みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

憧れのアイルランド旅行 ③

2018-09-07 10:16:01 | 日記

 

8月19日 ケリー周遊路を行く

朝から小雨です。

さぁ、これから絶景を観に行くのにどうなることでしょう。

が、バス運行からしばらく経って、空は晴れてきましたので期待が膨らみます。

途中、大きな羊(それが牛のように大きいのです!!)が道端に居て

それを率いている老人が有料で写真を撮らせているのです。

背を向けた老人と、ツアーの皆さんが写真を撮っているのが見えます。

穏やかに微笑んだような羊と、それをメシの種にしている老人に「なに?」

という違和感を感じて、その羊には目もくれず、

少し離れた場所でジッと座り込んでいる茶色のわりと大きい羊をパチリ!

黒い斑点があり、その色にKUUを思い出しました。

KUUはどうしているかなぁ。

「おかあちゃま!」と鳴いてないかしら? エエ~ン(これは私)

 

空の色

晴れた空に黒雲が覆ってきます。これがアイルランドの空です。

やがてシャワーの雨が降ってくるのです。

 

私たちはケリー周遊路をキラーニーから左回りに回ります。

現在バスはこのコース、乗用車と自転車は右回りと決められているそうです。

混雑を避けているのでしょう。

 

途中、ヒースが一面に咲いています。

この季節、ヒースの満開がウリでもあります。

そういえば、ガイドさんによると、アイルランドの8月は秋だそうです。

8・9・10月は秋、11・12・1月は冬、2・3・4月は春、5・6・7月は夏

肌寒いほどの気候は当たり前のことだったんです。

 

 

ケンメアへ

ここは予定をしてなかったのですが、急きょ添乗員さんの提案で

ここにあるストーンサークルへ行くことになりました。

何の目的なのか、わからず「ストーンサークルなのだ!」というものです。

 

 

小さなものです

 

ここから海岸線に戻りセントジョーンズ海峡を抜けてアイルランド島の南端へ

もうここから眺めるのは大西洋です。

この海が好きで、海を眺めるホテルにチャップリンが別荘として 毎年家族で滞在していたそうで、

そのホテルを覗きましたが、今はその部屋の名残はなさそうです。ーウォーターヴィルー

ホテルから眺める海(すでに小雨です)

この景色をチャップリンは眺めたのでしょう。

海辺にチャップリンが例の帽子スタイルで立っている銅像があり、

皆さん、チャップリンと腕を組んで記念撮影をしました。

 

 

この日の昼食は予約したレストランです。

驚きません?

豆のスープの前菜に続いて出てきたのは、左はバスケットではありません。深皿です。

深皿からはみ出しているのはワラジのようなフィッシュの揚げもの、、

その下にはひき肉、またその下にはガッポリとマッシュポテト!!

右は日本で言うポテトフライです。その幅2cm、長さは10cmあったでしょう。

『フィッシュ&チップス』の豪華版(!)です。

私はジャガイモもポテトフライも苦手ですが、フィッシュの揚げものが大の嫌いです。

というか、これに使うコッド(日本語:タラ)が嫌いなのです。

いやぁ、さずがにため息をついて、炭酸水を飲むのみでした。

見ただけで満腹になって、申し訳ないけど、そのままお返ししました。

そういえば、昨日のお昼もフィッシュ&チップスだったんです。

もう、かないませんね。

 

バスに戻ってさらに周遊路を進みましたが、車窓からディングル湾越しに

ディングルという街が見え、ここは映画の撮影によく使われる土地だそうです。

ここだけではなく、絵になるのか、アイルランドではそういう場所が多いです。

霧の彼方に見えます。晴れていたら嬉しかったけど・・・

 

ここからバスは半島東部の山岳地帯に入ります。

雨の中でも羊は草を食みます。

体は真っ白で顔は真っ黒の羊です。

マルマル太って、やがて肉として人間の口に入るのでしょうか。

 

バスは一路山の中へ。でも、あたりは霧で真っ白。何も見えません。

ところが、添乗員さんが「残念ですが、ここがビューポイントです」と言って

苦笑しながらバスを降りた途端!!です。

サァーっと霧が晴れたではありませんか!

