今日は中秋の名月。
日本人がこよなく愛するお月様が主役になる、風流な日だ。
何しろ、今も昔も、お月様は姿を変えていないから、眺めるだけで、はるか時空を超えたような気分になれるというのはなんともロマンチックで、初秋の爽やかな風、移ろう風景と共に、いやがおうにも気分は盛り上がる。
だから、こんな時こそ、しっぽりと冷酒でも酌み交わして、愛を深める、なんていうのがぴったりだと思うのだが.....。
しっぽりどころか我が家。
今夜はプロレス観戦に行ってきました(笑)
友人から突然招待券を頂き、張り切って出かけた日本武道館。
まずは入場口付近の長蛇の列にびっくり。プロレスは斜陽産業だと言われているのがウソのような盛況ぶりで、女性客や子供連れの客の多さにも驚く。
もちろん、大部分はむさくるしい男ども(失礼)ではあるが、若い子が多いのも意外といえば意外な現象で。
ただ、武道館興行といえば、一大イベントだろうから、地方興行のそれとは、多少客層、演出も違うだろうが、最近の格闘技ブームは、ただプロレスを「食って」しまっただけではなく、相乗効果も生み出しているのではないかと、勝手に推測。
総合格闘技とプロレスではまったく性質が違うけれど、鍛え上げた肉体と、それぞれの技術によって確立されたエンターテイメントであることには変わりがないわけで。
何より、ゴンザいわく、「受けの美学」があるプロレスは、子供にもわかりやすいし、家族みんなで見ることの出来る、楽しいイベントでもある。
それは、実際試合が始まってからの、初老レスラーが見せるコミカルな動き、絶妙な間のとり方にも顕れており、子供が臆することなく、大きな声で叫び、声援を送ることにも顕れている。
そう。
どんなスター選手の登場より、人気を集め、歓声を呼び起こし、観客を楽しませてくれるのは、厚い筋肉を覆う皮膚に張りを失くした、けれど輝きは失わない、まだまだ頑張る初老のレスラーたちなのだ。
そして。
プロレスを盛り上げるのはまた、観客の役目でもある。
熱心なファン達で埋め尽くされた会場は、統制のとれた歓声、合いの手、足踏み、拍手のタイミングで、さらに試合を盛り上げてゆく。
おそらく、プロレスファンはそんな一体感をも愛しているのだろう。
ガチンコ格闘技と違い、最初から最後まで笑顔で見ていられる、というのもいいところだし.....。
私とゴンザは大いに笑い、楽しみ、武道館を後にした。
すると......
人ごみの中、夜空を仰げば、そこにもまた、多くの人を楽しませてくれる月が.....。
何故だか、絶妙すぎる間隔で煙突の横にぽっかり浮かんでいる。
どうやら。
本来ならロマンティックな月も、私とゴンザには違う側面を見て欲しいようで。
ムード溢れる月見の宴に憧れながらも、お月様の思惑通り!?炭坑節を思い浮かべた我々なのであった。
あ~こりゃこりゃ♪
日本人がこよなく愛するお月様が主役になる、風流な日だ。
何しろ、今も昔も、お月様は姿を変えていないから、眺めるだけで、はるか時空を超えたような気分になれるというのはなんともロマンチックで、初秋の爽やかな風、移ろう風景と共に、いやがおうにも気分は盛り上がる。
だから、こんな時こそ、しっぽりと冷酒でも酌み交わして、愛を深める、なんていうのがぴったりだと思うのだが.....。
しっぽりどころか我が家。
今夜はプロレス観戦に行ってきました(笑)
友人から突然招待券を頂き、張り切って出かけた日本武道館。
まずは入場口付近の長蛇の列にびっくり。プロレスは斜陽産業だと言われているのがウソのような盛況ぶりで、女性客や子供連れの客の多さにも驚く。
もちろん、大部分はむさくるしい男ども(失礼)ではあるが、若い子が多いのも意外といえば意外な現象で。
ただ、武道館興行といえば、一大イベントだろうから、地方興行のそれとは、多少客層、演出も違うだろうが、最近の格闘技ブームは、ただプロレスを「食って」しまっただけではなく、相乗効果も生み出しているのではないかと、勝手に推測。
総合格闘技とプロレスではまったく性質が違うけれど、鍛え上げた肉体と、それぞれの技術によって確立されたエンターテイメントであることには変わりがないわけで。
何より、ゴンザいわく、「受けの美学」があるプロレスは、子供にもわかりやすいし、家族みんなで見ることの出来る、楽しいイベントでもある。
それは、実際試合が始まってからの、初老レスラーが見せるコミカルな動き、絶妙な間のとり方にも顕れており、子供が臆することなく、大きな声で叫び、声援を送ることにも顕れている。
そう。
どんなスター選手の登場より、人気を集め、歓声を呼び起こし、観客を楽しませてくれるのは、厚い筋肉を覆う皮膚に張りを失くした、けれど輝きは失わない、まだまだ頑張る初老のレスラーたちなのだ。
そして。
プロレスを盛り上げるのはまた、観客の役目でもある。
熱心なファン達で埋め尽くされた会場は、統制のとれた歓声、合いの手、足踏み、拍手のタイミングで、さらに試合を盛り上げてゆく。
おそらく、プロレスファンはそんな一体感をも愛しているのだろう。
ガチンコ格闘技と違い、最初から最後まで笑顔で見ていられる、というのもいいところだし.....。
私とゴンザは大いに笑い、楽しみ、武道館を後にした。
すると......
