みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

教材60つづれ織りの壁掛けを作成

2016-02-20 16:22:17 | 日記

     教材60は『つづれ織りの壁掛け』にしました。

     絵の図案はこれです

     

     これは いわゆる”若者”です

     ホントはインディアンにしたかったのですが、知識も教本もなく、なにしろ急いでいます。

     どんな絵であっても、人物でさえあれば 色使いで面白いものになるのではないか・・これに賭けました。

     この絵は 幅21㎝ 長さ30㎝の紙に描いてありますが、壁掛けの仕上げは 27×40にしたいので 

     27×40の紙の中央に位置するように貼り付けます。

     そして織り始めます。

     左横の”アフロヘアーのお兄さん”から織り始めます。 

     

     つづれ織りというのは、縦糸を見せては失格です。

     着物の帯を想像してください。あれがつづれ織りです。

     そのため、縦糸には横糸が滑りやすい麻糸を使うのが一般的と言えます。

     そして、つづれ織りには『織りの原則』があり、これを守らなければ美しい織りはできません。

     ひとくちには言えなく、手取り足取りに伝えて、実際にやってみて、しかも繰り返すことによって

     身につくものなので、ここでは省略させていただきます。

     そして、完成です。

     

     これを、このまま壁に貼ってもよく、額縁に入れてもOKです。

     ちなみに、口 目 は織りあがってから刺繍ですが、それ以外は織りながら糸を変えていきます。

     簡単そうですが、実は難易度が高いものです。

     でも、しょっちゅう糸が変わるので、退屈せずに変化があって楽しいものです。

     こういう織りをしておくと、お好みの風景でも人の表情でも自分の感性のままに

     織るテクニックが身につくのです。

     どの教室へ行っても、つづれ織りは嫌がられます。難しいですからね。

     好き好きですから、無理には勧めませんが、「やってみたい!」という生徒さんには

     私が持っている技術をすべて伝授します。

     


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ステキです (林檎)
2016-02-20 20:36:19
みっくさん、こんばんは~

うわ~~っ、大変根気のいる作業ですね。
生徒さん達は、ひと作品出来上がる毎に腕も上がるのでしょうね。
喜びが想像できます。
このような作品を額に入れて飾ると、お部屋の雰囲気もパッと明るくなるでしょう。

この作品、この感じ・・・好きです~~。
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うううう ()
2016-02-20 20:56:31
もう少し手先が器用だったらなあ・・

>私が持っている技術をすべて伝授します。

と言ってくれている師匠がおられるというのに
とても出来る気がしません。

コレは大変そうデスヨ。( ̄_ ̄|||)

編み物でも糸を変えるのが大変と思うか
面白いと思うかで
向き不向きが分かりそうですけれど

これはまるで
プリンターがー印刷してゆくようですよね。
それを手でやるんですよね。

いやいやいやいや・・
素晴らしい。

70年代の若者な感じですね。
返信する
絵を織るのですね (ゆり)
2016-02-21 00:19:40
デザインを考えて、色も決めて、織り始めるまでの準備もひと仕事だろうなと思うのですが、その「絵」を織っていくのですね。自分で作るのも、かなりの技術と根気よさが求められるのに、それを人に教えるとなったら・・・!すごいエネルギーがいりますね。
でも、それだけにほんとに素晴らしい作品になるのだと思います。いつか見せていただきたいです!
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若者 (ようちゃんばあば)
2016-02-21 12:53:24
インディアンとカエジプトの壁画のような・・・を思い浮かべていましたが
「若者」をテーマにしたものが すごく面白くなるのですね。
熱意が伝わってきます。

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林檎さま (みっく・じゃが)
2016-02-21 15:01:52
ありがとうございます。

今、ここで披露しているのは、トップをいっている生徒さん向けのものです。
今までたくさんの教材をやりこなしてきた彼女には
これから何をやっていただこうかと相談したところ、
曰く「壁に飾るものを織ってみたい」とのこと。
といわけで、このところはこんなものをアップしているわけです。
でも、ちょちょいのチョイとやりこなされては困るので、
必然的に難度が高いものになります。
彼女も喜んでやってくれるといいんですけど。
返信する
麦さま (みっく・じゃが)
2016-02-21 15:09:49
↑のコメントにも書きましたが、
これは難易度が高いものです。
いきなりは難しいかもしれませんが、おいおいにやっていただければ・・・

確かに、70年代の若者でした。
今、若者はどんな服装をしているのですかね?
意外とつまんないんでしょうね。
渋谷へでも行ってみるか
返信する
ゆりさま (みっく・じゃが)
2016-02-21 15:17:44
絵織りは、私は風景が多いので、まず写真を撮って
それを絵に描き(色も付けます)、糸を選び、織っていきます。
写真も下手、絵も下手、どんどん自分のイメージが低いものになっていく・・・(笑)
 下は昨年9月の個展の時のブログです。
http://blog.goo.ne.jp/yuuzuru_2006/m/201509

よろしければ観てください。
返信する
ようちゃんばあばさま (みっく・じゃが)
2016-02-21 15:25:19
若者の洋服の色を決める時は楽しかったです。
こんな可愛らしいものを織るのは楽しいです。

さぁ、次へいかなければなりません
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Unknown (t-soleildor)
2016-02-21 21:14:16
いいなぁ~。やったことないけど、やってみたい!!
楽しそうです。図案を考えるのも面白そう!
何も知らないからこそ、言えるのですけどね。(笑)

お互い教える為の準備に追われますね。
楽しい反面、時には・・?おっと、、
愚痴らず、頑張りましょう!
いつかゆっくり話し合いたいですね~。
返信する
t-soleildorさま (みっく・じゃが)
2016-02-22 15:00:22
面白そうでしょ?織り上がっても可愛らしくて微笑んでしまいます。

大宮で体験が4人も!
嬉しいけど、大変ですよね?
私は体験した後に受講を申し込んできた人に、
申し込みの理由を尋ねたことがあります。
そしたら、『私の印象と教室の雰囲気』という言葉が返ってきましたよ。
自分がやりたいから、という理由だけではなく、
そういうことも大事なんだなと思いました。
思い当たりますか?
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