みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

この頃の生活

2020-05-19 11:29:21 | 日記

政府が行動自粛を要請して、3ヵ月になろうとしていますが、

私の生活は、自宅にこもり、スーパーは週一に決めて、それなりのペースを

作ってきました。

 

”自粛”というこの言葉ほど重いものはありません。

新型コロナウイルスを撲滅させるために、生活行動を自分で決めて責任を持つ、

ということは、当たり前にできるようで難しいようです。

どんなに新しい感染者が出ても、街をうろつく大人と連れられている子供たち。

テレビで観る限りですが、「こんな人たちと暮らしている自分」に嫌気がさします。

そして「開いているから」と言ってパチンコ屋に並ぶ人たち。

気が付いていないんでしょうが、それら全部が自身の健康に結びついていることを

悟れないんだなぁと思っています。

すべて他人事、目の前しか見られない人たち・・こんな大人に育てられる子供たち。

たぶん、こんな”大人”の親もそんな人たちなのでしょう。

嘆かわしいです。

テレビでは『禁止』のテープを貼られた公園の遊具を見て泣く子供と

不平を言う母親を写していましたが、なぜ、こうなった事態を

子供に説明できないのでしょう。

子供教育のいい機会だと思うのです。

こんなことは度々起こることではありません。

おそらく未曽有の事態は、経済も混乱しているでしょうが、

それもこれもコロナを押さえつけることで、収束へとつながるのです。

特定の誰かだけが被害者ではなく、国も企業も個人もみんなが被害者なのです。

国単位で何万人の死者が出ることは大変なことです。

「私はこれがしたい」ではなく「みんなで耐えて乗り切りましょう」です。

 

時間がいっぱいできたこの日々、私はテレビをずいぶん観ています。

過去に放映されて知らなかった番組で、いいものがいっぱいあったようで、

こんなことがなければ観られなかったと思うとラッキーでした。

今朝はNHK・BS103で東京タワーの建築のことをやっていました。

高校の修学旅行で初めて上った東京タワー333メートルは

「こうやってできたのか」と感心することしきりでした。

工事の方々のすばらしさ・・あの頃、高いところに登る工事人は

憧れの職業だったと思います。

 

工事と言えば、最近 工事の面白いことに遭遇しました。

私の住むマンションは道路一つを隔てて、大手スーパーがありますが、

4月末から営業しながら店内外の改修工事に入っています。

ウチのベランダは絶好の見学場所で、昔 大工さんに成りたかった私には

嬉しくたまりません。

外側に足場を組む時、出来上がって眺めた夫は「あれじゃダメだろう」と。

夫はゼネコンにいて、新入社員で現場にやられ、突然の現場監督になったので、

そのあたりは並の見物人ではありません。

そして、翌日 洗濯物を干していると「こんなんでいいのか!」

と言う怒号が聞こえました。

続けて「落ちるだろう!こことあそこと向こうと止めろ!」

「バカ野郎が!」「こんなことも分からないのか!」「バカかお前は!」

もっと激しい叱責の声の連続で、こちらまで震えあがりました。(笑)

夫はため息と共に笑い転げていました。

・・・順調に工事も進み、一昨日、外壁の工事が終わったのか、朝から

足場解体の大きな音が聞こえてきました。

間もなく、例の”親方”の激しい言葉が大音声で響き渡りました。

「バカやろ!」「こんなことも分からないのか!」「脳みそが空っぽか!」と

その叱り方は人格なぎ倒しのおもむきですが、

夫は「危険なことを知らない人間が多くて、こんなふうに言わなければならない。

必要なことなんだよ」と言いますが、その凄まじさには笑っていました。

「棒は渡す方が『はい!』と大声で渡し、受け取る方は『はい!』と大声で受け取る!」と

大声で言われると、その通りに「はい!」「はい!」のやりとりがあり、感心しました。

こうやって若い者は覚えていくのでしょう。

街中での工事で上から落ちて来た棒が頭に当たり亡くなる人が出る事故が続けてあり、

こんなことを教え込まれていたら、そんなことがなかったでしょうにと思うのです。

 

夫は役員になっても見物に行った現場で、下請け会社の工事人の頭のヘルメットが

載っているだけなのを見つけて注意したことがあると言っていました。

「ヘアースタイルが崩れると言う理由できちんと被らない若者が多くて困る」と

現場では言っていたようですが、もし事故が起こったら、その責任は親会社にも

及ぶのですから、上のものがしっかりしなければなりません。

 

新型コロナウイルスの吹き荒ぶ中で、こうやって仕事に精を出す人たちもいて、

私たちの日常は培われていくんですね。

私の周りの勤め人の人たちは、今回 テレワークの人も多くいて、

これで仕事が成立していけば、これからの社会のルールも変わるかもしれませんね。

朝の電車のラッシュもなくなるんじゃないか、と期待しています。

 


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6 コメント

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茉那さま (みっく・じゃが)
2020-05-20 15:35:57
やっぱり、パチンコはがギャンブル化で止められないんですね。
中毒ですよ。
パチンコ業界は北朝鮮とつながりがあり、
日本政府にも先の内閣で大臣をした人が業界とつながりがあると聞きました。
根が深いですね。
営業自粛となったって、「政府はどうにもできないだろう」と
たかをくくっていた感じがありますね。
先日もニュースで、パチンコ営業している人が
「これが禁止だと言うと憲法違反ですから」と言い放っていたので驚きました。
命の危機を守れない人たちに命じることができないのなら、
やはり「こんなときはどうする」という法律を作る憲法に
変えなければならないのではないでしょうか。
返信する
やっほさま (みっく・じゃが)
2020-05-20 15:24:22
ということは、肝心なことは人間が主導権を持たなければいけないですね。
それでいいのなら、進歩は伺えませんね。
いいことなのか・・考えてしまいます。

ノリマサ・ネタですが、昨年大晦日にボクシング大会で
国歌を斉唱したことを覚えていらっしゃいますか?
あれは新事務所になってから最初のお仕事でした。
あの時から『藤澤ノリマサ』ではなく『NORIMASA』に変えられ、マスコミへの華々しいデヴューを果たしました。
タレントなどのマネージメントなどしたことが事務所が、
今までのペーパーによる事務を一切やめ、ウエブでの事務に切り替えました。
それまでの大手レコード会社とも縁を切り独自のレーベルを立ち上げたので、
新曲が出ても販売のソースがなく、ノリマサさんがTwitterで
新曲情報の拡散をファンに頼む状態でした。
これしかなかったのかもしれませんが、寂しい限りです。

今はSTAY HOME状態で、外での活動はできませんから、
毎週5日は自宅のノリマサスタジオからLIVEをしてくれています。
演歌からシャンソン、ジャズ、カンツォーネ、オペラのアリアまで
実に幅広い歌を披露してくれて、その実力に感嘆しています。
ピアノを弾けるので、それができるのでしょう。
今のファンクラブだからネットを使って行動できるのでしょう。
ですが、このファンクラブの使い方を面倒で出来ない年代もいるわけで、
彼の枠の中で、どうしていくのか・・・
スマホがなければ参加できないって・・いうことです。
返信する
中毒症 (茉那)
2020-05-19 21:32:35
みんなが自粛しているときに出歩いている人や県を超えてパチンコをしたい人は一種の中毒症ですね。

子供時代からそうだったのか大人になって堪え性がなくなったのか分かりませんが、「生まれつき」ということはないでしょうから「生い立ち」に関係があるように思われます。

若いころにパチンコに現を抜かしていたという人が「損をすることが分かっていてもうずうずして出かけてしまう」と言っていました。
朝鮮系の経営者が多いそうで売り上げが半島に行くことが分かっているのに・・と今は足を洗ったそうです。

人は経験者に叱られながら成長していくものです。
それが現在は叱られるとすぐ不満を漏らす、これも親のしつけの問題かもしれません。
親の生き方を子は見て育ちますから親がまずしっかりしないといけませんね。
返信する
再登場しました ^^ (やっほ)
2020-05-19 21:06:53
AIに人間と同じ機能の手足を与えてしまうと、人間は必要無くなります。
AIロボットを自身の手で作り出してしまうからです。
空も飛べるし、人間よりも合理的な体形にしてしまうでしょうし。
使い道のない人間はペットになってしまうかも?

ノリマサさん、残念ですね。
どのようなシステムになるか想像がつきませんが、ご本人も財政的に苦しかったのかも知れませんね。
IT企業と組んで若いファンでブレークすれば良いかと思います。
そのIT企業は目の付けどころが良いですね。
みっくさんには大ショックですよね。
とりあえずどのようなものか見守ってあげましょうよ。
返信する
やっほさま (みっく・じゃが)
2020-05-19 17:26:40
まぁ、よくお解かりになられたこと!
KUUはこの気持ち良い気候にいそいそとべランダに出たとたん、
大音声で叱られる声を聞いて、ビックリして部屋に飛び込みました。
きっと自分が叱られたと思ったのでしょう。
ベランダからほど遠くまで退避してしゃがんでおりました(笑)

やはりやっほさんは次世代はAIだと仰るんですね。
その時は本当に人間は不必要になるんでしょうか?
メンテナンスは誰がするの?
できない人はいなくてもいい?
困ったなぁ。

話が少し俗っぽくなりますが、例のノリマサさんが
個人事務所から新しい事務所に所属したんですが、これがIT企業らしいです。
ファンクラブもすっかりIT化されて、いろいろ簡素化され
歳をとった方々が扱いに戸惑っています。
かくいう私もその一人で、いっそ会員を辞めようかと思っているところです。
このITというヤツは人間味がなくて嫌いですねぇ。

銀行はこれからもお付き合いがあると思うので、
人間味が無くなるのは生活に支障をきたすようで不安です。

団塊の世代・・・私もその一端を担っていますが。。。
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ケンセツマンの血が騒ぐ(^^ (やっほ)
2020-05-19 15:51:44
ご自宅籠りお見舞い申し上げます。ご苦労様でございます。
ご主人様は建築現場を見ると現役時代の血潮が騒ぎ出すのですね(笑
もっとも、籠り生活でストレス発散もあるのでしょうけども。。。
突然の怒鳴り声に驚くのはKUUちゃんではないかと思うのですが、その時の顔が見てみたいです(笑)

これから先の世界はテレワークより何より「AI・人工知能」の時代がやってきます。
人間の仕事が無くなってしまいます。
一番早く必要無くなるのが銀行と言われています。

その「AI・人工知能」もコロナウイルスに感染して知能を狂わされてしまうかも知れませんね。
なんて脱線してしまいました。ごめんなさい。。。

いずれ、社会秩序を守らない人が多すぎますね。
このコロナ騒ぎでよく分かりました。
それに、お年寄りが何処に行っても大きな顔をしているのは、団塊世代でしょうか?
その子供、孫世代の教育も問題かもね、責任を感じます・・・(・´з`・)
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