引っ越し荷物がゴチャゴチャなのは大目に見て頂いて。
先述のチェストと同時期に、
『大使館流れの家具がある』
という噂のリサイクルショップで買ったキャビネット。
リサイクルショップで買うにはなかなかのお値段で。
こちらもかなりの勇気が要ったものでした。
どこの国製か、材質が何なのか、詳細はわからないけれど。
当時の店員さん曰く、
「同じようなものとは、二度と出逢わないと思います」
なるほど、あれから確かに同じようなものとは、出逢っていない。
もう十五年くらい経つはずだけど。
すごく重いのが玉に瑕。
でも、ものすごーく気に入ってます。
二人で暮らし始めて程なく、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったチェスト。
英国のもので、当時で「70年ほど前のもの」と、お店の方は言っていた。
猫足とリボン型の取っ手がとってもお気に入り。
木目の美しさも、深い艶も。
ちゃあこが亡くなってから、何も出来なくなって、手入れも怠ってしまったけど...
勇気を奮い起こして、そろそろワックスをかけてあげよう。
家財を触ることは私にとって、ちゃあことの思い出と向き合う、
苦しい時間でもあるのです。
随分前に買った花瓶。
引っ越しを期に、また少し調べたら、ネット上に沢山、似たような花瓶の画像が！
オークションサイトで、値段はまちまち。
けど、今のところ、うちのが一番、やっぱり綺麗（笑）
どうやらこれらは、中国の寿山石というもので出来てるらしい。
つまりこれは、『寿山石の花鳥図の花瓶』ってことかな？
個人的には、色合いと紋のバランスが好き。
鳥や花や、造形や色のバランスも。
見れば見るほど「やっぱり好き！」
ランプシェードを買った『ついで』に衝動買い。
「あ！この熊のついた小物入れ、可愛い♪」
こちらも一目惚れで、買うことを決意。
お店の方に、「あの、熊のついた小物入れを下さい！」
と、しばらくケースの前で悩んだお店の方。
「...これ？」
「はい！」
ガラスケースから取り出して貰い、レジへ行くも、あちらは何か言いたげ。
「？？？」
（...ホントは売りたくないのかな？）
怪訝に思っていると、相手は言いにくそうに、こう切り出した。
「これ、熊じゃなくて、猫...なんですけど、それでも大丈夫ですか？」
「えっ！？」
しばし、互いに大笑い。
でもいいんです、可愛さと美しさに変わりはないし。
なんでもこれ、ブラックフォレストと呼ばれるシリーズのものなんだとか。
19世紀末頃から大流行した高級民芸品なんだって。
見れば見るほど可愛いくて、大満足！
自宅の引っ越しに伴い、買ったランプシェード。
時々行く、アンティークショップで一目惚れ。
うんと高いものではないけれど、見るたびうっとり。
まだまったく片付いていない状況から現実逃避するにもぴったり（笑）
