最近、ベランダで咲いた薔薇を切花で楽しむ日が増えている。
イングリッシュローズは種類にもよるが、切花にした場合、せいぜい2日も持てばいいほう。切らずにいればプラス2日ほどは楽しめるから、かなり贅沢な楽しみかたではある。
けれど、小さなベランダに出る時間は限られているし、花を「観賞する」には切花にして、小さなガラスの器に生けた方が効果的。
特に我が家の自慢のアンティークチェスト(70年ほど前に作られたものなので、正確にはアンティークと呼ばないらしいが)には、同じイギリス産ということでイングリッシュローズがよく似合うのだ。
誰かが大切に長年使ってきたものには、かけられた思いと同じ分だけ、注がれた愛と同じ分だけ、深い味わいがあり、人の手に馴染んだ艶やかさがある。
人と人との出会いに何か運命のようなものがあるとするのなら、モノもまた、出会うべくして人と出会うのかもしれない。
そして。
私のかけた思いがそのモノをさらに味わい深くしてゆくのだと思えば、より一層思いも深くなる.....。
数え切れない花びらの重さにうつむいて、何かを語りかけるような薔薇と、
数え切れない思いと記憶を重ねて、味わい深さを増してゆく琥珀色のチェスト。
遠く海を越えて我が家にやってきた彼らもまた、出会うべくして出会った、運命のパートナーなのかもしれない。
これからも末永くよろしく。
イングリッシュローズは種類にもよるが、切花にした場合、せいぜい2日も持てばいいほう。切らずにいればプラス2日ほどは楽しめるから、かなり贅沢な楽しみかたではある。
けれど、小さなベランダに出る時間は限られているし、花を「観賞する」には切花にして、小さなガラスの器に生けた方が効果的。
特に我が家の自慢のアンティークチェスト(70年ほど前に作られたものなので、正確にはアンティークと呼ばないらしいが)には、同じイギリス産ということでイングリッシュローズがよく似合うのだ。
誰かが大切に長年使ってきたものには、かけられた思いと同じ分だけ、注がれた愛と同じ分だけ、深い味わいがあり、人の手に馴染んだ艶やかさがある。
人と人との出会いに何か運命のようなものがあるとするのなら、モノもまた、出会うべくして人と出会うのかもしれない。
そして。
私のかけた思いがそのモノをさらに味わい深くしてゆくのだと思えば、より一層思いも深くなる.....。
数え切れない花びらの重さにうつむいて、何かを語りかけるような薔薇と、
数え切れない思いと記憶を重ねて、味わい深さを増してゆく琥珀色のチェスト。
遠く海を越えて我が家にやってきた彼らもまた、出会うべくして出会った、運命のパートナーなのかもしれない。
これからも末永くよろしく。
運命って,本当に不思議です。物と物との出会いも、人と人と。そして,人と物,人と動物...。
私と夫も出会うべくして出会ったのでしょうね。まさか自分がイギリス人と結婚して,海外に住むなんて,想像もしていませんでした。いつも読ませていただいています。ご自身の 家族のこと、動物とのこと,軽々しくコメントできないことが多くて,そのままページを閉じてしまいますが,決してコメントを書きたくなくて、書かない訳ではないんです。書けないんです。私は勝手に同年代かな?なんて想像させていただいて...(ちがっていたらごめんなさい)。
こんな,一ファンが,世界の反対側にいることをお知らせしたくてコメントしました。
ピップまま
出会いは本当に不思議。
このblogを始めて、各地、各年代の皆様とこうしてお話が出来、元気になったり感動を分けて頂いたり、心のこもったコメントが頂けたりするのもきっと、運命のおかげです。
いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。実は私、最近自分の感情の赴くままに書いてしまったことが読んでくださる皆様の心を重くしてしまっているのではないかと、果たして、そんなことを書くのはいいことなのかと、自分に疑問を抱いていたところなんです。ですから、ファンだなんて言って頂けて、本当に有難い気持ちで一杯、勇気百倍なんです。
読んで頂けているだけで充分幸せなのですから、コメントのことなんて気になさらないで下さいね。
どうか、世界の裏側、ピップ君が駆け回るお庭から見上げるロンドンの空に、私の「ありがとう」が届きますように。
ピップまま様と間違いなく同年代のerima