夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2014年10月23日(木)「浪費を減らすこと」

2014年10月23日 22時46分31秒 | 「政治・経済」
資本主義は貨幣経済ですから富裕層は金を持っていることから社会的平均値よりも贅沢をすることができる。この贅沢に浪費はつきものでしょう。でかい家を持って照明も冷暖房も必要以上に使うことができる。一般家庭では経済的理由で節約を行う。この格差を見ると格差とは一方における浪費と一方における節約となる。平等性はこの浪費を抑えて節約しすぎにならざるを得ないところに持っていくということである。
よく日本国内で出る残飯の量が問題になってその残飯の量の食料品を貧しい国に持っていけばどれだけの人々が餓死せずにすむかといった問題提起がある。これは何も日本と外国との比較ではなくてコンビニなどで消費期限切れの弁当などをゴミとして浪費するならそれを節約すれば路上生活の人たちに配れるといった問題提起にもなる。社会構造上の浪費と極度な「節約」を強いられる格差。
経済的格差は、大企業や金融市場にだぶついた貨幣を生む。一方では貨幣を極端に「節約」せざるを得ない人たちがより我慢を強いられる人々がいる。ここには貨幣の浪費と一方における節約が出ている。
最近は労働力の使い捨てという言葉が出ている。労働力の再生産の困難は少子化を生んでいる。これは労働力の浪費にあたる。一方では労働力を維持できない人々を生む。
経済成長と豊かさとは浪費できる人々を多くするということではない。富裕層を増やして一方ではその数十倍の貧困層を増やすことではない。

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