みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

レジェンド オブ クラシックスに酔いしれた夜

2019-10-03 10:35:51 | 日記

 

レジェンド オブ クラシックス というコンサートがあります。

3pieceのミュージシャンの饗宴です。

2014年からマニアに向けた(?笑)コンサートを展開しています。

チェロ:古川展生、ピアノ:塩入俊哉、ヴォーカル:藤澤ノリマサの3人が

この数年、年2回程度のコンサートを開いてくれます。

私が最初に知ったのは、帝国ホテルのナントカの間で開かれた時です。

少ない人数のオーディエンスを相手にクラシックの音楽を聴かせてくれる、

それはサロンのようで、憧れました。

実際には昨年、丸の内コットンクラブで開かれたときに初めて行きましたが、

それはもう、感動したものです。

元々、チェロの重厚な音が好きで、それに軽やかなピアノがあり、ヴォーカルが

藤澤ノリマサさんであれば、私にとって敵なしの音楽会です。

冬は八ヶ岳音楽堂でありますが、これは今度の冬に味わうつもりです。

  

この音楽会のノリマサさんはいつのもステージとは違うアーティストに見えます。

ほとんど微笑みもなくクラシックスを歌う彼に、1段高みを感じるのです。

出だしは『アヴェマリア』を作曲者を替えて3曲歌い、

「あぁ、いつもの開始だわ」と思わせてくれるところでワクワク感が湧き上がります。

『ニューシネマパラダイス』のテーマや『ロミオとジュリエット』など映画曲も

歌いましたが、すべてイタリア語でした。

「ジャンルの違う曲を失礼して歌いたいと思います」と言う言葉で

シャンソンから『愛の賛歌』を歌いましたが。この「失礼して」という言葉が

彼らしいと思って微笑みを誘いました。

これは越路吹雪さんが歌う歌詞で、日本語でしたが、今度はフランス語で歌ってほしいです。

ノリマサさんは激しい愛をぶっつける歌い方で、これは感動しました。

彼の愛する人にぜひ歌ってほしいですね。

 

古川展生さんは、最近TVで高嶋ちさ子さんにイジられて出ていますが、

もちろん、それが彼の実態などではなく、きちんとしたチェリストです。

重厚なお腹に響くような音で演奏に心を込める人です。

塩入俊哉さんも、映画音楽監督や、ミュージシャンのプロデュースをしていますが、

ステージに立てば、一人のピアニストとして美しい音を聴かせてくれました。

 

どんな時も期待を裏切らないノリマサさんの歌声に、私は最近、感動して涙を滲ませます。

人は時間を過ごし、いろんなことを経験すると、歌い方も厚みが増すんですね。

「美しい歌声」から、「深みのある音楽」へと進化していく藤澤ノリマサさんから

魂をいただく感じがしています。

 

いつもの少人数コンサートから、初めてのホールコンサートになった今回は

ミュージシャンも数々客席に見えました。

そして、渋谷の夜だからか、スーツ姿の会社帰りらしい若い人がいたのも新鮮でした。

元気が出たぞ!  ノリくん、ありがとう!

 

最近出かけることが多いので、KUUは落ち着きません。

でも今日のような”秋の朝”はご機嫌な様子でベランダに出たところをパチリです。

 

と、写真をアップしようと思ったら”見出し”にしかアップできません。

こういうときは、どうしたらいいんでしょう?やっほさん教えて!

と思って四苦八苦して、gooブログ事務局にまで問い合わせも上手くいかず、

新たに「新規投稿」から横入りしたらできた!やっほさん、お騒がせしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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