昨日で今年度の授業をすべて終え、いよいよ学年末試験。本来なら勉強の苦手な生徒には補習を、というところだ。
ところが、競争原理導入の一環である「前期入試」が入ってきたため、生徒たちは、居残り勉強さえできず、入試準備のため、早々に教室から追いやられる羽目に。
高校では、どれほど学年末試験に生徒も教員も心血を注ぐか!それがわかっているならば、こんな日程は組むはずはない。
さて、その前期入試を明日に控え、本日は検査場設営、受験打ち合わせ、ことさら神経を使う。
そんな日に、教育委員会は校長を介して私に再任用拒否を通告して来た。
大阪府立高校教員の辻谷博子です。
~当該より緊急のお願い~
私は3月で定年を迎えた後も教壇に立ちたいと「再任用」を希望していました。
ところが、本日、大阪府教育委員会は校長を通して再任拒否を通告して来ました。
つまり、府教委は何がなんでも「君が代」不起立教員を排除したいようです。
彼らが本気ならこちらもこれまで以上に本気で挑むつもりです。
まずは第一弾として、当該より、明日、府教委にその理由を問いただしに行きます。
寒さ厳しき折に恐縮ですが、支援にかけつけていただければ嬉しい限りです。
どうか、よろしくお願いします。
◆ 大阪府教委に君が代不起立教員の再任用拒否理由を問いただす!
◆ 2月20日午後5時半から
◆ 大阪府庁別館1Fロビー
また、できましたら、下記大阪府教委に電話・FAX・手紙・メールで抗議の声をお願いします。
教育委員会事務局 教職員室教職員人事課 府立学校人事グループ
電話:06-6944-6893 Fax:06-6944-6897
メールアドレス:kyoshokuin@sbox.pref.osaka.lg.jp
住所:540-0008 大阪府大阪市中央区大手前3丁目2‐12 別館5階 教職員人事課です。
私は3月で定年を迎えた後も教壇に立ちたいと「再任用」を希望していました。
ところが、本日、大阪府教育委員会は校長を通して再任拒否を通告して来ました。
つまり、府教委は何がなんでも「君が代」不起立教員を排除したいようです。
彼らが本気ならこちらもこれまで以上に本気で挑むつもりです。
まずは第一弾として、当該より、明日、府教委にその理由を問いただしに行きます。
寒さ厳しき折に恐縮ですが、支援にかけつけていただければ嬉しい限りです。
どうか、よろしくお願いします。
◆ 大阪府教委に君が代不起立教員の再任用拒否理由を問いただす!
◆ 2月20日午後5時半から
◆ 大阪府庁別館1Fロビー
また、できましたら、下記大阪府教委に電話・FAX・手紙・メールで抗議の声をお願いします。
教育委員会事務局 教職員室教職員人事課 府立学校人事グループ
電話:06-6944-6893 Fax:06-6944-6897
メールアドレス:kyoshokuin@sbox.pref.osaka.lg.jp
住所:540-0008 大阪府大阪市中央区大手前3丁目2‐12 別館5階 教職員人事課です。
それとも、国旗・国歌に関する共通の問題とは関係ない日本独特の問題か。
もしも、それが日本独特の問題であるならば、我が民族の特性に焦点を当てて深く論じなくてはならない。
そうでなければ、理性的な解決は得られない。
「なんで人を殴るのか」と問えば、「態度が悪いからだ」と答える。
相手が服従の態度を示さないところが、気に入らないのであろう。
序列メンタリティに対する批判には鉄拳制裁で応ずる。
服従が足りない。当人は、やけっぱちになっている。
日本語には、階称 (言葉づかい) というものがある。
上と見るか、下と見るかの判断を迫る日本語を使えば、モノの上下に関する判断は常について回る。
この世俗的な上下感が日本人の判断を狂わせている。
理性 (理由・適当) 判断がないので、下とみられたものは、上からの暴力に抗することもむずかしい。
序列差法は礼儀作法の一環と考えられていて、無防備状態になっている。
上の者の声は、天から聞こえてくると感じられる。
「下におれ、下におれ」の掛け声は、昔から続いた為政者の要求である。
理屈はない。ただ、指導者の要求のみがある。
世俗の上下制度が唯一の頼りとなっている。
暴力は、「がんばって」の掛け声のようなものか。
序列に基づく精神力 (意気込み・気力) で、大東亜戦争に勝てるのか。
努力の空回りに気が付く時が来た。気力ではなく、知力 (intelligence) で負けた。
我々は、頭を鍛えなくてはならない。
だが、我が国の学歴社会の中では、頭を鍛えることは難しい。