みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

個展を終えて

2015-10-03 13:37:09 | 日記

    個展が終了し、力が抜けておりました。

    織り機もこんな状態でたたんでいます。

      

    が、そろそろ動かねばなりません。

    来週月曜日からカルチャースクールの教室も始まります。

    教室で一番長くいる人の教材ができていません。

    その前に、この個展の総括をしておこうと思います。

 

    2003年、第1回の個展を開いてから隔年で個展を開いてきました。

    場所は麻布十番、マンションの1階で、道路に面した全面ガラス張りのギャラリーです。

    ここで3回個展を開かせてもらいました。

    オーナーは「新人のクリエーターを育てていく」という理念の方でしたが、

    「歳を取ったので」という理由で閉廊され、次に私が選んだのは原宿駅前のギャラリーでした。

    ここも道路に面したビルの1階にある全面ガラス張りギャラリ-でした。

    ここで3回の個展を開かせてもらいました。

    ずっと、この先も私が個展を開く限り、このギャラリーはあると思っていたのです。

    ところが東京オリンピック開催が決まり、このビルは再開発されることになり、

    私の個展は宙に浮きました。

    二つのギャラリーは創作人が自由に表現することを後押ししてくれて、

    これに代わるギャラリーなど見つけられないと思っていました。

    今回のギャラリーは私にとって緊急事態的に見つけたものです。

    1週間を経て、感想は「とにかく疲れた・・」、それしかありません。

    今のところ、この後に個展を開く気持ちはありません。

    「区切りになるはず。目標があって毎日がある」などと夫は言い、

    それはわかります。

    ですが、今の私には酷な提案です。

 

    〇個展においでいただいた不思議な方々

     ○ その1-黙って入場。作品には注目もせず、窓側に一直線。

           声をかけたら「ここの窓から外を眺めたかったので」とおっしゃり、

           しばらく外を眺めて退場されました。

     ○ その2-入り口外で「ここの出展者の人と知り合いなんだ。観るから」と若い男性の声。

           入ってきた方は見も知らない方。後ろから仏頂面のカノジョらしき若い女性。

           いろいろ質問されて応えましたが、知らない方です。女性はあくまで仏頂面。

     ○ その3-初老のオジさまータペストリーたちを近くでジッと見て「これは何?」と。

               私「タペストリーです」

               「タペストリーって何?」

               私「壁に掛けます」

               「どうして?こんなもの掛けてどうするの?」

               私「掛けるのがお好きな方もいますから」

               「ヘンな話だね。邪魔なだけだね」

 

    もちろん、楽しんでいただけた方々、染めに興味を持っていただけた方々、多数でした。

    皆さま、ありがとうございました。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする