生さんとトークをしてその本が出ています。どちらの方も早い話が占い師なのでしょう。でも占い師といっても占いだけではなくて占いの中に相手の心の中を明らかにしていくといったような心理学的な心のケアに近いものがあるのかもしれません。リーディングというのもわかりませんが、このリーディングの中にミラさんもまっきーさんもいるのでしょう。
女性三人のトークライブを1冊にまとめた本です。
さてどのようなトークなのでしょうか。。。。
夏生さんご自身もリーディングの講座などを受けていらっしゃいますが、もともと相手の心を見透してしまうような眼光鋭いものを持ちなので心を見透すお三方のトークというものかなとも思います。心をいつも見つめる夏生さん。。。。
【2012年】ツイッターつぶやき
18日朝日新聞6面に「ホンダ集団訴訟 米で和解が成立」という記事があった。
2003年から09年モデルのシビックのハイブリッド車が対象だという。
アメリカの関係法律やシビックの実燃費がどのくらいなのかわからないが、昔から広告の燃費と実際の燃費の違いは言われていたし、買う方も燃費は参考程度で8掛けぐらいにあるいは都市部ではそれ以下に思いつつ見ていたと思う。ましてやエアコンでも使ったり渋滞を考慮したりすれば。。。それども広告の燃費は車を選ぶときの他車との比較には十分なところがあった。
インサイトも23区内の信号機の多いところでタッチ&ゴーを繰り返してエアコンでも使えば相当広告上の燃費より下がる。それでも信号で止まっても流れの良い場合で今の季節のようにエアコンを使わなければだいたい広告上に近い燃費が出る。ハイブリッドの場合は、山道に行けば登りで落ちた燃費を下りでほとんどガソリンを食わないので燃費は上がる。地方の道を走ればリッター30キロ以上いく時もある。このように見ると「燃費が広告よりも悪く、予想外の出費を強いられた」というのはどうなんでしょ?シビックハイブリッドは通常車と同じぐらいの燃費しか出なかった?
我が家のように遠出をしたり実家の行き帰りなど距離を乗ると、以前乗っていたガソリンだけの車に比較してリッター8キロから9キロぐらいは燃費が良いような気がします。燃費は平均20キロぐらいです。これでもガソリンがリッター150円とすれば相当な額が節約になっています。満タンにして仙台往復ぐらい。。。。こう見れば燃費の良さは確かでしょう。
もちろん広告上の燃費と実燃費の開きは小さくすべきだと思いますが。。。。
【2013年】ツイッターつぶやき
日本のバブル崩壊そしてアメリカのバブル崩壊と、どうも資本主義はどこかおかしくなってきている。日本を見ればバブルの崩壊の度に国が銀行や巨大企業を救済する経済対策がとられ。今のデフレと言われる経済の低迷もアベノミクスという形での銀行や企業(巨大輸出産業)の救済です。そのたびに企業が競争力をつければ国民生活もよくなると言われて夢を持たされ、同時に企業がつぶれたらどうするんだといったような恫喝がなされる。
国民は「米百俵」などと我慢を強いられていまだに生活は苦しくなっていくばかりである。
アベノミクスでは、TPPも含めて農業の切り捨て、労働条件の切り捨て、社会保障の切り捨てといった面が強く更なる国民生活の窮状は増していくでしょう。
常に企業を救済するために国民は我慢をするというものが常態化しています。それが資本主義がどこかおかしくなっていると感じさせるものとなっているのではないでしょうか?
国民生活を切り下げ続けなけなければならないとすれば社会に何かしらの矛盾がありそれが社会の効率性を下げているという事です。効率性を上げるといわば、賃金をコストだとして切り下げたり解雇をやりやすくするなどという生産性の向上が言われるわけですが、これが真の生産性の恒常なのかといえばデフレを招いてきたわけでその中で企業の生産性は落ちていく一方でした。真の効率性あるいは生産性の向上にはならずに効率性の低下になっている。結局巨大企業はピラミッド化しているわけです。人々が苦しむばかりの巨大建造物。
企業はその利益を生産拡大に結び付けることができずに金融資産ばかりを膨らませてそれを企業収益にするという架空の企業実績の中に置かれる。そのために労働者は低賃金化が進む。民間活力という言葉は過去のものとなり、民間こそが最も効率の悪いシステムになりつつあるという事でしょう。
ですから今求められているのはアベノミクスではなくて国民生活に直結した経済政策なのです。
「所得を再配分し、個人消費を促進、投資主導で輸出依存型の成長からの転換を図るとともに、内需主導型経済に向けて都市化の次のステップ」(ロイター・「中国は大胆な経済政策へ」)という中国。日本はアベノミクス。政策だから成功するしないはあるが基本的考え方が重要です。
【2014年】ツイッターつぶやき
今朝のツイートのまとめです。
男児母「容疑者に託児、以前も」 偽名使われ気づかず - 」(朝日新聞デジタル)母親が悪いわけではない。。。昔から認可保育園には預けられずに無認可とかあった。その当時はネットなどなかったけど
もちろん無認可やネットでの保育というものが悪いわけではないのですが、認可保育園の不足がずっと続いている中での子供を預ける緊急避難という状態もある。女性の社会進出と育児の保障というものの貧困化でしょう。
安倍政権は女性の労働力の活用を成長戦略の一つとしていますが、その女性の労働力の活用をただ単に安い労働力として活用し、働く女性の育児など働ける条件作りは個人責任(自助)とするのでしょうか?
