夫がキリギスからお土産に買ってきてくれたカモミールを染めました。
日本で市販されている染め用のカモミールは花だけですが、キルギスではお茶用として
このように売っていたようです。
重さは227g。茎が多いのでタンニンが多いと思われますが、ミョウバンで同浴染めにしました。
カモミールを染め液として2回煮出しました。
糸は絹2000dで、84gを2綛。
染めましたが、1綛は結びを入れて段染めにします。
丁子(ちょうじ)を煮出し、これを段染めにするために使います。
上はカモミールだけ、下は丁子の段染めを入れたところです。
いい感じの茶色が出ています。
段染めは渇きがまだ済んでいませんので、しょぼくれています。
カモミールは同浴染めといって染め液に、直接ミョウバンを入れてしまうので、
念のため、丁子の部分を鉄媒染しました。
カモミールの量に比べて糸が少なかったのと、茎が多かったので、
花だけのカモミールより濃い緑系になり、これはこれで嬉しい色に
染めあがりました。