先日染めた紅花の糸をやっとストールに織りました。
染めた糸です
キャンバス織りにしました。
これは模様織りがキャンバスに見えることから名付けられたものです。
紅花染のストール 60×190
春めいた光が輝く一品になりました。
190㎝あるので、二重巻きに巻いています。
模様織りの部分を拡大すると四角形が形作られて織っています。
私の感想は、ストール、マフラーを織ることは、糸を外さないように、美しく織るだけなので
淡々としていて楽です。
もちろん、そのために糸をかける整経という作業には、数日かけて細心の注意をはらいます。
”織り”というのは技術は必要ですが、その前に”整経”がきちんと為されていなければ
美しい織りはできません。
自動織機は知りませんが、手織りの工房では、整経専門の ”おとこし”さん
という人がいます。 ”おとこし”というのは”男”です。
きちんと計算して整経された織り機の前に、美しく織れる ”織り子”さん が座って
美しい作品が織り上がるのです。
この先は、織りと染めを、ゆるやかにやっていきます。
市販の美しい糸も織ってみたいです。