同時に女性の社会進出は管理職を増やすといったものだけではないはずです。働く権利や平等と同時にそれは経済問題であり、特に生活のために働かざるを得ない実態に置かれているわけです。シングルマザー(ファザー)の実態はこれまでも多く報道されています。
今の日本は昔から比べても共働きの経済的な必要さが増しています。その中での女性労働は家計の足しにするといったものでしかとらえ切れていない社会です。女性が社会に進出することそしてその条件を阻止しているのが政治です。
その上今度は移民を促進するという。移民を受け入れる基本的な考え方はどうなっているのでしょうか?日本の労働力不足を低賃金で補うというだけの考えならば、移民の方々の経済状態や平等はどうなるのか。今の女性労働力に対する対応と同じになるでしょう。
特に今の日本は排外的になっている。その中で移民の方も日本で生活をしなくてはならない。下手をすれば日本人労働者の下に外国の肩の労働を置くことにもなりかねない。それは女性労働を男の労働の補完としてきた日本に染み付いた体質がそうさせるでしょう。女性労働も疎外されていた。
このような労働問題や労働の差別や格差そして社会そのものが人の労働を賃金面や雇用・労働条件において軽視していることが浮き彫りになっています。人の労働の大切さ、それは人の労働なくして富やサービスは生まれないことを忘れた社会なのです。
人の労働を大切にすることが社会の中に根付いていかなければ本気で女性労働力がどうあるべきかそしてそのための条件整備に何が必要化は見えてこないでしょう。社会の中における女性の状態がその社会の民主主義の状態を映し出しているのです。
スパーに買い物に行ったらタバコ売り場のア前で店員さんがしゃがんで何かをしている。。。
なんだろと思ったら4月からのタバコの値札をつけていた。買いだめしなくてはなぁとおもいました。でも、掛国身需要が景気の判断になるのも癪ですからやめました。買いだめするほど金もなかったし。タバコも10円から20円上がるようです。
さまざまな日用品が駆け込みで買いだめされているのでしょうね。
生活の隅々に値上げがおきます。値上げしないものは中身が変わるとも言われています。
すでに円安での値上げがじわじわと生活の中に入ってきているわけですしその上その値上げされた価格にさらに消費増税での値上げが加わりますから生活は相当きつくなっていくでしょう。
アベノミクスでの景気回復は実感のない景気回復になるだろうと今まで書いてきましたが、実感のない景気回復どころかその景気回復は生活を押し下げる中でのものでしかないということですね。そしてこれが成長戦略の中身だとすれば、結局は国や企業のための景気回復でそれは国民生活の犠牲において行われるに等しいものだということでしょう。
【2015年】ツイッターつぶやき
(記事なし)
【2016年】ツイッターつぶやき
(記事なし)
【2017年】ツイッターつぶやき
フリージアがたくさん開花しました。
風呂上がりにベランダに出たのですが、春の柔らかな風に良い香がしました。
しばらく香りを楽しみながら月でも見ようかと思ったのです月期はありませんでした。
残念。。。。。
赤と黄色が咲いているのですが、微妙に香りの違いがあります。
秋に球根を植えなおしたのですが、葉っぱは伸びると同時に風などで横たわってしまいました。プランタですから球根を深く植えることができなかったのも原因かな。。。。
横たわってしまった葉っぱはあまりきれいには感じないのですが、花の茎がピーンと伸びて花の芽が出てくるとあの甘い香りを思い出してずっと楽しみにしていました。
花の命は短くて・・・・
何も桜だけではなくて多くの花の命は短い。
一気に咲きだして一気に終わる。でも土の中では球根が大きくなって球根が分かれて数を増やす命の営みが続いています。そして来年はまた大きな花と数を増やしてくれます。
ちょっとかわいそうですが切り花にして部屋の中に飾りました。時々香りをかいでいます。
そういえば公園に散歩に行ったらこぶしの白い花がたくさん咲いていました。
木々の若葉もちらほら。。。。
雑草も含めて花がたくさん。
春ですなぁ。。。。。
夜半からの雨風がやんだら
空からさっと日の光が降りそそいだ
きらきらと七色の光は
