筬通しをして織っているところ
誰が名付けたのかこれを吉野織りと言います。
数段ずつ交互に模様を織ります。
本来は単色で地模様を表すのですが、今回は2色で織ってみました。
糸はシルク細糸、製錬したままの生成りの色と、ミョウバン媒染の五倍子の色で組み合わせました。
筬は糸の細さから、本来は6羽を使いたいところ、今回は5羽を使用、ですので柔らかく織れたと思います。
これが完成作品です。
今の季節にちょうど良く、または夏の冷房対策にも使えそうです。
長いので、背中と肩を覆えます。
世間はゴールデンウイークで遊んでいる人が多いのかもしれませんが、
私は毎年、作業場にこもり、織り三昧の時間を過ごしています。
↓の千鳥模様もステキでしたが これも渋くて好きです。
私はお安い日帰りバス旅をしますので バスの中での
冷房対策にはこれからの季節 ぴったりのマフラーです。
たっぷりの寸法もいいですね。
みっく・じゃがさんは 教えておられるのですね。
近くなら習いに行きたいですが残念です。
ありがとうございます。
もう、教え始めて永いです。
ホントは教えるより、作業場にこもって創作している方が
自分に合っているように思いますが、
お声がかかっているうちが華かなと思ってこなしています。