朝起きて、鉢の根元に気付く。
「...ん?何かのつぼみ?」
触ったら柔らかく、
「あ!キノコか!!触っちゃった...」
「あら、バラの根元にも!」
調べたら熱帯性のキノコで、毒はないらしい。
なかなかの鮮やかな色だが。
その名も黄金キヌカラカサタケ。
日本には自生しないが、腐葉土などに紛れて夏に顔を出すらしい。
朝にはコロンと丸くて黄色が、夕方にはもうこんなだけど。
翌日にはすっかりしおしおで、キノコの青春はことに儚い。
ずっと最初の姿だったら、観賞用として大人気だろう。
『キノコの寄せ植え』とかあったら欲しいもんね♪