桜の木にも降りそそいだ
あまりにもきれいなので出窓から眺めた
すると七色の光が集まって
3センチほどの桜の精があられた
蜂のような羽をパタパタと
枝の周りをゆらゆら飛んでいた
おやと思いながら外に出てながめることにした
桜の精は桜のつぼみに近づくと
「えいっ!」と、スティックを振り下ろした
つぼみは開かない。。。。
「開きませんなぁ。。。」思わず声をかけてしまった
桜の精はびっくりしたように振り向き
頭をポリポリと掻いて「あハハハ。。。。。」と
そして大きく息を吸い込んで「えいっ!」
「だめですなぁ。。。。」という言葉が終わらないうち
桜の花がスローモーションのように
1輪咲いた
「ほう、たいしたものですなぁ。。。」
桜の精はにこっと笑い鼻の横をかいた
それから新前桜の精はそそくさと
10輪ほどのつぼみを開かせ
また七色の光に消えていった
「ほう。。。。」しばらく桜の木下で
心の中でパチパチ手をたたいた
(旧ホームページより)
【2018年】ツイッターつぶやき
東京は桜の花がちらほら。
明日からだいぶ寒くなるようですから今週の週末あたりはきれいかもしれません。
上野や浅草の下町の情緒が好きなのですが、桜の季節になると、東京都が運航する夜桜船を思い出します。
浅草の桟橋から隅田川下ってまた浅草に戻るコースです。都営の観光船ですからそうも高くないと思います。ちょっと飲みたいときは。。。。ほろ酔いセットも。
浅草や上野で食料を買い出しして持ち込むのも楽しいと思います。
子供たちが小さいころはよく行ったのですが、最近は行っていません。桜の花を見ると時々子の夜桜船を思い出すのですが、ついおっくにもなってしまいます。。。
お彼岸中の寒さも終われば暖かくなるかな・・・・・
東京にお出かけの際は検討してみてください。
【2019年】ツイッターつぶやき
天気が良く風もないので松葉ボタンの種をまきました。
最近は花屋さんでもあまり見なくなりました。たまにあっても数が少ないですし3本ほどひょろっと伸びたような物しかありません。わが家は去年たくさん種を採りましたので密集するように咲きます。今年で4年目かな?
ビニールのポット(花屋さんの花の苗を売っているときのもの)で19鉢まきました。
発芽率がどのくらいかわかりませんが多めに種をまいて、発芽したものの中でも途中でダメになりますから最終的には10本から15本ぐらいになります。これが成長すると枝目もたくさん出ますからボリュームがあります。
色は5色混合です。赤、白、クリーム色、黄色、オレンジ。。。。。
4年目ですから色も混ざるのか?変わった色も出ると思います。
でも、赤がどうしても強いので増えていきます。意識的に黄色や白そしてクリーム色の種を採ったのですがどうなるかなぁ。
この色の組み合わせがどう出るかも楽しみの一つです。
ポットの数が多いので花の好きな人に配ります。
フリージアがだいぶ咲き出しました。よい香りです。
金のなる木の花はほぼ満開できれいです。
ビオラはたくさん花をつけています。1本ダメになったところにはバージニアストックを植えましたがだいぶ大きくなりました。
朝日新聞によると、認可保育園に入所できなかった待機児童が65000人いたそうです。
今後無償化が行われた場合、さらにこの待機児童数は増加をしていくでしょう。
すでに無償化に賛成する自治多はゼロだという。待機児童の増加と保育の質の低下が言われている。
さらに待機児童の増加により認可保育園に入所できる家庭と入所できない家庭での不平等さが生じる懸念も出ている。行政のサービスを平等に受けられることができないのは差別化にもなります。
外国人労働者の受け入れを行うことを決めたが、受け入れるにしても何の具体的な物が決まっていないといわれているが、無償化についても何の具体策がない状態。
選挙目的の小手先の政策と勘繰りたくもなる。
【2020年】ツイッターつぶやき
PCR検査もしてもらえず風邪の症状でも外出を控えてじっと自宅待機の人々。そして陽性の判定を受けた人々と家族。
この実態が隠されています
生活や雇用はどうなっているんでしょ
2011年の原発事故での避難者の皆さんの苦しみと同じように見えてきます。
自己責任社会(政治)を許してはいけません
(ツイッターより)
【2021年】ツイッターつぶやき
尾身さんが記者会見をして「マンボウ」という言葉を多用したようです。ネット上では「マンボウって何?」というツイートも多くなっていたようです。
ブログでは緊急事態宣言を解除して政府は何を行うのかとして5項目の政府の提言について書きこれまでと変わり映えのない個人責任を問うものでしかないと書きました。しかし今後政府が宣言解除後に何をするのかという点ではこの「マンボウ」が最重要になってきそうです。
小池都知事が飲食店の営業時間については、唐突に罰則を設け命令を守れない場合は30万円の罰金を言い出しびっくりしました。この命令こそが「マンボウ」の正体なのかもしれません。
「マンボウ」とは「まん防」で「まん延防止等重点措置」の略です。
「まん防」は緊急事態宣言発令にまでは至らないが新規感染者数の増加傾向や医療機器を見ながら緊急事態宣言に至らないようにする措置を行うといったものです。ですから21日で緊急事態宣言が解除された場合、それに代わるものとして発令されるようになります。
しかしyahooニュースによると、その問題点を弁護士が次のように指摘しています。
「発令後の罰則の条件も政令でポコポコ追加していくことができる。政令なので、国会の審議に関係なく政府が出してしまえるので、いつ、どういう行動で罰則を受けるのかがわからなくなってしまうかもしれない。そして解除の基準、出口についても“総合的に考慮”のような形になっているし、延長の回数制限もない。これでは“まん防無限ループ”みたいな状態になってしまう。」
としています。
「罰則の条件も政令でポコポコ追加していくことができる。政令なので、国会の審議に関係なく政府が出してしまえる」これが一番危険ですし、緊急事態宣言には罰則がありませんから「マンボウ」の方が緊急事態宣言よりも国民を縛るための命令がきつくなされることになるでしょう。
第四の波をどう抑えオリンピック開催を行うか。。。。。
このためにさらに強い国民への自己責任を強いるために命令を連発していく。小池都知事の30万円の罰金のようなものも増えてくるでしょう。
21日で緊急事態宣言が解除され喜ぶ意見がテレビ画面に出てきていますが、自由が拡大するのではなく、自己責任がさらに命令という形で現れるのです。
【2022年】ツイッターつぶやき
円下落が止まらないニューヨークでは119円台になっているという。
この要因は日銀の量的緩和の継続方針によるものが大きいようです。
一方では日本では「悪い物価上昇」が起きていることを日銀は認める。
原油高や穀物相場によるものだとするが。
しかし原油も穀物も輸入をしているわけで円が下落すればその分価格は跳ね上がる。
経済成長を伴わない物価高は悪い物価高である。日銀の量的緩和が経済成長をもたらさないで、円の下落を産み、その円の下落が悪い物価高を産み、悪い物価高は経済を混乱させる。
日銀の混乱は経済をも混乱させる。
【2023年】ツイッターつぶやき
今奨学金を利用する大学生は50%ほどいるらしい。親も一人暮らしをする子の生活費から授業料まで出してあげる余裕もないでしょう。どうしても授業料ぐらいは奨学金でという人が多いでしょう。
卒業後返済がはじまりますが、月に2万円程度を15年以上返済しなければならないそうです。
大卒と言っても初任給はそうは多くありませんし、正社員ではない中小企業や不安定雇用となると賃金も少なくなるでしょう。
生活が苦しい中で奨学金の返済ですから相当生活を切り詰めねばなりません。
今の若い人は車離れが進んでいると言われていますが、車のローンを組むのは厳しいでしょう。中には結婚を躊躇する人も出ているようです。
大学進学率は50%を超えているそうですが、大学ぐらいは出ておかないと、という社会になっているようですね。その他専門学校や短大もありますから教育費は昔に比べると相当な負担になっている。昔は高校ぐらいは出ておかないとと言われていましたが、今は大学まで。昔は高卒がやっていた仕事を大卒が?
その大学に行くには子供のころから塾や習い事も。
これでは少子化にもなるのは当たり前ですね。
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