絵織りの『アルベロベッロ』が織り上がりました。
額 アルベロベッロ (40×32)
これは南イタリア・プーリア州にある世界遺産の町のアルベロベッロの名物:トゥルッリを
絵織りにしました。
真っ白い壁に黒っぽい円錐形の屋根を持つ建物ですが、まるでおとぎの国のような建物でした。
世界遺産ですが、実際に住居としても使っていて、なぜ、こんな建物なのかというと、
税金対策のためで、「すぐに屋根を崩して建物がなかったことにできる構造の家、
という庶民の知恵から生まれた家」だと聞いています。
少し空が暗くて建物も暗くなってしまいましたが、雰囲気は出ていると思います。
いかがでしょうか?
やはり、空の色に迷い、3回ほど解いて織り直しましたが、なかなか思うような色に
出会えませんでした。
あと、額物は2本予定しているのですが、どちらも『空』があり、悩まされそうです。
それとタペストリーが3本、それで飾り物は終了です。
体調が万全ではありませんが、頑張るつもりです。
いえ、頑張らずに 時には力を抜いてやり抜くつもりです。
≪KUU≫
あまり永くはしないつもりで、でもやらなければならないので 作業部屋にこもっていると、
外で KUUが、甘えたような声で鳴きます。
それでも無視していると哀し気な声で鳴きながら、その声がだんだん小さくなっていく。。。
一段落したのでドアを開けると、ドアの前にお気に入りのオモチャが3個並んでいるんです。
オモチャを持って待ってたんだな、と思うとグッと胸に来て「なんて可愛いヤツ!」とホロリ・・・
そのとたん、走り込んできたKUUが織り機に乗って「二ィ!」「ニィ!」「ニィ!」と
スリスリして甘えます。
「織り機が好きなの!? ヨチヨチ」と私。あっはは