ランプシェードを買った『ついで』に衝動買い。
「あ!この熊のついた小物入れ、可愛い♪」
こちらも一目惚れで、買うことを決意。
お店の方に、「あの、熊のついた小物入れを下さい!」
と、しばらくケースの前で悩んだお店の方。
「...これ?」
「はい!」
ガラスケースから取り出して貰い、レジへ行くも、あちらは何か言いたげ。
「???」
(...ホントは売りたくないのかな?)
怪訝に思っていると、相手は言いにくそうに、こう切り出した。
「これ、熊じゃなくて、猫...なんですけど、それでも大丈夫ですか?」
「えっ!?」
しばし、互いに大笑い。
でもいいんです、可愛さと美しさに変わりはないし。
なんでもこれ、ブラックフォレストと呼ばれるシリーズのものなんだとか。
19世紀末頃から大流行した高級民芸品なんだって。
見れば見るほど可愛いくて、大満足!
「どこに、熊??」(^^;
そして「猫」~???
猫にも熊にも見えないです。。。
耳は熊みたい、しっぽは短いし、
手がねぇ、ひじょーにカワウソっぽいというか
下のほうに、ネズミっぽいのもいますので、猫なんでしょうね。
ネズミを捕まえようとしているのかな?
一見、たぬき?とも見えるのですが、
確か、このシリーズが作られた辺りには、
たぬきは分布せず...
やっぱり、ねずみっぽいのがいるところを見ると、
猫なんでしょうねぇ。
尻尾が短いタイプの。
陳列棚で隣に、木彫りの熊に似たものが並んでいて、
だから熊と思い込んでしまったのかも。
謎が残るところも、アンティークの面白さのひとつ。
そう思うことにします。