十五夜翌日。
餅つきしているウサギさんがはっきり見えた月。
酒を飲む人に言いたいことがある。
特に、「毎日飲む」「泥酔することもままある」
「酒を飲まないと眠れない」「ストレス解消が酒である」という人に。
『あなたはいつまでも若くない』
『健康で飲めているうちはいいが、そうでなくなった日のことを考えるべきだ』
.....と。
みょうがの花が咲きました。
飲もうにも体が受け付けず、
つまりは、眠ろうにも、「酒の力を借りないとままならず」。
どうにもならぬ日が来たら。
どれだけ苦しむかと。
今のうちに考えておいたほうがいい。
もし.....
もし、私の父が、毎日酒の力を借りる人でなければ。
彼は死なずに済んだかもしれないと、私は今も考えるのだ。
酒と鬱の相関関係については、たびたび言われていることであるし、
アルコールを飲み続けることによって起こると言われる脳の委縮は、
実はそれが始まる以前の、
『人格を決定づける前頭葉における機能のマヒ』(=酔ってる状態)
の延長線上にあるという話もある。
つまり、『酒さえ飲まなければいい人』は、
結局、いい人ではなくなってしまうのじゃないかと。
酒を毎日飲む人は。
または多量に飲む人は。
「その気になれば明日にでもやめられるさ」が、
本当にそうなのか、一度しっかり確かめてみたほうがいい。
【酒】といえば、聞こえはいいが、
実際酒は薬物の一種に違いはなく、
それに依存しているということは、すなわち薬物依存ということにもなる。
それははじめ、眠りを誘う薬であったものが、
いつしか睡眠障害を起こすものとなり、
すなわち、睡眠と心身の健康は、密接につながるゆえに。
数日前。
私の父と、同じ歳で亡くなった人がいる。
酒で問題を数々起こしながら、
しかし一方で日本のために尽力し、数々の功績を残しながら.....
結局は酒が引き起こしたことで、その功績も、
国民の前に、なかなか見えない形になったままで。
その死には、不可解な点が多いし、
いろいろ噂もあるけれど。
望まない形になってゆく国を見ながら旅立たねばならなかったことは、
どれほど無念であったかと思う。
その方のご冥福を祈る。
この鳥、何の鳥?
鳩のようにも見えるけれどちょっと違うようで.....
雨で暗い中、望遠レンズで目いっぱい迫ったけど、これが限界。