ヤツの名前は『オオカミウオ』
水族館でも見かける、なかなかの面構えのヤツ。
すんごい歯と、大きな頭、そして、なぜか心臓が、意外なほど小さい魚。
見た目に反して、味はなかなか♪
日本では、あまり一般的ではないけど...
北欧では料理によく使われるとか。
フィッシュ&チップスとかね。
ただ、皮の部分だけは壮絶に臭いらしいので(笑)
そこはがっつり取り除いて。
本日のメニュー。
『オオカミウオのムニエル・オレンジのソース』は大好評でした♪
オオカミウオさん、ごめんね、ありがとう。
意外にも心臓が小さいっていうのが、なぜか笑える。
凶暴っぽい面構えに、ノミの心臓。笑
そう深くない海に生息しているのかな~。
もし深い海にいたり、海水温度が低いところにいたら
心臓は大きくないと体がもたないように感じてしまうけど、
生き物の体って実にうまくできてるなって感心してしまう。
この顔で皮が臭い…。
ナマコやタコとかシャコとか、一見まずそうな魚とか、
最初に食べた人は勇気あるよなーって思います。
海の生き物は本当に不思議で、
『こいつ、すんごいエコに出来てるんだろうなー』
って感じのオオカミウオの心臓も、
そんな不思議のひとつなのかもね。
ゴンザ友人言うところの「松本清張に似てる」見た目にも、
臭い皮にも、きっと深い理由があるはず(笑)
ホント、最初に食べた人は勇気があったよね。
よっぽどお腹減ってたんだと思う。
でも、こいつは体も大きいし、
さばく手間もそれほどはかからないので、
食糧としてはとても優秀。
まあ、彼らにしてみれば、
食糧としてなんか見られないほうが幸せなわけだけど、
人は同じ生き物に、面白さを見出したり、
食材としての魅力を見出したり、勝手なモンだよね。