みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

複合災害

2011-10-13 10:26:23 | 日記
原発事故と地震などの自然災害が同時に起こることを『複合災害』と
言うんだそうです。
地震学会などというシロモノは、以前から何の役にも立たない機関だと
思っているので、予知など期待していないから、地震は自然災害としましょう。
ですが、原発事故は、予想されたことでしょう。
いえ、予想してもらわなければ困るのです。
報道などで知った今までの数々の情報を合わせても、「なってほしくない」という
ノーてんきな仕事ぶりできた関係省庁のあり様がわかりますが、
昨日の新聞報道で、すでに経産省の保安院では中越地震における柏崎原発の火災を
調査していて、民間の調査会社に調査の委託をしていたことが分かりました。
しかも「公表性を感じなかった」という呆れた説明をしています。

今回、東京新聞の指摘がなければ、一般に公表されなかったのです。

しかももっと呆れたことには、報告書では この調査を基に地方自治体に向けた
留意事項を示しているので、保安院は素案を作成したのですが、
それは大幅に簡略化されたものだったそうです。
それを基に原子力防災小委が原発の立地自治体に対策を求めようとしたら、
自治体側の反発が強くて断念に追い込まれたそうです。

こんな悲惨な状況を生んでいるのは、いったい誰の所為なんでしょうか
今まで、何度となくこの日記に私が感じている想いを、好き勝手に書いてきましたが、
時として、それはエキセントリックだったかもしれませんが、
やはり、今、東北各県の自治体の知事さんたち言いたいのは
国ばかりを責めて「保障をしろ」とばかり言うのは止めたらどうでしょうか。
都合によって、「地方自治の問題だ」「国の責任だ」と言うのは
己の能力のなさを見せているだけです。
この「国の責任による保障」は、全国民の税金から賄われるのですよ。
被災を受けた県民の当然の権利とだけ言えるんでしょうか。

原発を受け入れた時点で、今回のようなデメリットを考えなかったのでしょうか
多額の援助金のメリットだけで安易に受け入れた代々の地方自治体首長に責任は
ないのでしょうか

とは言っても、地方自治にしろ、国にしろ、それを選んだ私達国民にも責任は
あると思っています。
この国の未来のために、未来を背負う子供たちのために、
私たちは目先のことだけではなく、先の未来を見据えて、
私達の代表となる政治家を選ばねばなりません。
これだけははっきりとしています。
コメント
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