みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

『浮世絵展』へ行く

2020-01-07 16:11:25 | 日記

東京両国にある江戸博物館で昨年末から開かれている『大浮世絵展』へ行って来ました。

11月19日~1月19日まで開かれているもので、「必ず行く!」と思っていたのです。

 

今回 江戸博物館はメトロポリタン博物館、ボストン博物館、シカゴ博物館、

ミネアポリス博物館、大英博物館、などの外国博物館をはじめ、

国内にとどまっていた浮世絵約260点を集めて公開したものです。

ほとんどの作品が外国に流失していて、ため息が出ました。

言ってみれば日本の財産ですのに、かくも多数に散らばっているのかと思うと

慙愧に堪えません。

このまま日本に停めおきたいところですが、展示会が終わったら各国に

戻っていくことでしょう。

 

 

作品は歌麿の美人画、写楽の役者絵、北斎と広重の風景画、国芳の戯画の数々で、

誰も知っている作品ばかりでした。

やはり北斎と広重の風景画が好ましかったです。

本物はこうなんだなと鑑賞しました。

国芳の作品はテレビや本で見たことがありばかりで、その実物を見られたことは感激でした。

売店では絵の色を本物に近い形で再現したというレプリカ、これは2万3万の代物でした。

私は絵ハガキを数点、ささやかに買ってまいりました。

 

鑑賞料金は65歳以上はわずかですが割引になり、当然!身分証見せて恩恵にあずかりました。

中に入ると90%が老齢者で、これでは正価で入場した人は少ないでしょう。

時代の古さに比べて、色使いのすばらしさ、緻密な画法など、若い人たちにも

見てもらいたいです。

 

さて、外に出ると両国なので、12日から始まる大相撲初場所の気配に満ち満ちていて、

こんな風景がありましたので写してきました。

 

また場所がら、おいしいお店がいっぱい!

まだ11時でしたが、夫と二人でお寿司屋さんに入店、おいしくお寿司を食べて来ました。

お店の前に石で彫ったお相撲さんが組み合っている石像があり、力士二人の”お尻”が

撫でられ過ぎて光っていました。(笑)

 

両国は家から1時間ほどでしたので、大急ぎで帰宅。

玄関で飛びつくようにKUUが出迎えてきて、大騒ぎされました。

私たちが出かけることもあると、教えなければなりません。

少し甘やかしているかな?

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
茉那さま (みっく・じゃが)
2020-01-07 21:47:40
ご実家にお持ちでいらっしゃる!
やっぱり名家でいらっしゃるんですね。  
羨ましいです。

お金に困って売ったらしいですが、
”貧すれば鈍する”とはよく言ったものですね。

福岡・名古屋でも開催されるとのこと、情報ありがとうございます。
ブログ友で「観たい」と仰ってる方にお知らせしてしまいました。
茉那さんも骨折が全快して行かれるといいですね。
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やっほさま (みっく・じゃが)
2020-01-07 21:39:57
あっはっは、私もそれはお母さまへの嫁入りツールだったと思います。
だって、もともと浮世絵というのはそういうものだったんですから。
子供心には相当なショッキングなことですよね。
くっくく、やっぱりおかしい。。。
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くりまんじゅうさま (みっく・じゃが)
2020-01-07 21:33:51
3つの美術館を回っても観られませんでしたか。
残念で悔しいことでしたね。
ぜひ、東京へ、と書こうと思ったら、茉那さんという方のコメントで
1月19日の後は福岡、名古屋で催しがあるようですよ。そちらからなら福岡の方が近いんじゃないでしょうか?
ぜひ、お調べください。
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浮世絵 (茉那)
2020-01-07 20:59:49
楽しい浮世絵の鑑賞よかったですね。

実家に数枚の浮世絵があって大切に保存していますので、わたくしも浮世絵には関心があります。

メトロポリタン、ボストン、シカゴ、大英博物館で、日本のものなのに外国で観る口惜しさをかみしめていました。

戦後、日本の持ち主たちが大量に二束三文で外国に売ったと聞いています。

静岡由比の東海道広重美術館、
岐阜恵那の中山道広重美術館にも行ったことがあります。

東京の後、福岡、名古屋でも開催されるようですから骨折が治っていたら名古屋に行かれないかなと思っています。
返信する
浮世絵 (やっほ)
2020-01-07 20:53:12
子供の頃実家の茶箪笥の飾り棚に座布団に置かれた浮世絵人形が飾ってありました。
物心ついたころから置かれていたのだが、子供心ながら何気にひっくり返して下を覗いたら、なんと・・・
お侍さんと女性の露わな姿の浮世絵が・・・それを見た幼少の心臓がバクバク!
何が何か分からずながらも、秘密のなにかを感じてしまったのです(笑)
それ以来、浮世絵というとそれを思い出してしまうのです。(・´з`・)

あれはきっとお袋が嫁入りツールとして親から持たされたものだろうと思う。
松の内から なんと恥ずかしい思い出話をしてしまいました。
折角のお話に水を差してしまいました。。。ごめん。
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みっく・じゃがさんへ (くりまんじゅう)
2020-01-07 20:19:52
いいですね 行きたいです。ちょうど1年前米東海岸を旅行し
ワシントンナショナルギャラリー・ニューヨークメトロポリタン美術館
ボストン美術館と3つの美術館を回りました。

メトロポリタンとボストン美術館が浮世絵を多く所蔵しており
楽しみにしていましたが残念ながら どちらの美術館も
私が行ったときは 浮世絵の展示がなかったです。

教科書で見た印象派の画家の作品は 50㎝の近くで観ても許され
堪能しましたが浮世絵は 常時展示していると退色するとのことで
たびたび休ませる と説明がありました。

今回東京で260点もの作品を見られるとは 行きたいなぁ
ですが多分行けないと思います。東京にお住いだといいですね。
日本のお宝 浮世絵の多くのすぐれた作品が海外に流出して
寂しい限りですね。ああ 行きたいなぁ なんとか行ける方法を
考えてみますが・・。
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