「日ごろの行いがいいとこうだね」と皆さん仰る(ガハハ)

 

羊は持ち主を表すために真っ白な体に赤や青のインクをかけられています。

 

そして、ここが ウリの『貴婦人の眺め』(レディース・ポイント)です

 

 

ふ~んという感じです。

なぜ『貴婦人の眺め』というのかと言うと、ヴィクトリア女王がここへ来たとき

「あ~ら綺麗!」と言ったことからだそうです。

 

帰ろうかとしたら、またまた霧、そして小雨です。

バスは一路、元の町キラーニーへ戻ります。

 

バスから眺めたこの辺りの家々です。

これは新しい家ですね。

 

 

すっかり疲れて、昨日と同じホテルに戻り、ホッと一息です。

 

明日は「アイルランド」と言えばここ! という『モハーの断崖』へ行きます。

このステキなホテルとも今夜でお別れです。

 


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6 コメント

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太陽恋しや (やっほ)
2018-09-07 20:28:32
「アイルランド」確かにどの画像も景色が湿っぽい(腕前とかじゃなく)ですね。
雨が多いと木々は大木化するのでは、と思えばそうでもないみたい。
草の生育が良いから羊さんは餌に困りませんね(笑)

真っ青に抜けた青空の下で景色を眺めたいところですね。
一日中晴れる日はないのですか?
それとも季節的なものですか?日本でいう梅雨時とか・・・

来る日も来る日もランチをスルーじゃ お腹がすいて たまったものじゃないですね(´з`)
駆け込むコンビニは ありそうも無いですね。
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フィッシュアンドチップス (茉那)
2018-09-07 22:27:14
「フィッシュアンドチップス」には思わず笑いました。
何処へ行ったときだったか(イギリスだったか?)、毎日お昼に食べさせられてなんて貧しい料理なんだとうんざりしたことを思い出しました。(御同様、フィッシュが苦手)

イタリア旅行の時はパスタ(スパゲティとマカロニ)中心。
夫と2人で街に出て食堂探し。

中国は朝から脂っこい料理ばかり。ここはお粥が出るのでいつも浅草海苔とふりかけを持参しました。

スコーンもあまり好きではないので「女王様がお召し上がりになっている」と勧められても「No,Thank
you」でした。

海外から帰国するとしばらくはイタ飯も中国料理もスペイン料理も敬遠していました。

食事は日本料理が一番と思っています。

でもこの景色は日本にいては味わえませんね。
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やっほさま (みっく・じゃが)
2018-09-07 23:23:26
アイルランドは1年の80%は雨の島で
Rainy Islandと言われています。
晴れる日は少ないんじゃないでしょうか。
イギリスもそうですよ。突然シャーと雨が降り、
アッと思ったら晴れてますもの。
だからイギリス紳士というと、常に細い雨傘を持っているのが代表的な姿です。
太陽が照る時間も少なくて、ちょっと晴れると喜んで、
私に言わせると「寒いのに」半袖Tシャツを着る若者たちです。

今回の旅で、2回ほど1日中晴れました。

昼食は、いつも満腹状態で少量しか食べれませんでした。
その代り、夜はしっかり食べましたから。
お酒もね。
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茉那さま (みっく・じゃが)
2018-09-07 23:32:49
イギリスは食事がまずいと言われていますが、
私は否定しません(笑)。
でも、イギリス観光旅行をしたことがないので、私はフィッシュ&チップスを食べたことがなかったのです。
娘がイギリスで高校生活をしていましたので、
イギリスの若者らしく生活をしていました。
イギリスの若者たちは街角で、
新聞紙にくるんだフィッシュ&チップスを食べています。
日本で言うと焼き芋感覚ですね。
私は日本で娘に連れられて、フィッシュ&チップスを食べました。
それで嫌いなものになったんです(笑)

旅行へ行くと、できるだけその国の料理を食べたいとは思っているのですが、
耐えられないものもありますよね。
返信する
ハハハ! (RIN)
2018-09-08 02:08:16
最近は 淡麗のロング缶を グラスで5口で飲む軟弱者ですが 老人の羊を写さず 孤高の羊を撮る感性には 拍手を送りたい!

ヒース、菊正宗のコマーシャルを歌ってた西田佐知子さんの エリカですか、、

しかし 家はともかく 敷地が広い!
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RINさま (みっく・じゃが)
2018-09-08 10:22:31
端麗生をグラスで5口・・・ですか。
残ったものはどうなるんですか?
まさか捨ててないですよね。

白い羊がほとんどの中で、この貴重な色の茶色の羊は
ボーっと立っていましたが、私がカメラを手に近づいたら
座ってポーズを取ってくれました。
ちょっとうつむいた感じがいいでしょ?

ヒースはそうです!エリカです。
しかも西田佐知子さんの歌だ、って!ファンでしたか?
結婚したら関口宏さんは家に閉じ込めて私たちから遮断したんですよね?

ヒースはスコットランドやアイルランドでしか見られないのでしょうか。
先年、スコットランドでも見ました。
名作『嵐が丘』にも出てきますよね。この本で印象に残っていたんですが・・
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