人ごみの中、夜空を仰げば、そこにもまた、多くの人を楽しませてくれる月が.....。
何故だか、絶妙すぎる間隔で煙突の横にぽっかり浮かんでいる。
どうやら。
本来ならロマンティックな月も、私とゴンザには違う側面を見て欲しいようで。
ムード溢れる月見の宴に憧れながらも、お月様の思惑通り!?炭坑節を思い浮かべた我々なのであった。
あ~こりゃこりゃ♪
「ロマンチック」な「愛」の形を
拝見させていただきましたー。
いいんですよ、べつにしっぽりといかなくても
同じ空間で同じ空気を感じ、同じノリで楽しめる関係こそ
大切なのだと、思います。
この世広しといえど、
趣味・嗜好が合うカップルが
(アベックでもよござんす)
はたしてどれだけいることか。
お互いに遠慮なく、
大いに笑い、楽しめるお二人、
とても素敵です。
アベック.....
そういえば最近、あまり耳にしない言葉ですねぇ。
なんか、淫靡な響きに聞こえるのは、私だけ!?でしょうか(笑)
我が家の場合、ロマンティックも淫靡も、
ま~ったく関係のない、二人なんですが。
確かに、ノリ、趣味嗜好が不思議なくらい
似ています。
いや。
一緒にいるうちに似てきた...かな。
そこにはゴンザの歩み寄りも大きく作用しているので、
私はただ感謝、なのですが、
ノリに関しては時折、ついていけなくなることが
あります(笑)
「恥じらいを捨てろ」ったって、ねぇ...。
でも、ゴンザ本人にも言ったことがあるんですが、
私は当初、「この人とはすぐ別れるな」なんて
思ってたんです。
それが、行きがかり上(おいおい)、
一緒に暮らしてみたら、なんだかゴンザがどんどん
変わっていって...現在に至る、なんで。
最初は「あんまり好みじゃないわ」なんて思っていても、
思わぬ方向へ転がる。
なんでも試してみるモノですな~(笑)
erimaさんは,プロのエッセイストになるべきと思うのですが,わたしだけでしょうか...。
そうですか~。そちらも「中秋の名月」でしたか~。でもなんだか、当たり前のこととはいえ、遠く離れた場所で、同じ月を見ていると思うと、とっても嬉しいですね。それに、住んでいる場所や国籍は違っても、人々が星や月を美しいと思う気持ちだけは、きっと一緒なのだと思えば、距離もぐんと縮まりますね。
この写真は、やはり夜の写真を苦手とする私がまぐれで撮った、偶然の産物なのですが、
ゴンザ曰く、「シャッタースピードが遅いときは、シャッターがおりた後も、しばらくカメラを動かさない」のがコツとのことです。そういえば、彼は上手に月を撮っていたな~。イギリスにも月を愛でる風習、ありますか?
ところで、プ、プ、プッ......プロのエッセイストに(キャッ恐れ多いです~)だなんて、あまりにご好意に満ちた見方をして下さることに、有難いやら、恥ずかしいやら、畏れ多いやらで、なんとお答えしていいのかわからない私(笑)とにかく、楽しみながら書いていることが、そんな風に言って頂けるなんて嬉しいですが、たぶん、私ごときの書く文では無理でしょう。何より今は、ここを訪れてくださる皆様に、楽しく読んで頂くことが私の目標であり、喜びです。
でも...やっぱり、そんな風に言って頂いて、ものすごーく嬉しかったです(えへへ)。
明日からの更新も頑張ろ♪
こちらでは,あまり月を愛でる風習はありませんが,なんと,月はチーズで出来ていると言われています。餅つきウサギと、チーズ。この違いは決定的な物があるとおもいませんか??(笑)
うう...ありがとうございます。継続は力なり!頑張っておちゃらけ、それをネタに長くblogを続けていけるよう、おちゃらけ道に精進します(笑)
チーズのような月.....。風流にはちと遠いですが、美味しそうではありますね。子供の頃には、あの「アルプスの少女ハイジ」の中でしか見られなかった、大きくてまん丸なチーズにどれだけ憧れたことでしょう!初めて本物を目にしたときには大いに感激し、浮かれて口にしたはいいものの、イメージとの落差にがっかりしたものでしたが...。いやいや、その時は特別ハズレの味だっただけ、なんですけれど。
そういえばイギリスはチェダーチーズの本場でしたね。やはりお月様も、人々の生活に即した、身近なものに譬えられるのだとすれば、やはり「ところ違えどみな同じ」で面白いですね。でも、これから熱帯夜に月を見たら、「なんだか溶けそう...美味しそう」なんて思ってしまうかも!?