秋真っ盛り、埼玉県横瀬の里へ秋を見つけに行きました。
夫と二人のんびり歩こうと思っていきましたが、
なにしろ秩父札所33箇所が入っているので地図を見ながらあっちこっちと(笑)。
同じような夫婦っているもんで、電車の中で一緒だった人と道中バッタリと会い、
お互い苦笑いでした。
横瀬駅からぐるっと周り、最終地点は西武秩父駅にしたのですが、
ひたすら歩いているところで『棚田あります』という小さな木札を見つけ、横道に逸れたら
観光にしている棚田だったのです。ちょっと眺めて帰ろうと思ったら
細い道を軽トラで走ってきたおじさんが「脱穀と精米を見て行って」と言うではありませんか。
ちょっこ見てから帰ろうと来た道を帰ろうとしたら、それまで草刈をしていたおじさんが
「上まで行ってよ。彼岸花もきれいだよ」と言うのです。
そこで進んでいくと、わぁーっと棚田が並んでいて、みんな稲刈りをしていました。
斜面を上って振り返ったら武甲山が見事にそびえ、その山々の美しさときたら・・・
声を失うぐらいの美しさでした。それに棚田の美しさ・・・
その景色を夫とふたりで独り占め(?)しながらおにぎりを食べたのです。
ほどよい気温と爽やかな風に浸りながら、すてきな秋の1日でした。